2009年09月24日
「麗しのサブリナ」1965年リバイバル プレスシート
サイズは25.7×24.2の2つ折。表は紺色とピンクの2色刷り、裏面は黒の1色刷りです。
1965年といえば、オードリーの新作の公開は1本もない年なんで、オードリーファンにはちょっと寂しい年だった??とかって後年のイメージでは思いますけど、実際には64年の年末から大ヒットの「マイ・フェア・レディ」が全国で続映中だし、すぐ後に「昼下りの情事」のリバイバルも続くんですよね。
だから実際の63年~66年までは、「ローマの休日」「シャレード」「パリで一緒に」「戦争と平和」「マイ・フェア・レディ」「麗しのサブリナ」「昼下りの情事」「初恋」「パリの恋人」「おしゃれ泥棒」と怒涛のオードリー作品の劇場公開が続いてて、今から見ると、めっちゃ羨ましいっ!!
当時いっぱい存在した名画座ではきっと他の作品の公開もあったでしょうし、日本全国、常にどこかでオードリー!みたいな感じだったことでしょう。さすがにこの時期、人気の頂点にいるオードリーですよね~。
サブリナが有名なジバンシィのドレスを着て、わくわくしながらダンスパーティに来たシーンでのオードリーです。
オードリーの紹介は、「パリで一緒に」の初公開時のプレスに初めて登場した、“懸命な女優という感じが強い。”という定番のもの。
よく考えれば、「麗しのサブリナ」日本初公開は1954年9月28日!ちょうど55年経ったんですね!ファンとしては、また大きな劇場で、観てみたいものですねー。
お気に入り度:★★★
2009年05月11日
1985年リバイバル「麗しのサブリナ」スピード・ポスター
「麗しのサブリナ」の1985年リバイバルには、北海道の地方版のを除いてやっぱり単独のポスターがありません。
これらのリバイバルが契機となって、80年代末~90年代前半にオードリーが大ブームになって次々リバイバルされますけど、配給した日本ヘラルド(後に角川映画に吸収合併)からしたら、最初は“ヘラルド・クラシック”の一環でしかなかったんでしょうね~、きっと。
さて、このポスターですけど、「麗しのサブリナ」の有名な画像を使って作ってますね。コピーは
“そして、ヘプバーンは世界の恋人になった。”
うん、ハリウッドでの主演2作目の「麗しのサブリナ」にはなかなかいいんじゃないですかね。内容は全くわからないけど(笑)。
で、このポスターで一番残念なのはこの色使いでしょうかねー。
僕は各作品にはそれぞれ色があると思ってるんですけど、「麗しのサブリナ」はどう考えても灰色じゃないなぁ…。
灰色はやっぱり「初恋」かなー。「麗しのサブリナ」は僕の中では黄色かな、ちょっとオレンジ入った。
このポスターのシリーズは「パリで一緒に」のピンクや、「ティファニーで朝食を」の水色(僕は青だけど)など、僕のイメージに近いものもあるんですけど、これは違うな~。
みなさんの「麗しのサブリナ」は何色ですか?
お気に入り度:★(僕はあんまり…)
2009年01月13日
「麗しのサブリナ」54年初公開時 国際出版社版パンフレット
みなさま、遅くなりましたが…あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いいたします。m(_ _)m
今年もよろしくお願いいたします。m(_ _)m
オードリー生誕80周年記念の今年は、このパンフレットの記事からスタートです。1954年初公開時の「麗しのサブリナ」国際出版社版。
国際出版社のオードリーパンフとしてはこれが最後。
この後、この会社のオードリー・パンフレットは見かけません。会社がなくなってしまったんでしょうか…。
とっても手に入れやすい「ローマの休日」の赤版とは違い、同じ出版社なのに入手はぐっと難しくなります。
さて、この国際出版社版、表紙のオードリーのバックはなんと銀色!入手前はてっきりグレーだと思っていたので、実物を見た時はその豪華さにビックリ!
