2016年12月06日

「パリで一緒に」オリジナル・サウンドトラック新盤 2枚組

 今回は、Kritzerland から発売された「パリで一緒に」のサントラCD新盤の紹介。

 今までも2005年に限定版ではない物が、レコードと同じ音源でサントラCD出ていましたが、今回はなんと豪華2枚組!

 Disc1が世界初のフルスコアバージョン、Disc2は別バージョン及び今までのサントラと同じ物を収録。

 よくもまあ音源を探し出してくれました!と感嘆しきり。
 もう「パリで一緒に」は2005年ので終わりだと思っていたので、こんな豪華なので出るとは思っても見ませんでした。

 2005年盤サントラCDはメインタイトルの頭が切れたまま収録されているという残念なものだったので、昔のサントラレコード→CD-R→itunesに落としたもの、がずっと必要でしたが、今回のでやっと不要になりました。

 まず1曲目のプロローグから、“うんうん、これ映画にあったよね!” って嬉しくなりました。「パリで一緒に」の映画世界に入るワクワク感そのままになっています。

 全曲聴くと、なぜ今までのサントラレコードとCDだけで満足していたんだろう?というほど漏れていた曲が多いです。

 なので、聴き進めるごとに嬉しい!とこれまたワクワク。

 効果音だと思っていたスイッチング(現実と空想の入れ替え)のシーンの音も入っていて、これまた映画を思い出して楽しい!

 この映画には往年の大女優マレーネ・ディートリッヒも一瞬だけ特別出演しているんですけど、その音楽も入ってる!

 (ちなみにディートリッヒはこのライナーノートでもど真ん中に見開きで大きく載せられてる!)

 ウィリアム・ホールデンが口述するマイヤハイム・メインタイトルの音楽だって嬉しい!
 
 そうそう、ドラキュラの洞窟のシーン〜追っかけっこの音楽も今までのには無かったよね!

 映画スタジオを逃げ回るシーンも無かった無かった!

 オードリーがバブルバスに入る時の音楽もそう言えば無かった!

 空港へ逃げるシーンの音楽、好きなのに今まで入ってなかったのに全然気付いてなかった!

 などなど、まさに「パリで一緒に」を初めて観た時に思う、“次は何が出てくるんやろ??” っていうびっくり箱のようなワクワク感満載のCDです!

 劇中劇のシーンと現実のシーンと2度出てくるチャチャチャの音楽も、今までは一緒だと思っていたのに、この2枚組CDには別の曲で入ってる!
 確かに聴き比べるとアレンジが違うんですよね。

 こういう、“2回出てきて、今まで一緒だと思ってたけど、実はその2回のアレンジが違ってた!” っていう曲が何曲もあったのが発見でした!

 また、今回今までは別のCDを買わなければ入ってなかったフレッド・アステアの歌う “THAT FACE” も今回サントラに初収録!

 ただし、映画同様最後まで入ってないのが残念!しかも映画とは切り方が違ってフェイドアウト。

 でもこれも映画と同じ効果音(?)付きだし、音は今までのアステアのCDより抜群に良いしで、これもいいよねー!って感じ。
 
 気になるのは “Tango No.1” という曲があるのに、何度見返してもNo.2が無い事。
 他の曲でNo.1があれば、No.2があるのに、これだけなんででしょう??

 もう一つ気になるのは “The Second Waltz” がメドレーと単独とで2回入っているんですけど、違いがわかりません。
 他の2回以上入っている物はバージョンが違うとか効果音抜きとかあるんですけど、これは一緒っぽい。

 もしや“Tango No.2” を入れようとして、間違えて “The Second Waltz” を収録してしまった…ってことはないでしょうね??

 あと、画竜点睛を欠く、というかなんとももったいないのはフランク・シナトラの歌う「エッフェル塔を盗んだ娘」が入ってない事!
 これはマイヤハイム・メインタイトルの途中で歌われるんですけど、そこがインストゥルメンタルのみになってます。

 Disc1は36曲79分以上で収録時間ギリギリなんですけど、Disc2は25曲56分とまだ余裕があります。
 なので、別バージョンとして入れておいて欲しかった!

 シナトラの「エッフェル塔を盗んだ娘」が入っているCDボックスが発売されていますが、それも権利元は同じリプリーズなので、収録は可能だったと思うのですが、シナトラ側がOKを出さなかったんでしょうか…。

 そのシナトラの歌が入っているCDボックスでは、映画そのもののホールデンの声とか手を叩く音とかタイプライターの音が入ってますから、音楽だけでは未収録だったんですよねー。

 シナトラの「エッフェル塔を盗んだ娘」が入る唯一のチャンスだったと思うので、ホントに残念です。
 それが入っていれば、「パリで一緒に」サントラとしては完全無欠だったんですけど…。

 あと、最近のサントラCDでよくあるんですけど、バージョンがいくつかあるものはフィルムバージョンが特典扱いってなんででしょうね。
 フィルムバージョンを最初に全部並べて、特典に別バージョン、というのが平常じゃないかと思うんですけどねー。

 これもメインタイトル、マイヤハイム・メインタイトル、広場のチェイスのフィルムバージョンが特典扱いで Disc2なのが不思議で不思議で…。

 でもトータルではとても気に入ってるんですよ!
 CDの盤面はDisc1が凱旋門辺りの地図、Disc2がエッフェル塔辺りの地図というのも凝ってます。

 2枚目を取り出す際に見えるのはウィリアム・ホールデンのみで残念…(↑の画像)と思いきや、実はケースの“2Disc” と書いてる下に柱の陰からオードリーがお茶目に覗いとうやん!(←神戸弁)

 いや、本当はレイアウトの失敗だと思うんですけど、こんなのも「パリで一緒に」らしいっちゃあらしい。
 1枚目の画像の左端で見えるかな?

 ジャケットも、これはアメリカの「パリで一緒に」ポスターの柄。
 「パリで一緒に」のビジュアルとしては72年リバイバルの日本版を上回る絵柄は世界に存在しないけど、お茶目な作りのこのCDにはこっちの方が合ってるかも。

 ライナーノートがレンガ色みたいなのがメインなのはダメっす。「パリで一緒に」はピンクだと思いますよ、僕は。

 でもまあ次にフィルム版サントラが出るのは「いつも2人で」フィルムバージョンかな?「パリの恋人」完全版かな?などと思っていたので、予想外の所からこのような「パリで一緒に」新盤サントラが、より完璧に近い状態で出てくれたのは嬉しい驚き!

