2014年10月18日
「シャレード」オリジナル・サウンドトラック(フィルム・バージョン) 英盤
17日から西日本のイオンシネマで「いつも2人で」のリバイバルが始まっています。上映期間が短いので、お見逃し無く!!
★「いつも2人で」イオンシネマ“シネパス”
10/17(金)、10/20(月)〜24(金) 平日のみ
グループ5(西日本):茨木・りんくう泉南・三田ウッディタウン・加古川・和歌山・広島・綾川・大野城・戸畑・福岡・筑紫野・熊本の各イオンモールにて上映
(「いつも2人で」を初めてご覧になる方は、僕のもう1つのブログで先に“「いつも2人で」オードリーの髪型による旅の順番の見分け方”を読んでいただくと、時系列が混乱しないかと思います。)
前回お伝えしていたように、「マイ・フェア・レディ」の予約注文がアマゾンで取り消しになっています。
まずは私事ですが、9月末に大学の後輩のカフェで無料で弦楽四重奏を演奏してきました。全部で20曲くらいを2公演演奏したんですが、クラシックは有名なのを5曲くらいで、他はポップス系。その中でオードリーを5曲演奏しました。
なんか予想外に大好評だったらしく、第2回はいつやるのか?とかってカフェに問い合わせが来てるそうです。
僕も演奏後にお客さんから“すっごく良かったです!”とか“思い出の曲が嬉しかったです!”とかって言っていただけて、こちらも嬉しかったです。(^-^
演奏の最初に、来ていただいたお客さんに楽器紹介として1曲ずつちょっとだけ弾いたんですが、ヴァイオリンが「タイースの瞑想曲」とチェロが「昼下りの情事(魅惑のワルツ)」というしっとり曲に挟まれて、僕のヴィオラは他の人ほど上手くないので、どうしようと思って、これは笑いを取るしかない!と明るい「東京ブギウギ」にしました。
お客さんは結構年配の方が多かったので、これが結構受けたようでよかったです。(^^;;;
それに「東京ブギウギ」なら結構どの世代でも知ってますしね。
他に「ドラクエ」とか「雪だるまつくろう(アナ雪)」「愛の讃歌」「瀬戸の花嫁」なんかも準備してましたが、「東京ブギウギ」で正解でした。
演奏したオードリーの曲目は「ティファニーで朝食を(ムーン・リバー)」「いつも2人で(メインタイトル)」「麗しのサブリナ(バラ色の人生)」「シャレード(シャレード)」「シャレード(オレンジ・タムレ)」でした。
演奏前に、一曲ずつ解説を入れたんですが、オードリーのはもちろん僕が担当。
このうち「麗しのサブリナ(バラ色の人生)」「シャレード(シャレード)」は市販の楽譜なんですが、特に「シャレード」は William Zinnって人の編曲がスローテンポだし音が薄いし暗いしで、実はめっちゃキライ!!なんです。いっつも弾く度に苦痛で苦痛で…。
いつかメインタイトルのような軽快な編曲をしてもらって、楽しく弾きたいと思っています。
さて今回は、そんな「シャレード」のこないだ出たばかりの英国版オリジナル・サウンドトラック(フィルム・バージョン)の紹介。
映画で使われた本当のフィルム・バージョンのサントラはアメリカ版としてINTRADA社から2012年に先に発売されていましたから、なぜこれが今になって英国のHARKITという会社でわざわざ別物として出たのかはちょっと理解不能。
しかも今回の英版は全27曲で、最初に映るユニバーサル・ピクチャーのロゴに被る曲は入ってないし。
手に入れてわかったのは、この英国版はなんか全てが中途半端な印象だってこと。アメリカ版より1曲少ないのもその1つなんですけどね。
音はINTRADAと一緒の感じです。良くも悪くもなってないです。ほんのちょっとこの英国版の方が音圧が小さい感じ。
