2017年08月17日

「麗しのサブリナ/許されざる者」新しいサントラが発売!ですが…

 「午前十時の映画祭8」オードリー特集始まっています!全国同時公開中!「おしゃれ泥棒」が目玉作品です!
★上映期間
 2017/08/05(土)~2017/08/11(金)1週上映「ローマの休日」(終了)
 2017/08/12(土)~2017/08/18(金)1週上映「麗しのサブリナ」(明日最終日)
 2017/08/19(土)~2017/08/25(金)1週上映「昼下りの情事」(明後日から)
 2017/08/26(土)~2017/09/08(金)2週上映
 「おしゃれ泥棒」


 新情報です!

 「麗しのサブリナ」と「許されざる者」がカップリングで新しいサントラが出るそうです!さらに「ローマの休日」のテーマ付き!

 …と、これは全くの新盤か!?と喜んだのですが、どうやらそうではないみたい…。

 今までの「麗しのサブリナ」と「許されざる者」のサントラをカップリングしただけのようです。
 それプラス「麗しのサブリナ」の“バラ色の人生ヴォーカルbyオードリー・ヘプバーン”になってますけど、どゆこと?

 販売元のサイトを見ると「バラ色の人生」のタイムは2:09になってますけど、オードリーが歌うシーンはそんなにない。
 ただし、今アマゾンやitunesで売ってる「麗しのサブリナ」の映像からモロパクリしたデジタル・ミュージックは、ボガードとの歌う前の会話などを含めて2:09。
 これって…。

 さらに言うと「ローマの休日」も実際の映画では1分半くらいですが、ここに収録される予定のものは3:01。
 これはリチャード・バーナス指揮、ロイヤルフィル演奏のものでは…!?

 100歩譲って「麗しのサブリナ」や「許されざる者」は50年以上経っているので、国によっては著作権が切れているかもしれない。
 でもロイヤルフィルの演奏は2013年発売のものだから、著作権切れてないと思いますけど〜!!

 こんな著作権侵害CDみたいなものがあっていいのでしょうか?
 元々「麗しのサブリナ」の“バラ色の人生”のデジタルミュージックや「ローマの休日」のロイヤルフィルのデジタルミュージックはどこかの国が無断でパクって出していたみたいですけど、天下のキングレコードさんが誤ってそちらから権利を買ってしまったのでしょうか!?

 ムムム…。これは喜んでいいのかどうか微妙な発売ですね。
 なんか16pブックレットがついてくるそうなので、そちらは期待していいのかな??

 ちなみに詳細はこちら
 既にアマゾンでは取り扱いが始まっているようです。
 キングレコードさん…大丈夫??



  
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2017年07月25日

オードリー・ヘプバーンのジグソーパズル その6

 8月に入るととうとう「午前十時の映画祭8」でオードリーの作品が4本連続で上映されます!全国同時公開!「おしゃれ泥棒」が目玉作品です!
 さあみなさん、予定は立ててらっしゃいますか?
★上映期間
 2017/08/05(土)~2017/08/11(金)1週上映「ローマの休日」
 2017/08/12(土)~2017/08/18(金)1週上映「麗しのサブリナ」
 2017/08/19(土)~2017/08/25(金)1週上映「昼下りの情事」
 2017/08/26(土)~2017/09/08(金)2週上映
 「おしゃれ泥棒」


 劇場などはこちらの記事で

 間が開いてしまって申し訳ありません。m(_ _;)m
 オードリーのジグソーパズルの紹介を続けます。

 今回は500ピースの「麗しのサブリナ」の有名なジバンシィのイブニングドレス&画像のオードリーです。

 この衣装はこういう角度だととっても美しいのですが、映画を初めて観た時にそのシルエットにビックリしました!
 正面から見ると、まるで蛾が留まっているような…そんなスカート!

 オードリーの衣装の中でも特に有名なものの1つですが、僕の中ではこのドレスは “蛾のドレス” として深く刻まれてしまい、あまりいい印象がありません。(^^;;;

 このドレス、映画で見るとよくわかりますが本体はタイトスカートで、その上からこのボリュームのあるスカート部分が腰の共布のベルトらしきもので留められてますよね。

 このジバンシィのドレスは、オードリーとジバンシィが初めて手を組んだ3着の中の1つです。残りはパリ帰りのサブリナがグレンコーヴ駅で待っている時のスーツと、ライナスの社長室にいる時の肩紐のあるカクテルドレス。