 でもこういう出方の方がこれまたいかにも「パリで一緒に」らしくていいですよね。

 限定1000枚だけの発売です。数年後にはもう無くなっていますので、買おうと思っている方はお早めに!
 日本ではタワレコさんやARK SOUNDTRACK SQUAREさんで売ってます。

 買って損は無いサントラだと思いますよ。
 この盤全体で「パリで一緒に」を表現してる!とついつい笑顔になっちゃいます。

オススメ度:★★★★(今までのサントラよりボリュームも音質も大改善で★1つ増えました。)
  


Posted by みつお at 21:00Comments(2)パリで一緒にサントラCD

2016年10月26日

「パリで一緒に」フルスコア盤2枚組サントラCD、近日発売!



 新しいオードリー映画のサントラ情報が入ってきました!

 KRITZERLAND から、「パリで一緒に」のフルスコア盤オリジナル・サウンドトラックが発売との情報が入ってきました!音楽はもちろんネルソン・リドル。

 今回はなんと2枚組!世界初の発売となるフルスコア盤が1枚目、ボーナストラックと今までサントラとして発売されて来たアルバムが2枚目に収録となっています。

 今までのアルバムでは漏れていたフレッド・アステアの「THAT FACE」なども収録されるようです!
 でも見た所、フランク・シナトラが歌う「エッフェル塔を盗んだ娘」は無いような…。

 「噂の二人」のサントラも出したことのある KRITZERLAND ですが、その時も肝心のクライマックスの音楽が別バージョンしか入ってないという致命的なミスを犯しているので、フルスコアと言いながらも、シナトラは落ちたのか、と…。

 試聴した所、音質はかなり良いようですし、メイン・タイトルだけでもショートバージョン、フィルムバージョン、初期バージョン、アルバムバージョンと4種類も入っているようです。

 全世界で1000枚の限定プレスなので、無くなってしまうとあとはばかみたいに値段が高騰するばかり。
 欲しい方はお急ぎください。

 海外のKRITZERLAND やINTRADA などでも買えますが、多少高くても日本で買いたいと思う方はタワーレコードやARK SOUNDTRACK SQUAREさんで買えます。

 KRITZERLAND での公式サイトはこちら。いくつかの曲が試聴出来ます。

 なお、今回の記事はゲッティイメージズの無料の画像を使ってみました。使い方の記事は「おしゃれ泥棒、オードリー・ヘップバーン!」で。




  


2016年10月13日

新しい「パリの恋人」サントラ発売中!



 今回は、Mengさんに教えていただいた「パリの恋人」の新しいオリジナル・サウンドトラック(OST)について。

 今年の3月にニューバージョンの「パリの恋人」サントラが発売されていたようですね。
 12曲目までは今までのサントラと同じもの。それ以降がボーナス・トラックなのですが…

 これ、アマゾンで見る限りではボーナス・トラックは映画とは関係ないですね。
 ガーシュウィン&アステアの1952年録音の何かを付けたしたようです。さらに最後の曲は1928年の録音。
 なので、オードリーに関しての新しいことは何も無いようです。

 うーん、いまいち魅力を感じないのですが、他になにか買わなければいけないことがあるのかどうか…。
 試聴ができないので、確認がとれません。

 他にもオレンジジャケットであったような音飛びなどがなければいいと思いますが、未購入なのでなんとも言えません。

 今まで「パリの恋人」のピンク版サントラが欲しくても廃盤になっていたので手に入れてなかった方には良いと思います。

 でも、過去のLDの特典で付いていたような、全楽曲のフィルム・バージョン サントラが欲しいと思います。良い曲、いっぱい埋もれたまんまなんですよ!もったいないですよね。

 さて、今年はこのブログを始めてから、もうすぐ10年になります。
 今年は「おしゃれ泥棒」公開50年ですし「戦争と平和」公開60年、「いつも2人で」撮影50年に当たりますので、11月頃からは頑張って更新する予定なので、よろしくお願いします!
  


Posted by みつお at 18:00Comments(2)パリの恋人サントラCD

2016年03月30日

「華麗なる相続人」オリジナル・サントラ全曲版CD

 4月に入るとすぐに全国で “午前十時の映画祭7”が始まります。

 ★「ティファニーで朝食を」
 2016/04/02(土)~2016/04/15(金):GROUP A
 2016/04/16(土)~2016/04/29(金):GROUP B

 ★「マイ・フェア・レディ」
 2016/05/14(土)~2016/05/27(金):GROUP A
 2016/05/28(土)~2016/06/10(金):GROUP B

 グループ分けなど詳しくはこちらの記事で。
 また、今回の映画祭ではオードリーに出演依頼がなされながらも諸事情で断った「ロシュフォールの恋人たち」「愛と哀しみの果て」もリバイバルされます。

 今回、ちょうど今週末に姪っこが遊びに来るのですけど、「ティファニーで朝食を」って小学5年生に見せるにはまだ早いですかね?
 ちょっと迷っています。「マイ・フェア・レディ」ならOKだと思うんですけども…。

 以前紹介していました、「華麗なる相続人」の全曲版オリジナル・サウンドトラックCDが届きました!

 世界で限定2000枚のリリース。
 作曲はエンニオ・モリコーネ。

 多作家なのにどれも高いレベルで曲を書くので、世界でとても人気の高い映画音楽家の巨匠です。
 50年代から活動を開始しているのですが、まだ現役で作曲しておられます。

 そして今年「ヘイトフル・エイト」という作品でアカデミー賞とゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞(BAFTA)と3つの賞で作曲賞を受賞しています。さらに音楽賞の無いニューヨーク批評家協会賞でも特別賞を受賞、と賞を総なめにしています。

 今まで全曲で入ってたのはLPレコード(米盤のみ。日本盤は無し)のみで、CDで2度発売されたものはどちらも約半分しか曲が入ってない抜粋版でした。

 今回のこのVARESE CLUBからの発売で、やっと全曲入っているCDが発売されました。
 レコードの発売が「華麗なる相続人」公開終了後の1980年でしたから、36年も全曲版CDの発売まで待たされたことになります。

 今までの抜粋版CDはモリコーネとしての曲集だったので、 “薬のパレード” のオリジナル・バージョンばかりが収録されていて、映画で差し替えになったクレイグ・ハンドリーという人が作曲したフィルム・バージョンはレコードでのみ聴ける、という状態でした。

 それに抜粋版はなぜか暗い系の音楽ばかりを収録していて、メインタイトルのバリエーションの美しい曲たちは収録されずじまいだったので、それがとても残念でした。

 でも今回やっとレコードと同じ完全版で聴ける!
 しかも音質が抜粋版からも改善されています。奥行きというか、とっても深みのある音になっています。
 “薬のパレード”のオリジナル・バージョンなどは出だしからして違う。素晴らしい!