timeは、1曲多いINTRADAのが77分で、今回のHARKITが78分て公称だったので、いったいどーゆーこと?と思ってましたが、届いて納得。見事にHARKITのがそれぞれ1秒多いです。最後の曲は全く同じタイムなので、おそらく曲間が1秒ずつ多いのでしょう。
ジャケットがINTRADAがイラストで、HARKITが本当の写真なので、なんとなくジャケットデザインはHARKITが勝ったような感じなんですが、見ていただくとわかるように HARKIT のはなんかもっちゃり。原題の “Charade” のロゴも、きちんとオリジナルのを使ったINTARADAに軍配が上がります。それにINTRADAのはシャレードのタイトルバックのグルグル矢印も使ってますしね。
ライナーノート部分も、INTARADAはしっかりしたコート紙で16pだったんですが、HARKITのはペラペラのコート紙で8p。
それにHARKITのは着色カラーも使っていて、受ける印象はやっぱりもっさり。映画でのキーとなるある物をレイアウトに使うのも、映画のネタばらし的な感じで、ちょっと眉をひそめちゃうかな、と。
それにケースの裏面も、INTRADAのは曲名と画像をあしらっているのですが、HARKITのは曲名と一緒にちゃっかり自社の「ティファニーで朝食を」のサントラの宣伝をしています。
これって50周年記念盤じゃないの?それにしては妙に色がピンクっぽいけど…。品番(HRKCD8360)も書いてあるので、それで調べましたが、確かに50周年記念盤として出たもの。じゃあ、これはやっぱり単にピンクで印刷されただけやねんな、と。
と・こ・ろ・が!違うんですよね、この宣伝しているバージョン!
実際にこういうピンクのバージョンが出ていました!情報はこちら↓
http://www.soundtrack.net/album/breakfast-at-tiffanys-expanded/
これ、今年の6月に改訂版として出たみたいです。それなら品番同じにするなよー!って感じですね。各国アマゾンでは旧盤の方が載ってるみたいだし、新しいのが欲しくても、うっかり注文すると古い方が来そうです。
旧版(ブルータイプ)が過去のRCA盤(本当のサントラではない)にオープニングとオードリーの歌うムーン・リバーを足しただけの14曲だったんですが、新版(ピンクタイプ)ではさらにフィルムバージョンから終曲などが追加されて全21曲になってます。
が!今このCDを買う価値があるのか、めっちゃ疑問。
30曲以上の全曲はINTRADAの盤やブートレグ盤に既にあるし、今更こんな中途半端なもの出されても…。
というわけで今回の「シャレード」共々、安いのはいいですが、中途半端感は否めなくて、あまりおススメはできない感じ。
HARKITって、他の会社が既に決定版を出しているものを後から中途半端な物で出すのではなく、たとえばまだどこも出していない「いつも2人で」のフィルムバージョンや「華麗なる相続人」「パリの恋人」の完全版なんかを出せばもの凄く価値があると思うんですけどねー。
曲のオススメ度:★★★★★
このCDのオススメ度:★★★(INTRADA盤のほうがいいです)
★「いつも2人で」イオンシネマ“シネパス”
10/17(金)、10/20(月)〜24(金) 平日のみ
グループ5(西日本):茨木・りんくう泉南・三田ウッディタウン・加古川・和歌山・広島・綾川・大野城・戸畑・福岡・筑紫野・熊本の各イオンモールにて上映
(「いつも2人で」を初めてご覧になる方は、僕のもう1つのブログで先に“「いつも2人で」オードリーの髪型による旅の順番の見分け方”を読んでいただくと、時系列が混乱しないかと思います。)
前回お伝えしていたように、「マイ・フェア・レディ」の予約注文がアマゾンで取り消しになっています。