今回、新年1発目にこのパンフにしたのは、この豪華さから。
総ページ数は12p。このパンフ独自の物としては、同社の「ローマの休日」に続いて、同じく大黒東洋士さんという方の鑑賞講座の文章があります。でも文章の内容はほとんどオードリー礼賛(笑)。
それと、このパンフでは“ラ・ヴィアン・ローズ”の歌詞も載っているんですけど、他にもサブリナとライナスがデートする時に流れる印象的な曲、“バナナ”の歌詞と訳詩が付いてるのが特徴的。思わず歌いたくなります(笑)。
また、これを読んで思い出すのは、「麗しのサブリナ」はニューヨークと同時公開だった、ってこと。プレミア的なものはもちろんアメリカに遅れてるんですが、一般公開となったのは、実は日本はかなり早かったんですよねー。当時としてはめっちゃ珍しかったんじゃないでしょうか。
その頃はまだまだ日本は発展途上。アメリカから見たら、市場規模は小さかったでしょうに、よくアメリカ本国のパラマウントがOKしてくれたなー!と。
きっと「ローマの休日」で巻き起こったオードリー・ブーム真っ最中のうちに第2弾を公開して、より多く稼ごうと思ったんでしょうけどね。
でも、折衝してアメリカと同時公開という許可を取り付け、まだアメリカでも未公開のうちにプリントの輸入や試写会や宣伝をやらないといけなかったりと、ホンと大変だったでしょうねー。当時のパラマウント日本支社の努力に拍手!

その甲斐あって、「麗しのサブリナ」は1954年度興行収入の見事第4位になってますよね(1位は「ローマの休日」)。パラマウント日本支社の努力が実ったということですね。なお、このパンフの裏表紙には持っているのでは“マダム・ジュジュ”と“黒龍”の2種類あります。
レア度:★★★
2008年07月27日
マリ・クレール・クラシックス・シアター2「麗しのサブリナ」
当時ファッション雑誌の「マリ・クレール」は、“アート”として古い映画の紹介に力を入れていた様子。1回目は89年に銀座文化劇場で上映したそうで、それが好評だったので1年経って第2回目の開催に相成ったそう。
で、このパート2ではパンフレットを作ろう!ということで発行されたのがこれ。バブル絶頂期の1990年2月ですもんねー。
発行はヘラルド・エンタープライズ。当時クラシック映画の権利をほとんど持っていた日本ヘラルドから配給を受けたつながりでしょうね。
紹介作品はオードリーの「麗しのサブリナ」、マリリン・モンローの「お熱いのがお好き」を除くと、「何がジェーンに起こったか」「道」「かくも長き不在」「突然炎のごとく」「雨のしのび逢い」と通好みのチョイスになってます。
「麗しのサブリナ」では鷲田清一さんが解説を書いてくださってます。
その文章中で、オードリーは繭から蛹(さなぎ)になる話が多く、その蛹はいつまでも成虫にならない、など、オードリーファンとしては読んでてちょっと抵抗もあるんですけどねー(笑)。
これも銀座文化劇場で上映されたんでしょうかね?でも東京以外はどこで上映されたかもわからず、全国でいったいどれくらいの部数が出たのかもわからない珍しいパンフ。
レア度:★★★★
2008年04月03日
「麗しのサブリナ」1965年リバイバル 東宝版パンフレット

これは1965年リバイバル時の「麗しのサブリナ」東宝版パンフレットです。サイズはB5。“ニュー東宝”の館名の入っているものが本命版。全20ページで、めくるたびに刷り色が紫とピンクで交互になっており、少し華やいだ感じを出していますね。
オードリーの紹介では、この後のパンフでよく採用される、“オードリーの歩んだ道をたどってみると賢明な女優という感じが強い…”ってヤツ。