 PCで聴いてもわかるくらいなので、ステレオシステムで聴けばさぞや…!
 …と思って嬉しく聴いていたのですが、ちょっと待てよ。

 “薬のパレード” のフィルム・バージョンを聴いていたら、えっ!レコードと違う部分があるぞ!なんか聴いたことのない音が入ってる!

 思わず“itunesに落とすのを失敗した!?”と思って、LP版(これも itunes に入れていた)と比べると、今回のCDの方がタイムが長い!

 レコード版の方は、レコード→カセットテープに録音→CD-Rに焼く→itunes に落とす という過程を経てきてるので、テープを何度も何度も聴いていて伸びている分3秒ほど多くなっています。
 それを考慮してもレコード版は2:56、今回のCDは4:50で全然違う!
 なんと!今回のCDはレコードではフェイドアウトした後も続く完全版になっていました!(最終的にはCDのもフェイドアウトだけど)

 こういうのがあるから今の時代にCDを出す価値があるんだよな〜って嬉しくなりました。
 でもこれに気づくのはレコードを持っている人だけ。こちらに来ていただいてるまるさんとヴェロニカ・ハメルさんならわかっていただけると思いますが…。

 で、じゃあ他にもこういうのが?と思って期待してタイムを見比べたんですが…んん?これは!!

 もう1曲、この「華麗なる相続人」では好きな曲の1つなんですが、オマー・シャリフが階段を急いで上がって愛人から逃げる時に流れる音楽に “An Almost Perfect Indiscretion” (「ほぼ完全なる無分別」?という訳でいいでしょうか…?)という曲もレコードとCDでタイムが違う!
 でも今回は逆で、CDよりもレコードの方が長い!

 レコードが4:21に対して、CDが3:24。これは誤差の範囲を大きく超えていますよね。
 で、どこが違うのかよーく聴いてみました。
 この曲の今回のCDでの構成は

 序奏→メインの旋律Aパターン→旋律に弦楽器が加わったBパターン→序奏のバリエーションCパターン→Aパターン→Bパターン→短い後奏

になっているのですが、レコードでは

 序奏→メインの旋律Aパターン→旋律に弦楽器が加わったBパターン→序奏のバリエーションCパターン→Aパターン→Aパターン→Bパターン→Bパターン→短い後奏

になっていました!

 いやいやいや、CDというレコードよりも収録時間を取れる媒体で “薬のパレード” みたいに増えるのはいいですけど、レコードよりも収録時間を減らしちゃアカンでしょ!VARESE CLUBさーん、めっちゃ残念やー! 。゚・o(>ω<)o・゚。

 なので、今回本当は “完全版CD” と銘打ちたかったんですけど、この曲のせいでそうは出来なかったので、“全曲版” と表示させていただきました。
 抜粋盤も確認しましたが、そちらも短いバージョンでした。

 でもこんなの、レコード持ってないと誰も気付かないですよね。このCDの制作者もレコードバージョンと違うのに気付かなかったのかもしれないです。

 このCDの聴き所は、まずはやっぱり“メインタイトル”とそのバリエーション。“過去の回想” “別荘への到着(CD初収録)” “パリへの旅(CD初収録)” “和解(CD初収録)” “エンドタイトル” と、どれも美しすぎます!
 そして “薬のパレード”のフィルム・バージョン(CD初収録)、短いながらも印象に残る “Bobsled(CD初収録)”、“マキシムでのディナー”、“An Almost Perfect Indiscretion” も素晴らしい曲たちです。
 でも映画はサスペンスなので、残り半分は不安な音楽です。

 ジャケットは「華麗なる相続人」のメインイメージを踏襲したもの。レコードよりちょっと画像が大きくなっています。
 そして裏ジャケは、レコードは面積が大きい分画像が色々載っていて珍しい画像も多かったのですが、今回はベン・ギャザラとパリを歩くもので、よく見る画像。

 ライナーノート(12p)とケースのCDの下に載っている画像も、残念ながらわりと良く見るものばかり。
 かろうじて表紙をめくった最初のページのオードリーの宣伝写真が、普通は初めて見る画像だし大きいのが嬉しいところ。
 CD自体は VARESE CLUB のロゴイラストでした。

 あとは最終ページ(裏表紙)の親族一同(+秘書)勢揃い写真を見ると、アレックスの遊び人の奥さん役のミシェル・フィリップスとオードリーはここしか共演してないよな〜って思います。
 もともとほとんどの共演者が親族会議でしかオードリーと共演しないのですが(なんちゅう映画や!)、ミシェル・フィリップスはさらに親族会議にすらいないので…。

 さてこのあいだまるさんに教えていただきましたが、この映画の1回目の重役会議の前に親族が会議室に集まるシーンでは、なんと2回目の重役会議の衣装でみんなが登場してしまってます。
 編集者が誤って2回目のシーンのフィルムを繋ぎあわせてしまったのか、それとも1回目の集まるシーンの撮影フィルムが存在しなくて、どうせ劇場で1回くらい見るにはわからないだろうと苦肉の策で2回目のシーンをくっつけたのかはわかりませんが、お金のかかってる映画としては残念ですね。

 それと、やっぱりこの映画でのオードリーって薹が立ってる気がします。同じ髪型の「ロビンとマリアン」と比べても顔がキツい。
 僕にはどう見ても眉の描き方に問題があるように見えてしかたないんですよね。
 眉間側は “︶” と描いてあって、そこへ “へ” の形の眉が続くんで、どうみてもキツい顔になりますよね。

 ものすごい財閥を受け継いだ一人娘で社長だから、こういう意志の強いようなメイクにしたのかなーと思いますが、この怒り眉はちょっと…。
 オードリーが普通にしてても怒ってるみたいだし、そのせいで薹が立ってるみたいに見えてしまう。

 オードリーのメイクさんは長年ずっと一緒の方なんでしょうが、このメイクはいただけないですよ〜。
 なのでベン・ギャザラに結婚を申し込むシーンみたいに真横をオードリーが向いているシーンだと眉が目立たなくなるので充分綺麗で若々しく見えます。

音楽のオススメ度:★★★★★(何度でも聴いてしまう、美しい旋律が素晴らしい!僕にとってのオードリー映画音楽ベスト5に入る傑作!)
  