 オードリーの為に作られた物ではないのに、まるでオードリーに合わせてデザインされたかのようなピッタリ感が凄いです!
 ちなみにジバンシィのコレクションからこの3着を選び出したのはオードリー自身。

 この蛾のドレスはオードリーもとても気に入ったみたいで、後に買い取ったのかこの衣装でパーティーにも出席しています。

 この衣装はモノクロの写真が多いですが、ありがたい事にカラー写真も現存しています。
 それによるとこの刺繍部分は黒。モノクロ映画に最も映える色だった訳ですね。

 なお、最近のデジタル技術の発達で元はモノクロの写真に色を付けたものがありますが、それは刺繍が紺色や青や金色だったりするものがあります。
 青系など他の色で塗られているものは本物のカラー画像ではないので、注意してください。

 さて、この衣装も1953年のコレクション(ということは1952年にジバンシィは作っていたのかも…)からはだいぶ年月が経っています。

 2000年に日本でフェラガモ主催の最初の大規模なオードリー展(オードリー・ヘプバーン:私のスタイル展)が開かれた時には現存してないのか、レプリカが展示されており、きちんとレプリカである事が明記されていました。

 ところが息子ショーンが主催した2004年の “timeless audrey” 展ではレプリカである事が書いてませんでした。
 そのため、この展示会を取り上げたテレビ番組では “オードリーが「麗しのサブリナ」で着たドレスです!” と大嘘で紹介してました。

 このショーンの “timeless audrey” 展は不正確な展示が多く、ドレスによっては前と後ろが逆に展示されていたりして、背中にあるタグが平然と前にあるままで展示されていたりしてました。オードリーが着ている写真が現存しているにもかかわらず、です。

 当時のショーンは “母オードリー” はともかく、“女優オードリー” には非常に疎いのがよくわかってしまう展示でしたねー。

 その時発売されたショーンが絡む図録ではどう見ても1954年〜1955年のメイクのオードリーを “1949年” と載せていたりと、間違いもかなり目につきました。後に別の写真集で1955年と訂正が入りましたが、それに気付く前の大丸がオードリーを宣伝で使った2007年の広告では堂々と1949年と間違いのままで使用されていました。

 この “timeless audrey” 展で展示してあった衣装もよく見れば(いや、よく見なくても)本物ではないことがわかるはずです。

 まず、このスカートは映画で見るともの凄くボリュームがあるのがわかります。オードリーがこの衣装を着て1人でテニスコートで踊るシーンを見れば、重たそうなのがわかります。
 本当は重くはなく、芯地が入っているだけかもしれませんが、とても形がはっきりしています。

 ところがレプリカはバックがペタンコ。ボリュームなんか全然ありません。いかにも軽そうなペラッペラなスカートが付いてます。
 1999年頃のジバンシィのサロンの制作者は1952年頃のジバンシィのデザイン画や資料を元に作ったのでしょうが、やはり同じには出来なかったようです。
 やはり最初に作ったお針子さんなんかももう入れ替わってたでしょうしね。

 それにその段階でも既に約半世紀も経ってるので、生地の白が真っ白のままでいれるわけがありません。
 実際その同じ展示会や後の展示会でも「マイ・フェア・レディ」のブラウスなどはすっかり色が変色して茶色くなってました。

 でもこのレプリカはもちろんまだ真っ白のまま。誰も着たような形跡もありませんでした。

 パズルとは何の関係もない話でしたが、このパズルには500ピースの他の商品の紹介チラシが入っています。
 それによると他にもオードリーのものとしては前回紹介した「ローマの休日」の撮影風景の他にもグレゴリー・ペックとヴェスパに乗る「ローマの休日」の宣伝写真、「麗しのサブリナ」の冒頭のジャンパースカートを着るオードリーの物があったことがわかります。

 残りの2つは買ってないですねー。あまりにもよく見る写真だったからでしょうか…。
 もう既にこの頃にはモノクロの若いオードリーばっかりのジグソーパズルの存在に飽きてきてたからだろうと思います。

 これが他の物が「緑の館」や「パリで一緒に」など他の作品のカラーのものだったら喜んで買ってたと思うんですけどね…。
 別に一般の人もこんなに同じ作品ばかりじゃなくても、パズルで遊んで飾って見るだけならどの作品のオードリーでもいいと思うんですけどねー。

 オードリー以外ではマリリン・モンロー1つ、イングリッド・バーグマンの「カサブランカ」2つ、ジェームス・ディーン1つになってます。

 オードリーのものが4つもあるということは、やはり1990年前後の当時のオードリーブームというものが凄かったのをよく表していますね。
 バブル期のワンレン・ボディコンの裏では、こういうレトロな映画も流行ってたんだよーって証明ですね。
  