なんか予想外に大好評だったらしく、第2回はいつやるのか?とかってカフェに問い合わせが来てるそうです。
僕も演奏後にお客さんから“すっごく良かったです!”とか“思い出の曲が嬉しかったです!”とかって言っていただけて、こちらも嬉しかったです。(^-^
演奏の最初に、来ていただいたお客さんに楽器紹介として1曲ずつちょっとだけ弾いたんですが、ヴァイオリンが「タイースの瞑想曲」とチェロが「昼下りの情事(魅惑のワルツ)」というしっとり曲に挟まれて、僕のヴィオラは他の人ほど上手くないので、どうしようと思って、これは笑いを取るしかない!と明るい「東京ブギウギ」にしました。

それに「東京ブギウギ」なら結構どの世代でも知ってますしね。
他に「ドラクエ」とか「雪だるまつくろう(アナ雪)」「愛の讃歌」「瀬戸の花嫁」なんかも準備してましたが、「東京ブギウギ」で正解でした。
演奏したオードリーの曲目は「ティファニーで朝食を(ムーン・リバー)」「いつも2人で(メインタイトル)」「麗しのサブリナ(バラ色の人生)」「シャレード(シャレード)」「シャレード(オレンジ・タムレ)」でした。
演奏前に、一曲ずつ解説を入れたんですが、オードリーのはもちろん僕が担当。
このうち「麗しのサブリナ(バラ色の人生)」「シャレード(シャレード)」は市販の楽譜なんですが、特に「シャレード」は William Zinnって人の編曲がスローテンポだし音が薄いし暗いしで、実はめっちゃキライ!!なんです。いっつも弾く度に苦痛で苦痛で…。
いつかメインタイトルのような軽快な編曲をしてもらって、楽しく弾きたいと思っています。

映画で使われた本当のフィルム・バージョンのサントラはアメリカ版としてINTRADA社から2012年に先に発売されていましたから、なぜこれが今になって英国のHARKITという会社でわざわざ別物として出たのかはちょっと理解不能。
しかも今回の英版は全27曲で、最初に映るユニバーサル・ピクチャーのロゴに被る曲は入ってないし。
手に入れてわかったのは、この英国版はなんか全てが中途半端な印象だってこと。アメリカ版より1曲少ないのもその1つなんですけどね。
音はINTRADAと一緒の感じです。良くも悪くもなってないです。ほんのちょっとこの英国版の方が音圧が小さい感じ。
timeは、1曲多いINTRADAのが77分で、今回のHARKITが78分て公称だったので、いったいどーゆーこと?と思ってましたが、届いて納得。見事にHARKITのがそれぞれ1秒多いです。最後の曲は全く同じタイムなので、おそらく曲間が1秒ずつ多いのでしょう。

ライナーノート部分も、INTARADAはしっかりしたコート紙で16pだったんですが、HARKITのはペラペラのコート紙で8p。
それにHARKITのは着色カラーも使っていて、受ける印象はやっぱりもっさり。映画でのキーとなるある物をレイアウトに使うのも、映画のネタばらし的な感じで、ちょっと眉をひそめちゃうかな、と。

これって50周年記念盤じゃないの?それにしては妙に色がピンクっぽいけど…。品番(HRKCD8360)も書いてあるので、それで調べましたが、確かに50周年記念盤として出たもの。じゃあ、これはやっぱり単にピンクで印刷されただけやねんな、と。
と・こ・ろ・が!違うんですよね、この宣伝しているバージョン!
実際にこういうピンクのバージョンが出ていました!情報はこちら↓
http://www.soundtrack.net/album/breakfast-at-tiffanys-expanded/
これ、今年の6月に改訂版として出たみたいです。それなら品番同じにするなよー!って感じですね。各国アマゾンでは旧盤の方が載ってるみたいだし、新しいのが欲しくても、うっかり注文すると古い方が来そうです。
旧版(ブルータイプ)が過去のRCA盤(本当のサントラではない)にオープニングとオードリーの歌うムーン・リバーを足しただけの14曲だったんですが、新版(ピンクタイプ)ではさらにフィルムバージョンから終曲などが追加されて全21曲になってます。
が!今このCDを買う価値があるのか、めっちゃ疑問。
30曲以上の全曲はINTRADAの盤やブートレグ盤に既にあるし、今更こんな中途半端なもの出されても…。
というわけで今回の「シャレード」共々、安いのはいいですが、中途半端感は否めなくて、あまりおススメはできない感じ。
HARKITって、他の会社が既に決定版を出しているものを後から中途半端な物で出すのではなく、たとえばまだどこも出していない「いつも2人で」のフィルムバージョンや「華麗なる相続人」「パリの恋人」の完全版なんかを出せばもの凄く価値があると思うんですけどねー。
曲のオススメ度:★★★★★
このCDのオススメ度:★★★(INTRADA盤のほうがいいです)