Posted by みつお at 09:00Comments(0)サントラCD華麗なる相続人

2016年03月02日

「華麗なる相続人」サントラ完全版発売!のお知らせ

 久々にオリジナル・サウンドトラックの発売のニュースが入りました!

 今回はVARESE CLUBから「華麗なる相続人(Bloodline)」の念願の完全版オリジナル・サウンドトラックの発売です!
 メーカーでの発売は2/29だったそうで、各所で注文受付が始まっています。

 「華麗なる相続人」の作曲者はエンニオ・モリコーネ。
 多作家なのですが、いずれも質の高い音楽を書くので、世界で大変人気のある映画音楽家の1人です。

 もちろんこの「華麗なる相続人」も大傑作!
 「華麗なる相続人」で一番いいのは、この音楽だと申し上げておきましょう!
 オードリー映画の中でも、音楽では僕の5大傑作に入ります。

 今までレコードでは完全版がありましたが、2度CDになったものはいずれも抜粋版。約半分の音楽しか入っていませんでした。

 今回の発売は限定2000枚です。
 今までの過去のオードリー映画のサントラでは約5年で完売→入手困難→値段高騰となってますので、買いたいと思う方はお早めに!

 公式サイトはこちら。今ならトップページにドーンと載っています。画像をクリックすると裏側のジャケットも見れますよ。
 また、Tracklist からは試聴もできます。傑作の“Main Title”と“Out Of The Past”を聴いてみてください。

 日本ではタワーレコード、ARK SQUARE などで入手が可能です。海外でのお買い物に不安な方に。


追記:実際にサントラCDを手に入れて聴いてみると、なんとレコードと内容が一部違いました!
 そちらも記事にしてありますので、こちらをお読みください。  


Posted by みつお at 18:00Comments(2)サントラCD華麗なる相続人

2014年10月18日

「シャレード」オリジナル・サウンドトラック(フィルム・バージョン) 英盤

 17日から西日本のイオンシネマで「いつも2人で」のリバイバルが始まっています。上映期間が短いので、お見逃し無く!!
★「いつも2人で」イオンシネマ“シネパス”
 10/17(金)、10/20(月)〜24(金) 平日のみ
 グループ5(西日本):茨木・りんくう泉南・三田ウッディタウン・加古川・和歌山・広島・綾川・大野城・戸畑・福岡・筑紫野・熊本の各イオンモールにて上映

 (「いつも2人で」を初めてご覧になる方は、僕のもう1つのブログで先に“「いつも2人で」オードリーの髪型による旅の順番の見分け方”を読んでいただくと、時系列が混乱しないかと思います。)

 前回お伝えしていたように、「マイ・フェア・レディ」の予約注文がアマゾンで取り消しになっています。

 まずは私事ですが、9月末に大学の後輩のカフェで無料で弦楽四重奏を演奏してきました。全部で20曲くらいを2公演演奏したんですが、クラシックは有名なのを5曲くらいで、他はポップス系。その中でオードリーを5曲演奏しました。

 なんか予想外に大好評だったらしく、第2回はいつやるのか?とかってカフェに問い合わせが来てるそうです。
 僕も演奏後にお客さんから“すっごく良かったです!”とか“思い出の曲が嬉しかったです!”とかって言っていただけて、こちらも嬉しかったです。(^-^

 演奏の最初に、来ていただいたお客さんに楽器紹介として1曲ずつちょっとだけ弾いたんですが、ヴァイオリンが「タイースの瞑想曲」とチェロが「昼下りの情事(魅惑のワルツ)」というしっとり曲に挟まれて、僕のヴィオラは他の人ほど上手くないので、どうしようと思って、これは笑いを取るしかない!と明るい「東京ブギウギ」にしました。

 お客さんは結構年配の方が多かったので、これが結構受けたようでよかったです。(^^;;;
 それに「東京ブギウギ」なら結構どの世代でも知ってますしね。
 他に「ドラクエ」とか「雪だるまつくろう(アナ雪)」「愛の讃歌」「瀬戸の花嫁」なんかも準備してましたが、「東京ブギウギ」で正解でした。

 演奏したオードリーの曲目は「ティファニーで朝食を(ムーン・リバー)」「いつも2人で(メインタイトル)」「麗しのサブリナ(バラ色の人生)」「シャレード(シャレード)」「シャレード(オレンジ・タムレ)」でした。
 演奏前に、一曲ずつ解説を入れたんですが、オードリーのはもちろん僕が担当。

 このうち「麗しのサブリナ(バラ色の人生)」「シャレード(シャレード)」は市販の楽譜なんですが、特に「シャレード」は William Zinnって人の編曲がスローテンポだし音が薄いし暗いしで、実はめっちゃキライ!!なんです。いっつも弾く度に苦痛で苦痛で…。
 いつかメインタイトルのような軽快な編曲をしてもらって、楽しく弾きたいと思っています。

 さて今回は、そんな「シャレード」のこないだ出たばかりの英国版オリジナル・サウンドトラック(フィルム・バージョン)の紹介。

 映画で使われた本当のフィルム・バージョンのサントラはアメリカ版としてINTRADA社から2012年に先に発売されていましたから、なぜこれが今になって英国のHARKITという会社でわざわざ別物として出たのかはちょっと理解不能。
 しかも今回の英版は全27曲で、最初に映るユニバーサル・ピクチャーのロゴに被る曲は入ってないし。

 手に入れてわかったのは、この英国版はなんか全てが中途半端な印象だってこと。アメリカ版より1曲少ないのもその1つなんですけどね。

 音はINTRADAと一緒の感じです。良くも悪くもなってないです。ほんのちょっとこの英国版の方が音圧が小さい感じ。

 timeは、1曲多いINTRADAのが77分で、今回のHARKITが78分て公称だったので、いったいどーゆーこと?と思ってましたが、届いて納得。見事にHARKITのがそれぞれ1秒多いです。最後の曲は全く同じタイムなので、おそらく曲間が1秒ずつ多いのでしょう。