解説では山本恭子さんの“オードリーの総て”というのが3ページにわたって載ってます。
オードリーとメル・ファラーのことを“ビクともしない奇跡の夫婦”ということで書いておられるのですが、うーん、この65年リバイバルの「麗しのサブリナ」の3年後、離婚しちゃうんですよー、みたいな。(^^;;;
山本恭子さんは他の雑誌などで、映画評論家でもあり、オードリーのファンでもあることを知っているので、かなり好意的に書いてくださったんでしょうねー。
あと、これは初公開時のいくつかのパンフにも載っているのですが、“ウイリアム・ホールデンとオードリー・ヘップバーンは前年にアカデミー賞をもらっているし、ハンフリー・ボガードも51年に受賞。その他監督のビリー・ワイルダーや衣装のイディス・ヘッドも…” だから、“「麗しのサブリナ」はさながらアカデミー賞コンクールのような作品になった。”というモノですが、
アカデミー賞をもらった人ばかりで作った=いい作品である
ということは全然ないと思うので、この文章を見るたびに“…?”。
でもまあ、「麗しのサブリナ」はそう書かれていても失笑を買わない良い出来なので大丈夫ですが…。
全体に画像が大きく多く扱われているので、オードリーの全作品中一番太い眉毛と一番厚く描いた唇が目立ち、文章よりもビジュアルで印象を残すパンフレットに仕上がっています。
レア度:★★(館名なしの方が、入手は難しいです)
2008年02月21日
「麗しのサブリナ」54年初公開 横浜国際劇場版パンフレット
はい、今日は1954年初公開時の「麗しのサブリナ」横浜国際劇場版パンフレットを紹介します。去年の2月2日「ローマの休日」紹介以来ほぼ1年ぶりの横浜国際劇場(当時の表記は横浜國際劇場)版パンフです!
「ローマの休日」が横浜國際劇場パンフの創刊号でしたが、この「麗しのサブリナ」はNo.11になってます。
さて、これも「ローマの休日」と同じように、とあるチラシ本に画像だけ載っていました。
ま、確かにB5蛇腹4つ折りなんでチラシっぽいですが、こういうパンフは戦後すぐの1940年代後半には多かったタイプのもの。この「麗しのサブリナ」公開当時は既に冊子型が主流ですが、横浜国際劇場だけのオリジナルパンフを作るにはこれが予算の都合上、限界だったんでしょうねー。
「ローマの休日」にも“このプログラムをお買い求めいただきありがとうございます”と完全にパンフであることがわかることが書いてありましたが、ここにも“待望のオードリイ・ヘップバーンの第二回作品「麗しのサブリナ」いかがでしたか。”というチラシでは有り得ないことが書いてあります。
なので誤ってチラシとしてオークションなんかに出ることがありますが、これもれっきとしたパンフ。チラシコレクターさんは、間違えないでくださいね~。
とは言っても、地方の劇場のオリジナルパンフなので、入手はチラシに負けないくらい困難。
中にはファンの投稿欄もあって、そこでこの「麗しのサブリナ」が10月2日から公開されたことがわかります。
「麗しのサブリナ」に関することはプレス以下のことしか書いてないんですが、こういうファンの欄とか、「麗しのサブリナ」の感想を書いている宣伝部ニュースとかが横浜国際劇場独自のものになっていて嬉しいです。(^-^
さて、横浜国際劇場版パンフは「ローマの休日」と「麗しのサブリナ」しか見つからないのですが…この後の松竹系の「戦争と平和」は横浜ピカデリーだし、東宝系の「パリの恋人」の物とかは見当たらないところを見ると、頑張って始めた横浜国際劇場オリジナルパンフ、早々に終わってしまったんでしょうかね。なんかとても残念です。
レア度:★★★★★(入手は難し~~い!)