2016年12月10日

写真集「オードリーに魅せられて 〜サブリナの日々〜」

 今回は、「Charmed by Audrey : Life on the set of Sabrina」の邦訳版である写真集、「オードリーに魅せられて 〜サブリナの日々〜」の紹介です。

 内容的には英語版も日本語版も同じなので今までほったらかしにしてきましたが、ここできちんと日本語版の紹介を。

 まず「Charmed by Audrey」は今までのオードリー写真集でもトップクラスの出来。2009年のオードリー・ヘプバーン大賞の大賞受賞でもあります。

 この日本語版も同じ2009年には発行されています。10月13日発行になっていますので、9月くらいの発売?
 発行はAC Booksさん。
 後にこの「オードリーに魅せられて」と同じ判型で他社の「So Audrey」も訳出しています。

 出た当時、こういう形態で全作品あるいはオードリーを撮った全カメラマンの写真集が出てくれたらな〜なんて思っていましたが、それは叶いませんでしたね。

 もともともうこれ以上触りようのない完璧さだったので、日本語版でも大方同じ。
 違いはごく一部に限られています。

 日本の本というのは帯を巻くのが普通なので、原書では裏表紙の下部にあるバーコードが、裏表紙の本の上部に変更になっています。
 その代わり原書ではあったこの本のオススメ文みたいなのが無くなっています。

 で、原書ではバーコードだった部分は写真のまま。
 でもこの写真は本文にも収録されているので、日本語版での写真の上部が見れない!ってことはないです。

 あと、原書では表紙カバーは墨とパール・パーブルとパール・ブルーグレーの3色で刷られています。

 そしてタイトル部分と背表紙の白文字、裏表紙の解説は厚塗りのニス引きがなされていて、触ると膨らんでいるのがわかります。
 カバーの折り返しの画像部分もニス引きがなされています。

 これ、パール色も高いし、ニス引きも別に加工料がかかります。経費かかってます。

 対して日本版はお金のかかるパール色はやめて、原書のパール・パープル色に似た紫の特色、そしてブルーの特色と墨の3色で刷られています。
 ニス引きも表紙のパープル部分のみ。
 ブルーは原書とは似てない色になってます。

 そのカバーを外すと、ハードカバーの本体が出てくるのですが、この厚みや紙の素材、色が違います。

 原書は厚みが有り、本当の銀色です。日本版の方が少し薄く、色が青っぽく、ちょっと紙目が目立つ紙質。

 あと、本文は同じコート紙ですが、日本版の方が少しツルツル度が高いです。厚みは同じくらい。

 まあでも問題になるような違いはありません。カバーのパール色以外は、よーく比べると…という範囲内です。
 日本版でも中身はパール色2色(+墨)で刷られており、豪華。原書と同等です。

 写真のページはもうこの時代はPDF入稿だと思うので、寸分の狂い無し。
 写真に付いている英語の文章を日本語に翻訳されているだけです。

 この写真の文章はオードリー自身の言葉や、オードリーを讃える他の人の言葉が載っています。

 本の最初には、この写真を撮ったマーク・ショウの一人息子の奥さんと、「麗しのサブリナ」の原作者の息子さんの前書きが載っていて興味深いです。

 マーク・ショウの息子の奥さんは、50年以上不明だったこれらのネガがいかに発見されたか、ということや、この白黒写真の中で白のシャツと黒のカプリパンツ(サブリナパンツ)に見えるものは、実際はピンクのシャツと赤いパンツである事が当時の注釈で書かれている、と書いてます。

 それ以上に興味深いのは、「麗しのサブリナ」の原作戯曲を書いたサミュエル・テイラーの息子、デヴィッド・テイラーの文章。

 当時ハリウッドは、舞台の製作前からスカウトマンが映画化権を買い付けに来ていた事、原作の「麗しのサブリナ」もそういう経緯を辿って、舞台前からパラマウントが買った事が述べられていました。