 ジャケットがINTRADAがイラストで、HARKITが本当の写真なので、なんとなくジャケットデザインはHARKITが勝ったような感じなんですが、見ていただくとわかるように HARKIT のはなんかもっちゃり。原題の “Charade” のロゴも、きちんとオリジナルのを使ったINTARADAに軍配が上がります。それにINTRADAのはシャレードのタイトルバックのグルグル矢印も使ってますしね。

 ライナーノート部分も、INTARADAはしっかりしたコート紙で16pだったんですが、HARKITのはペラペラのコート紙で8p。
 それにHARKITのは着色カラーも使っていて、受ける印象はやっぱりもっさり。映画でのキーとなるある物をレイアウトに使うのも、映画のネタばらし的な感じで、ちょっと眉をひそめちゃうかな、と。

 それにケースの裏面も、INTRADAのは曲名と画像をあしらっているのですが、HARKITのは曲名と一緒にちゃっかり自社の「ティファニーで朝食を」のサントラの宣伝をしています。

 これって50周年記念盤じゃないの?それにしては妙に色がピンクっぽいけど…。品番(HRKCD8360)も書いてあるので、それで調べましたが、確かに50周年記念盤として出たもの。じゃあ、これはやっぱり単にピンクで印刷されただけやねんな、と。

 と・こ・ろ・が!違うんですよね、この宣伝しているバージョン!
 実際にこういうピンクのバージョンが出ていました!情報はこちら↓

http://www.soundtrack.net/album/breakfast-at-tiffanys-expanded/

 これ、今年の6月に改訂版として出たみたいです。それなら品番同じにするなよー!って感じですね。各国アマゾンでは旧盤の方が載ってるみたいだし、新しいのが欲しくても、うっかり注文すると古い方が来そうです。

 旧版(ブルータイプ)が過去のRCA盤(本当のサントラではない)にオープニングとオードリーの歌うムーン・リバーを足しただけの14曲だったんですが、新版(ピンクタイプ)ではさらにフィルムバージョンから終曲などが追加されて全21曲になってます。

 が!今このCDを買う価値があるのか、めっちゃ疑問。
 30曲以上の全曲はINTRADAの盤ブートレグ盤に既にあるし、今更こんな中途半端なもの出されても…。

 というわけで今回の「シャレード」共々、安いのはいいですが、中途半端感は否めなくて、あまりおススメはできない感じ。

 HARKITって、他の会社が既に決定版を出しているものを後から中途半端な物で出すのではなく、たとえばまだどこも出していない「いつも2人で」のフィルムバージョンや「華麗なる相続人」「パリの恋人」の完全版なんかを出せばもの凄く価値があると思うんですけどねー。

曲のオススメ度:★★★★★
このCDのオススメ度:★★★(INTRADA盤のほうがいいです)


  


Posted by みつお at 12:00Comments(0)シャレードサントラCD

2014年09月06日

「シャレード」の新しいフィルム・バージョンのサントラが発売!


 なんと「シャレード」でまたまた新しいフィルム・バージョンの本当のサントラが発売になるそうです!
 メーカーは英国のHARKITっていうところ。“「シャレード」50周年記念完全盤 (Expanded & Complete 50th Anniversary Edition)”ということらしいです。27曲、78分だそう。

 えーっ!以前出たINTRADA社のフィルム・バージョン・サントラと、いったいどこが違うのかがわかりません。
 INTRADAにはあった1曲目のユニバーサル社のロゴの音楽がこちらには無いのはわかりますが、あとは曲名も一緒だし、何が違うんだろう…。

 1曲減ってるのに、INTRADAのが77分で、今回のが78分って…。単に収録のスピードが違うだけかも…とも思いますが。
 それにINTRADAの方も、正確には77分37秒で、別にこれも78分って言ったってかまわないタイム。
 そこからユニバーサルのロゴの音楽を26秒引けば77分11秒で、まあこれも切り上げたら78分ってことで、別に問題は無いのかも。

 ユニバーサルのロゴでの音楽があるぶん、INTRADAの方がいいし、それを持っていればこちらは買う必要がないとは思いますが、一応念のため買うことにしました。今のところ最安はタワーレコード。2014/9/6現在で、1827円で送料無料。
 INTRADA社のバージョンを持ってない方は、ユニバーサルのロゴの音楽(26秒)を犠牲にしてもいいなら、こちらが断然お得です。

 あと、買ってしまったのはちょっと理由があって、以前のINTRADAのは、まるさんに教えていただいたんですが、モノラル収録だったんです。
 今回、このHARKITのがステレオ収録だったとしたら、この発売は物凄い意味がある事になるんですけどねー。

 INTRADAの「ティファニーで朝食を」フィルム・バージョンサントラはステレオだったんですが(これもまるさんに教えていただきました)、それよりも録音が2年も後の「シャレード」が(完成版の映画ではともかく)ステレオ録音でないわけがないので、もしステレオで録られたテープを発見したのだったらいいんですけどねー。

 とにかくそれで買いましたので、また届いたらブログにて報告させていただきます。
 なお、フランスでも「シャレード」サントラのリマスター盤が出ますけど、そちらは映画のバージョンではない、ヘンリー・マンシーニが録音し直した昔ながらの“自称サントラ”(13曲、30分)なので、今となっては買う必要は無いかと。


  


2014年01月21日

「麗しのサブリナ」オリジナル・サウンドトラック

 昨日はオードリーの命日だったんですが、それにふさわしい内容の物を書けそうもなくて、こちらは記事をアップしませんでした。
 その代わりに、もうひとつのブログ“おしゃれ泥棒、オードリー・ヘップバーン!”の方に「ホテル・ラファエルとオードリー」という記事をアップしてますので、よろしければそちらもご覧ください。

 さて、今日はそんなオードリーの命日である昨日に届いた「麗しのサブリナ」のオリジナル・サウンドトラック!
 うーん、なんてタイミングだっ!

