2007年01月10日

その後の「ローマの休日」を決めたパンフ 63Rスカラ座版

 な、なんだか毎日びっくりするくらいたくさんの方に見ていただいてるようで…本当にありがとうございます。ものすごい励みになりますです!拙い駄文&長文ですけど、どうか今後もよろしくお願いいたします。m(_ _;)m

その後の「ローマの休日」を決めたパンフ 63Rスカラ座版その後の「ローマの休日」を決めたパンフ 63Rスカラ座版 今回は重要な役目を担った「ローマの休日」63リバイバル東宝版を紹介します。

 初公開時の「ローマの休日」パンフは、すべて髪を切って変身した後の画像を使用している(というか、正確には髪の短いオードリーのポートレートで、「ローマの休日」ではないのだけど…)のですが、この63リバイバルの東宝パンフからお馴染みのティアラオードリーになります。


(左が63年5月18日から上映の本命のスカラ座版、右が一般の東宝版)

 このティアラオードリーは63リバイバルのB2ポスターではまだ使用されておらず、チラシもこれではないのですが、この後70年リバイバルではパンフのみならずプレスシート、チラシ、ポスターとすべてがこの画像で統一されます。73年、85年、03年のリバイバルのパンフは別の画像になりますが、やっぱりポスターやチラシはこのイメージ。
 04年のDVD発売にあたっては、日本のパラマウント社が本国アメリカのパラマウントに交渉の末、許可を勝ち取ってこのイメージで行ったそうです。
 日本では「ローマの休日」といえばこの画像!という萌芽が、このパンフで見ることができます。

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 さて、このパンフには裏表紙違いがあります。日比谷スカラ座はハイシー、一般用にはハイシーとアリナミンの2タイプ。中身、ちょっと違います。2色刷りの部分。画像も載せておきますね。紫に見えるところは銀色系のパール色の紫です。

レア度:★(とりたてて珍しいものではありませんが、63年リバイバルの本命版です。ページ数も多く、読み応えがあります。)





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Posted by みつお at 00:00│Comments(2)ローマの休日
この記事へのコメント
このパンフ、今は手放してしまったけれど、
「ローマの休日」の中では一番好きなタイプだなぁ。
全体のデザインも配色もいい感じだし。
そもそも「ローマの休日」のパンフの中で、この
63Rのものを初めて買ったので思いで深いんです(*^_^*)
Posted by ゴマちゃん at 2007年01月10日 20:40
表紙はなんだかこの時代特有の雰囲気がありますよね。(^^
50年代のレトロ感でも、60年代後半からの垢抜けた感じでもない、
なんか独特の感じですよね。
僕は持ってませんけど、このときの「ローマの休日」ポスターも
そんな感じですよね。
Posted by みつお at 2007年01月11日 11:07
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