 やはりバリー・パリスの伝記や、「永遠のオードリー・ファッション」で書かれてた事(オードリーが舞台を見てパラマウントに買ってもらった)は誤りだとわかりますね。

 既に1953年3月には契約も済んで、サミュエル・テイラーと監督ビリー・ワイルダーは脚本を書き始めています。

 その段階でサブリナはオードリーが演じる事が決まっており、サミュエル・テイラーはオードリーをイメージして脚本を進めていった事も書かれていました。

 舞台の稽古が始まるのは53年8月から。大幅に映画が先行しています。
 この段階では舞台はまだ影も形もないですね。

 サブリナの後、「オンディーヌ」の舞台でオードリーがニューヨークに来た際は、頻繁にサミュエル・テイラーの家に来ていたそうで、奥さんとも仲が良く、幼い息子のデヴィッド・テイラーと弟もオードリーとよく話したとか。

 別の仕事でサミュエル・テイラーがハリウッドに行った際に、母とデヴィッドと弟は春休みにロサンゼルスへ行くと、なんとサミュエル・テイラーはオードリーのアパートを貸してもらっていたそうです。

 さらにわかるのは、この写真集で載っている木戸や部屋(表紙でも採用)が、実はそのオードリーのロサンゼルスでのアパートだという事がわかります。

 住所はウィルシャー大通り10368番。今でも現存しているのでしょうか?
 部屋はチリ一つなく、清潔だったそうです。

 日本語版でももちろんトップクラスの写真集であることは間違いなく、自信を持ってお勧め出来る1冊となっています。

 帯には復活したランテルディを抽選で5名にプレゼント!というのが載っています。もちろん、とっくに期限は過ぎていて、2010年2月15日消印までです。

オススメ度:★★★★★(珍しく、美しい画像がいっぱい!オリジナルネガフィルムからの印刷なので、裏焼きは一切無し!)


  


2016年11月08日

「オードリー・スペシャル '91」チラシ&前売券

 とうとうこれで、アップされた記事が900になりました!

 前にも書きましたが、今年はいろんなオードリー作品の日本でのメモリアル・イヤーです。

 ・「戦争と平和」公開60周年
 ・「ティファニーで朝食を」公開55周年
 ・「初恋」日本初公開50周年
 ・「おしゃれ泥棒」公開50周年
 ・「エクスラン・ヴァリーエ」撮影&放送45周年
 ・「ロビンとマリアン」公開40周年

 他にも日本公開されませんでしたが、「ニューヨークの恋人たち」は米国での公開35周年ですし、英国時代の初期作品のほとんどが撮影&公開65周年に当たります。

 そして、それらをリアルタイムではほとんど知らない僕らでも、オードリーの80年代後半〜90年代前半の再ブーム時のことははっきり覚えています。

 85年「噂の二人」という渋い作品から始まったオードリー作品のリバイバルは、あっという間にオードリーのブームを引き起こし、「尼僧物語」「許されざる者」を除くオードリー全盛期の14作品が次々とリバイバルされました。

 今回紹介している「オードリー・スペシャル '91」チラシですが、もちろん1991年のもの。
 これも公開から25周年になりますね。

 85年からずっとオードリー作品をリバイバルしていた日本ヘラルド映画(その後角川映画に吸収される)が、最後に権利を手に入れた「おしゃれ泥棒」「いつも2人で」「暗くなるまで待って」を公開したのがこの1991年でした。

 この「オードリー・スペシャル」はその3作品を上映するために組んだプログラムです。

 もっとも、「暗くなるまで待って」は87年に元々の権利元のワーナー・ブラザーズからもオードリーの再ブームに便乗してリバイバルされており、そのためこのチラシでもわかるように大阪では「暗くなるまで待って」の上映は外されています。

 このチラシのバックの画像を見れば、新しい3作品に交ぜて上映するために、既にヘラルドが権利を持っていた「麗しのサブリナ」「パリの恋人」が準備されていることがわかります。

 それらの画像を↓下で大きく載せますので、何の作品か当てていってください。全作品当てられたら、あなたはオードリー通中級です。

 これら5作品から日本全国の各映画館が自由に選んで上映出来たようです。

 なので映画館によって上映作品はまちまちですし、91年ではなく、92年になってから上映された所もありますので、同じチラシでも他の映画館では「オードリー・スペシャル ’92」となっているものもあります。

 チラシの裏は映画評論家の清水俊雄さんによる解説。
 そこではオードリーが91年4月にNYリンカーン・センターのフィルム・ソサエティから過去の実績に対して表彰されたことが載っています。
 アメリカなど全世界でもオードリーの作品が見直されて、人気がどんどん再燃しはじめた頃ですね。



 これで日本ヘラルドはオードリー全盛期の作品14本の権利を入手したので、それらを全国で2000年まで日本各地で上映していました。

 オードリーが1992年に余命あとわずかというニュースが世界で駆け巡った時にも、93年に亡くなった時にも、すぐに応援上映や追悼上映を出来たのは日本へラルドさんが権利を取っていてくれたおかげです。