 以前の発売予告の記事でも書いていたんですが、発売はKritzerland。全世界でたった1000枚だけの限定発売。
 これ、あっという間に売り切れ→入手困難になると思います。

 オードリー作品のサントラで3000枚くらいの限定盤の物って、大体発売後3年くらいで売り切れてそれ以降は入手困難ってことが多いので、1000枚限定のこれなんかは欲しい方は急いだ方がいいと思います。
 今なら、タワーレコードさんで手に入ります。アマゾンでは扱いがないようです。(追記:その後扱いが始まりました)

 以前はアマゾンで中古とかは安くなる傾向があったんですが、最近は販売終了、即価格が暴騰ってことが多いので、通常で入手出来る間に買っといた方が…。
 なんか最近はやたら暴利をむさぼる輩が多いと思います。

 「麗しのサブリナ」は今までホントのサントラって全く発売がなかったんです。かろうじてメインタイトルのみオリジナル・サウンドスコア盤での発売があっただけ。
 なので、この本当のサントラの発売は画期的なんですよ!

 で、音を聴くとかなりクリア!元々の録音が悪かった部分は仕方がないとしても、これだけ音がはっきりしているなんて!とても1954年の音には思えません。
 おそらくきちんとマスターテープからデジタル・リマスターされているんだろうな〜と。

 1950年代前半の曲でこれだけの音が再現出来るなら、本当に「戦争と平和」もリマスターやって欲しい!あれはヒドいっす!
 それに、「パリの恋人」は完全全曲(約72分)のリマスターが欲しいな〜。オードリーの声だけのボーナストラックなんかがあれば、なお良し!です。

 で、この「麗しのサブリナ」サントラ、めっちゃ嬉しい!嬉しいんですが、大いに不満アリ。

 というのも、「麗しのサブリナ」のテーマ曲とも言うべき“ラ・ヴィアン・ローズ(バラ色の人生)”が全く未収録!
 実際には何回も映画では使われてますよね。オードリーが初めて映画で歌うバージョンも含めて、サブリナがパリでお父さんに宛てて手紙を書くシーンのバックや、ライナスと食事の後で踊るシーンなど。全く入れませんかーっ!

 他にもサブリナとライナスが船上デートする時の、オードリーも口ずさむし印象にも強い、“バナナ(Yes, we have no bananas)”も未収録。
 これ、せめてレコードにかかっているバージョンだけでも見つからないかとmp3を調べましたけど、見つからないです。著作権の問題もあるので、きっと映画の為に録音されたものなんでしょうねー。

 なので嬉しい反面、“なんでやー!なんで入ってないんやー!”って不満の溜まる仕様(笑)。

 サブリナが変身してパーティーに来る場面の音楽や、デイヴィッドがテニスコートへ行く時のお決まりの曲“ロマンティック(Isn't It Romantic?)”なんかは収録されていますが、メインタイトルである“プレリュード”と“ララビービルディング”を除くと、メリハリのないダンスミュージックばっかりで、通して聴くと、“これだけ聴けるだけでもめっちゃ喜ばなアカンのや!”と思っても、ちょっと退屈してきます。

 「麗しのサブリナ」からは12曲なんですけど、12曲目の“サブリナ”って男性ボーカルの曲は何これ?こんなの映画に入ってないし、これじゃあ実質11曲やん!こんなの入れるなら、“バラ色の人生”や“バナナ”を入れてくれーっ!

 他には「俺たちは天使じゃない」「失恋4人男」「偉大なるマッギンティ」など全7作品(日本未公開作品もあるみたい)のフレデリック・ホランダーの曲ばかりが入っています。

 それにしても、このジャケットのオードリー、着色にしても顔色悪いなー(笑)。まさに土気色と言うのでしょうか。
 他にもCDや裏ジャケットやケースの内側からも「麗しのサブリナ」メインになってます。

オススメ度:★★(発売自体は画期的事件だけど、不完全版ってことでこの程度かな。でも欲しい人は急ごう!)
タワレコさんでは“Sabrina / We're No Angels”で検索してみてください。


  


Posted by みつお at 09:00Comments(16)サントラCD

2014年01月12日

「エクスラン・ヴァリーエ」もうひとつのCMソング!由紀さおりさん

 TOHOシネマズは、14日(火)は“TOHOシネマズデイ”ということでどなたでも1000円、15日(水)はレディースデイで女性1000円です。
 「マイヤーリング」を見に行くチャンスですね!(^-^

 以前「ヴァリーエ」として紹介したCDなんですけど、再度紹介する必要が出てきました!

 なんと!「エクスラン・ヴァリーエ」のCMソングにもうひとつあることがわかったんです!
 それは由紀さおりさんのシングル・レコードで「ヴァリーエ」とカップリングだった「陶酔のワルツ」!

 えーっ!って僕が驚いてます。(^^;;;

 2004年にテレビ東京で放送した「トホホ人物伝」で「エクスラン・ヴァリーエ」のブラックドレスバージョンが放送されたことは以前に書きましたし、その時に「ヴァリーエ」が流れるだろうと思っていたんですが、実際には由紀さおりさんの声だと思うけど、♪るるるる〜るる〜♪って「ヴァリーエ」じゃなくて、歌詞が無い別の曲(有名な「夜明けのスキャット」じゃないです)が流れてきたことは以前記事で書きました。

 えー、「ヴァリーエ」じゃないんやーって思いましたけど、ブラックドレスバージョンは4パターンあるうちの最初のテレビ放送で、この曲はプロト・タイプなんやろな、って勝手に決めてたんです。それでそれ以上追求しなかったんですよね。
 2013年にWOWOWで放送された総集編的なのは、BGMはちゃんと「ヴァリーエ」だったし、やっぱあれは初期の原型バージョン。と決めてました。

 でもこないだ手塚治虫さんの大人のアニメ「クレオパトラ」を見ていたんですが、そこでは由紀さおりさんの「クレオパトラの涙」が挿入歌で流れるんです。
 それで見終わった後、その曲が入っていた「由紀さおり 35周年記念スペシャルプレミアムコレクション」(これに「ヴァリーエ」も収録されている)を引っ張り出して聴いてたんです。

 2曲目が「クレオパトラの涙」で、そのまま続けて聴いてたんですけど、4曲目が「ヴァリーエ」、そして次の曲が流れてきた時に、“えっ!!!”ってビックリ!
 “何かわからんかったブラックドレスバージョンの曲、これやーん!!!”って驚愕!