2008年02月02日
「麗しのサブリナ」1954年初公開時 プレスシート
作りは「ローマの休日」の1954年初公開時のプレスシートと全く同じ。B5の横4つ分の紙を半分に折って、さらに半分に折ってB5サイズにしている、というもの。
ただ、「ローマの休日」が表面3色刷りだったのに比べ、こちらは黒の1色刷り。ちょっと華やかさには欠けます。
表紙に日本語題名はありませんが、写真集などでよく見る「麗しのサブリナ」画像なので、オードリーファンならすぐに作品名はわかりますよね。
↓下の画像は全部開いた状態です。「ローマの休日」でローマの観光案内と撮影裏話だった所は助演者の紹介とオードリーの衣装の紹介になっています。
これ以降必ず取り上げられる、オードリーファッションの紹介のハシリですね。
それと、最下段の画像の右上の「麗しのサブリナ」と日本題名が書いてある部分の画像、よーく見といてください。
明日はこの画像に関わる悲劇のお話です。
2008年01月16日
「麗しのサブリナ」1954初公開 東宝関西支社版パンフレット
これは1954年初公開時の「麗しのサブリナ」東宝関西支社版です。表紙の美しさは定評のあるところ。表紙の館名には大阪ミナミの南街劇場、大阪キタの梅田劇場、京都宝塚劇場、広島宝塚劇場が載ってます。この広島の劇場が載っているのが不思議!最後の方に載っている劇場案内では広島の劇場は載ってないのですが、広島でも売られたんでしょうかねー。まあそうだろうとは思いますが…。
総ページ数は12pなんですが、裏表紙の裏は広告、その前は次回予告と劇場案内なので、内容はかなり薄味。
「ワイルダーの演出神経」という解説がありますが、これは日比谷映画劇場の東京版にもあるもの。
関西版なので、このパンフだけの解説もあればもっとよかったんですけどねー。
でもお気に入り度は高いパンフです!(^-^
レア度:★★
2008年01月04日
「麗しのサブリナ」1954年初公開 外国映画社版パンフレット
うーん、美しい表紙ですねー。思わず欲しくなってしまいますよね~!(^-^
これは「麗しのサブリナ」の1954年、初公開時の外国映画社(外映)版パンフレットです。
表紙も綺麗なんですが、中身も充実しています。総ページは16p。これは当時としてはページ数が多い方で、「麗しのサブリナ」初版パンフの中では本命の日比谷映画劇場版に次ぐページ数を誇ります。50年代の外映版パンフは本当に頑張っていたんですねー。60年代とはえらい違いです。
さて「麗しのサブリナ」っていうのはオードリー2回目の主演ということで、「ローマの休日」だけの一発屋で終わるのか、それともスターとして輝き続けるのか、みんなの興味の的だったみたいですね~。初公開時のどのパンフもオードリーに焦点を当てた解説があるんですよ。
で、この外映版パンフにも“魅力あふれるオードリー”という原 安佑さんという方の2ページにまたがる解説があります。
他にもこのパンフには大きな特徴があって、それはストーリーが画像でつづる形式になっていること!これだけでなんと5ページも費やしています。

普通映画パンフレットでのストーリー(物語・あらすじ・梗概)って僕は全く読まないのですが、こういう形式にしてくれると、なんか読んでみようかな?って気分になります。こういう形式のため他のパンフでは収録されていないオードリーの絡んでない画像も多く、見ていて楽しいパンフに仕上がっています。(^-^
なお、裏表紙には2種類あります。東芝の“マツダランプ”のタイプと“wool”のもの。中身は一緒。
レア度:★★(初公開版の中では手に入れ易いです)
2007年12月10日
「麗しのサブリナ」1954年初公開 一般用パンフレット


←表紙を開いて
すぐのページ
さて、今日は以前紹介した「麗しのサブリナ」本所映画館版と表紙全く同じの一般用パンフレットです。
で、表紙を開いたすぐのページを見ていただいてもわかるとおり、レイアウトは本所映画館のものとは全く違います。ホント、別物扱い。
ただし、「ローマの休日」の本所映画館版と一般用のが文章まで全然違うものだったのに比べて、「麗しのサブリナ」の方は基本文章の内容は一緒。
ところが、カラーの挟み込みはありませんが、全ページ12pで本所映画館版よりもページ数は多いんです。
当然詰め込める内容には差があり、撮影エピソードが増えていたり、助演者の紹介が本所映画館版は3人なのに、コチラでは7人も紹介。
本所映画館版にはあって、コチラにないのは“オランダ時代のオードリー・ヘップバーン”という文章だけ。読む部分は圧倒的にこっちが上です。→裏表紙は本所映画館と同じで松坂屋のもの。同じ出版社が本所映画館版と一般用と両方作ったんでしょうねー。
ホントこんな風に表紙一緒なのに内容違ったりするので、手に入れないとわからないパンフって面白いですねー。
レア度:★★★(本所映画館版よりは入手がラク。)