 もし亡くなってから慌てて権利を取っていたのでは上映も遅かったでしょうし、権利を取るのも「ローマの休日」だけとか、そういう悲しい状態だったと思います。

 それが追悼時に間髪入れずほとんどの作品を見れたというのは、それまでにオードリー作品を選定して各映画会社から権利を取って…と尽力してくれた日本ヘラルドの担当者さんのおかげですよね。

 なお、この大阪版の日付を見ると本当に25年前の今くらいの時期だったとわかります。東京のおそらく銀座文化劇場ではもうちょっと早かったでしょうし、他の地方はもっと遅かったと思います。

 この大阪では

 9/14〜10/4「おしゃれ泥棒」
 10/5〜10/18「いつも2人で」
 10/19〜10/25「麗しのサブリナ」
 10/26〜11/8「パリの恋人」

 になっていますね。はじめての「おしゃれ泥棒」が3週間、同じくはじめての「いつも2人で」が2週間、85年から何度も上映している「麗しのサブリナ」が1週間、「パリの恋人」が2週間という上映スケジュール。

 僕もこれで久々の上映で「おしゃれ泥棒」と「いつも2人で」を見たと思います。
 というか、それまでその2作品を見たのは自主上映とかなので、本格的な映画館で見る、というのはこれが初めて!

 前売券も持っているのですが、全部が載っている9/14以前に買ったもの、そして「いつも2人で」上映中に買ったものの2種類ですね。

 後から買った方は「おしゃれ泥棒」と「いつも2人で」がマジックで消されています。ちょっと乱暴。

 下部に「梅田コマ・シルバー」って載ってる方は回数券なので、4作品とも見に行く気まんまんですね。
 でもさらに前売券を追加で買っているとは、「いつも2人で」や「おしゃれ泥棒」を2回以上見たのかな?

 「いつも2人で」を見に行った時のことはハッキリ覚えていますが、大阪のサウンドトラック・リスナーズ・コミュニケーションズ(SLC)という会社が限定版で売っていた「いつも2人で」のサントラCDが映画館でもパンフレットと共に受付で売られていました。

 この当時はまだ権利元のBMGビクターが「いつも2人で」のサントラCDを発売してない頃で、手に入る「いつも2人で」サントラCDとしては初めてのもの。
 かつて出ていた日本版レコードのジャケットを踏襲しており、他の国では無い稀少盤でした。
 BMGビクターがサントラCDを出したのは、結局オードリー没後の1993年でした。

 なので、僕は観に来ている他の人達に心の中で “買ってあげて〜〜〜!絶対いい曲だからっ!!” って叫んでましたね。

 ちなみにこの当時は映画館は予約制でも指定席でもなく早い者勝ち。
 なので、映画を見に行く時は15分前、オードリー作品だと最低でも30分前に行って並んでおかないと良い席では見れませんでした。なんせオードリーは大ブーム真っ只中!必ず行列が出来てましたし。

 「いつも2人で」はこのリバイバルで初めて左右が切られてない超横長のパナビジョンサイズ(シネマスコープサイズ→2.35:1)で見れました。
 それまでは、テレビ放映やLDや自主上映のテレビサイズ(4:3)でしか見たことがなかったので、左右を約半分に切られてしまっていた部分の情報量の多さに驚き&大感激していました。

 なぜかLDなどはオードリーとアルバート・フィニーが画面の左右に分かれる時にはフィニー側に寄せていたので、オードリーってこのシーンでこんなお茶目な顔してたんや!とか、あっ、カワイイ!とかカットされていた美しい緑の湖のほとりなどに発見があって、本当に嬉しかったものです!

 …とまあそんなことを思い出してしまう25年前のチラシ&前売券なのでした。
  


2016年07月28日

オードリー・ヘプバーン「麗しのサブリナ」タペストリー

 今回はオードリーの大型タペストリーの紹介。
 サイズは布部分が92cm×92cmくらい、上下の棒は97cmくらいあります。大きいですよね。

 絵柄は「麗しのサブリナ」の宣伝写真のオードリーですね。超有名なもの。

 これは1980年代後半のオードリー再ブームが起こった時に文具店(神戸のPALEXだったかな?)で売っていたと思います。となるともうかれこれ30年経っているわけですね。

 今でもこれを見つけた時のことを覚えています。何かオードリーの物は無いかとふらりと入ると、ありましたありました!でっかいオードリーのタペストリーが!