 ここでの「陶酔のワルツ」には歌詞がちゃんと乗ってて、♪るるるる〜るる〜♪じゃなかったんですけど、旋律はまさにこれ!
 これって「ヴァリーエ」のプロトタイプじゃなくて、「陶酔のワルツ」のプロトタイプやったんや!みたいな。

 なんと、シングル「ヴァリーエ/陶酔のワルツ」って両方「エクスラン・ヴァリーエ」のBGMというかサントラだったんですね!
 2004年にテレビで見てから10年ぶりにわかった真実!

 オードリーの金髪バージョンジャケットなので、僕がずっと「ヴァリーエ」のレコードを探していた時はなかなか見つからなかったし、オードリーのCMソングだって書いていたサイトは皆無でした(ジャケットがオードリーだって書いていた所がひとつだけ)。

 その後、僕は最初に「Our Time」ってCDで「ヴァリーエ」を聴いて、その後オードリージャケットの由紀さおりさんのレコードも手に入ったんで、それで打ち止めで良かったんですけど、なぜか今日紹介してる「由紀さおり 35周年記念スペシャルプレミアムコレクション」にも「ヴァリーエ」があったんで、また買ってたんですよね。

 で、僕が由紀さおりさんの「ヴァリーエ」とオードリー「エクスラン・ヴァリーエ」の関係の記事を書いたんです。2007年2月のことでした。おそらく日本で最初の記事だったと思います。だいたい、どなたも「エクスラン・ヴァリーエ」の記事とか書いてないですし(笑)。
 僕以前には“カツラのCM”が写真集に載っていると「エクスラン・ヴァリーエ」に関して書かれていたのが1つだけあっただけでした。

 そしたらその僕の記事の後、中古レコードで由紀さおりさんの「ヴァリーエ」が出た時に、オードリーのことも書いてくださって、少しは世間に広める役目を果たしてたのかなーとか。

 僕が wikipedia のオードリーのページに三井住友銀行は載ってるのに、「エクスラン・ヴァリーエ」も「銀座リザ」も載ってないことを不満に思ってた時に、ここにもいらしてくださる take さんが2010年2月に記事を追加してくださったことも大きかったかもしれません。
 その後「エクスラン・ヴァリーエ」や「銀座リザ」で検索してこちらに来てくださる方が急激に増えましたし。

 今では由紀さおりさんのコンプリート・シングルコレクションとかにもオードリーのことが載ってるそうで、「ヴァリーエ」とオードリーの関連記事がいくつかネットでもあるんですが、昔の「Our Time」の解説にはオードリーのことは一言も書いてなかったし、「由紀さおり 35周年記念スペシャルプレミアムコレクション」は解説無し。
 世間的にはほとんど誰も知らないことだったんですよね。

 でも「ヴァリーエ」ばっかりで他のは聴かなかったんです。
 なので、他を聴いて初めてこんな重大な事実を知りました!
 「陶酔のワルツ」も実は「エクスラン・ヴァリーエ」のCMソングだった!ってのはこれまた日本初の記事だと思います。

 2004年の「トホホ人物伝」を録画してお持ちの方は、アマゾンで「由紀さおり 35周年記念スペシャルプレミアムコレクション」が試聴出来ますので、ぜひ「陶酔のワルツ」をお聴きになってください。“あっ、これこれ!”っておわかりになると思いますよ!(^-^ 

 でもなぜブラックドレスバージョンでは「陶酔のワルツ」が使われたんでしょうね〜。「ヴァリーエ」じゃなく。
 この辺は加藤タキさんや青山音楽事務所(現:青山ミュージック・アソシエイツ)の当時の方でないとわからないんでしょうねー。
 本当に色々当時のお話は訊きたいことがいっぱいあります! 

 この「由紀さおり 35周年記念スペシャルプレミアムコレクション」は由紀さおりさんの熱心なファンの方が、当時未CD化だった曲を直訴してできたものだったようなんですよね(発売当時にロムってて知りました)。
 Amazonで調べた所、「ヴァリーエ」と「陶酔のワルツ」が同時に収録されているのはこれだけのようです。1枚で「エクスラン・ヴァリーエ」サントラが2曲聴けるありがた〜いCDなので、これはその曲を選んだファンの方に感謝しないといけませんよね。

 CMでは由紀さおりさんの「陶酔のワルツ」の♪るるるる〜るる〜♪に合わせて、オードリーが“ヴァリエー、ヴァリエー!”って言ってました。
 (オードリーの発音は“ヴァリーエ”じゃなくて、“ヴァリエー”だった。)

 でも、CMでは♪るるるる〜るる〜♪で歌詞無しだったので、これって、実はまだCD化されてない未発表音源なんじゃないんですか?
 ファンの方、ボーナストラックで収録を嘆願した方がいいのでは…。その時は僕も「エクスラン・ヴァリーエ」サントラとして買います!
 由紀さおりさんは最近世界的に大きく取り上げられてましたから、あながち実現不可能じゃないかも…。


  


2013年12月19日

「ティファニーで朝食を」フィルムバージョンサントラ発売!-2

 さて「ティファニーで朝食を」の新しいサントラについてですが、今回はいよいよ楽曲へ。

 その前にジャケットは前回載せたのなんですが、あの有名なイラスト、デザインはいいんだけど僕はあんまり好きじゃない(イラストオードリーが怖い、色気出し過ぎ)なので、今回はブックレットの裏表紙の画像。
 自分のMacのitunesにもこちらの画像で登録してます。(^^;

 まず、各曲名がブートレグ盤と全く違うのが驚きです。「Moon River and Me」ではブートレグにわりと揃えてあったので、今回全然違うのがなんでかなーって。
 マンシーニのスコア(総譜)にはいったいどう書かれてあったんでしょうねー。あるいは残っていたマスターテープには。

 どちらにしてもブートレグってやっぱり海賊盤だし、そちらをメインに…ってわけにもいかないですよね。
 こちらがれっきとした正統盤なのですから、今後はこちらの曲名で考えないといけないのでしょうねー。

 まずは1曲めのメインタイトル。これが実はまず画期的!今までこれが収録されていたブート盤ではオードリーが扉を開ける効果音なんかが入ってたし、50周年記念盤と「Moon River and Me」ではそれをごまかす為か、フェイドアウト。
 こちらにお越しいただいてるまるさんはこれをずっと不満に思ってらしたのを知ってるんですが、今回ので初めて効果音もごまかしも無い、最後まで完全な版が収録されました!オリジナル、残ってたんですねー!

 2曲目の“Paul Meets Cat”は「Moon River and Me」には未収録のもの。

 6曲目の“Moon River (Cha Cha)”(旧名:Party One)は、ブート盤と「Moon River and Me」では5:00だったのに、今回は2:35。なんでこんなに違うのかなーと思って聞き直したら、ブート盤と「Moon River and Me」は同じのを2回繰り返していました。
 どっちが正しいのかはちょっと僕にはわかりません。

 今回のCDで特徴的なのは、今までのブート盤とか「Moon River and Me」で二重で少しずらしにしてた音声を元の1つのままにしていること。それが今までのを聞き慣れた耳には“おおっ!”と思いましたね。
 でも、オードリーの歌う11曲目の“ムーン・リバー”は逆にエコーを大きくかけてます。ちょっとかけすぎじゃないかなー…。不自然。お風呂で歌うオードリーになってます。

 12曲目の“Meet The Doc (With Organ Grinder)”はドクがポールについてくる公園のシーンの曲なんですが、With Organ Grinder って書いてるように、手回しオルガンの音付き。これが収録されたのは初めてですね!今までは手回しオルガンの音は無しで収録されてましたから。

 その手回しオルガンの無いバージョンは、今回はボーナストラック(33曲目)で収録されてるんですが、じゃあ手回しオルガンだけのは?って見たら、それは未収録。これ、ブート盤では手回しオルガンだけのもあったのに…。

 13曲目から19曲目は「Moon River and Me」未収録のもの。中でも14曲目“You're So Skinny”は今回初収録!ドクがホリーと再会するシーンの音楽です。

 17曲目“Rats And Super Rats”は映画で使ってないやんかー!これブート盤では“アウトテイクキュー1”ってボーナストラックにあったもの。1曲前はストリップの音楽だし、この位置に入ってるってことは、本来酔ったホリーが家に帰るまでにケンケンパーとかしてるカットされたシーンのものだったんでしょうねー。

 21曲目の“A Lovely Place”はこれまた初収録。ティファニーの中で指輪に名前を入れてもらうことになったホリーが店員さんにキスするシーンのもの。なんかこれだけ音が悪いように思うけど…。20曲目の“Holly(旧名:Tiffany's)”のちょっと違う版といった感じ。

 22曲目の“Burmuda Nights”は映画には使われてない曲。ブート盤では“アウトテイクキュー2”になってましたし。ここで入れられてるって何かシーンがカットされたのかな?

 ストリップの音楽も今回1曲扱いになってましたけど(ブート盤では2曲)、23曲目の“The Big Heist”も今まで2曲だったものが1曲になっています。万引きをするシーンと、走って帰る部分ですね。

 25曲目“Just Like Holly”はこれも初収録、ポールがホリーを街で探すシーンの曲。

 27曲目“Feathers(旧名:Telegram)”28曲目“Let's Eat”はこれまた「Moon River and Me」未収録。特に“Let's Eat”は初収録!
 ホセと結婚するホリーと引っ越ししてしまったポールが久々に会って、外に食べに行った所。

 29曲目にエンドタイトルである“Where's The Cat? And End Title (Moon River)”(旧名:25 Search For Cat - Finale)があって、それ以降がボーナストラック。
 でもこれがビミョー!

 最初の30曲目“Moon River (Audrey Hepburn & Guitar)”は良いんです。オーケストラを重ねる前のオードリーとギターだけの音源。初収録だしね。これはすっごい嬉しい!

 最後の38曲目の“Moon River (Whistling)”も嬉しい!ってか、なんでボーナストラックなのかなー。これ、ポールが口笛噴きながら階段登ってて、届いてる郵便見たら自分の小説を採用されてた、ってれっきとした本編のシーンのだし。
 でもここに入ってるってことは、これジョージ・ペパードが口笛吹いたんじゃないのかな?

 あと、前に書いた33曲目の手回しオルガン無しバージョンもいいけど、それ以外が…。

 31曲目と32曲目はどちらも「ムーン・リバー」なんだけど、ピアノ版とハーモニカ版。これでアレレ?って思ってたら、34〜36曲目は“Piano Practice”って…。
 これ、映画での曲を練習してるんじゃなく、なんか指慣らし?で適当に弾いてるっぽい音階練習みたいなの。こんなのいるかなー。
 そして37曲目は“Moon River (Demo)”ってのなんですけど、アレンジも全然映画のと違うし、なんなんでしょうねーこれ。歌も誰だか…。なんかどこかのイージーリスニングみたい。キライ。

 これらのちょっとどうでもいいのが多いボーナストラックが残念!
 こんなの入れるくらいなら、ブート盤に入ってた“Holly(旧名:Tiffany's)”と“Finale”のオーケストラだけ版、コーラスだけ版、“Search For Cat ”の映画より長い版、手回しオルガンだけ版なんかを入れてくれた方が遥かに良かったのになー。

 などと、完全版というにはちょっと残念なところもありますが、とうとう本物の「ティファニーで朝食を」のサントラが、映画で使われているものは全部入って登場しました!

 作曲のヘンリー・マンシーニは本当の「ティファニーで朝食を」サントラを生前には絶対に出さなかったので、このCDはホントに画期的!
 本物が聴けるなんて、以前では考えられなかったことなんですよ!

 別にこれは限定盤でもないみたいだし、売れたらきちんと残っていくCDなんでしょうねー。
 僕はRCA盤のはあんまり…どころか嫌いだったので、こうして本物のサントラを広く一般に手に入るようにしてくれたINTRADA社には本当に感謝しています!
 みなさんも、今後は絶対にこちらですよ!

 あと、ブックレットはケースに差し込みにくいほどの24pの豪華版!CDを取り出すと、そこにはユニヨシ氏が(笑)。
 ちなみに、僕は以前も書きましたが、別にユニヨシ氏が国辱だとかアジア人に対する差別だとか、ぜーんぜん思ってない人なので。
 ユニヨシ氏の言動も楽しく見ていられます。

オススメ度:★★★★★(個人的に「ロビンとマリアン」や「華麗なる相続人」のテーマの方が好きですが、客観的に★5つはもう抗えないでしょうね。)