 このとき実は3種類売っていたんですよね。他は同じく「麗しのサブリナ」のジャンパースカートで寝そべって左手で顎を支えているこれまた超有名な物、そしてあとひとつは「ティファニーで朝食を」の脚立のような椅子に腰掛けてキセルをくわえているこれまた有名なもの。

 どれを買うか悩みましたねー。僕のオードリーの顔の好みだけでいくと「ティファニーで朝食を」。
 有名な画像ばかりで、ちょっと有り難みは薄くって、でも当時はまだオードリーのグッズというだけで嬉しかった時代。
 でもオードリーなら何でも商売になる時期になって来てたんでしょうね。

 超有名な画像でも、巷で氾濫する直前の時期で、まだ僕でも買おうと思えた頃。
 でもさすがにジャンパースカートサブリナは飽きてきてたのか、これか「ティファニーで朝食を」かを迷いました。
 理由はわかりませんが、最終これにしました。今だったら「ティファニーで朝食を」を買うけどなー。

 確か他のはまた買えばいいやとかって自分に納得させましたが、結局この1つしか買ってません。
 値段は全然覚えてないんですよね。3500円くらい?もっとかなー…。

 今はお金さえ出せば、自分の好きな画像でタペストリーやポスターを1枚でも作ることが可能です。印刷する素材も、こういうキャンバス風のやら、街のポスターのようにツルツルのもの、裏からライトを当てて透過するタイプのものなど色々です。
 まあその時はかなり高解像度のデカい画像を用意する必要があります。ネットで載せているような画像では無理ですね。

 なんか画像だとかなり黄ばんでますが、実際はそこまでひどくありません。もともとキャンバス生地も生成り色ですしね。多少経年劣化による黄ばみも有るでしょうが。

 逆に画像ではわかりにくいですが、オードリーの黒の衣装がまだらになってます。
 これは洗濯するとぐしゃぐしゃってなったため。右上のへにゃへにゃってなってるところも、全体のシワも洗濯でこうなりました。

 いつも思いますが、この画像のオードリーってウエストの細さが際立ちますよね。さすが50cmの威力です。しかも普通にしててこれですからね。
 オードリーには胸がほぼ無いので、代わりにウエストの細さでスタイルの良さを強調したわけですよね。

 でもこれくらいが細いねー!って普通に感嘆出来る限界くらいかなーと思います。
 コルセットとかでムリに40cmとかにしてる人をネットで見ますが、もうそれはちょっと普通には見れないです、僕は。
 やっぱり自然体と作られたものの違いですかねー。
  


2016年01月30日

オードリー再ブームの幕開けを告げる85年 “ゴールデンシアター” チラシ

 今回は、1985年から始まるオードリーの再ブーム期の最初期(たぶん)のチラシの紹介。

 これは東京銀座文化2(現シネスイッチ銀座)での“ゴールデンシアター” というくくりでの上映の際のチラシです。
 掲載作品は「麗しのサブリナ」「噂の二人」「ローマの休日」の3本。

 1984年から日本ヘラルド映画株式会社(現:KADOKAWA)によるクラシックフィルムのリバイバルが続々と始まるのですが、オードリー作品では85年初頭に「噂の二人」という渋い作品からリバイバルがスタート。それに85年は「麗しのサブリナ」と「ローマの休日」が続きます。

 「噂の二人」は既にこの劇場で2回目、「麗しのサブリナ」と「ローマの休日」は最初の上映になるのがこの3作載っているチラシだと思われます。
 ちなみに最初の「噂の二人」のリバイバルチラシはおそらくあれだったのでしょう。

 85年公開時の「ローマの休日」と「麗しのサブリナ」のチラシって無いなあ〜と思っていたのですが、今回これをブログで取り上げるにあたって何年のものか万年歴で調べてビックリ!1985年でドンピシャでした!

 このチラシで見る限り、「麗しのサブリナ」の方を先に劇場に掛けたみたいですね。上映期間は11/30〜12/13が「麗しのサブリナ」、12/14〜12/27が「噂の二人」、12/28〜1/16が「ローマの休日」と、「ローマの休日」のみ少し長くなってますし、お正月にぶつけてきてますね。お客さんの入りを当て込んでるんでしょうねー。

 この日本ヘラルドのリバイバルは、これまで本来の権利元の配給会社が放置し打ち捨てていたような過去の名作を、続々と独自に買い付けて劇場で上映していくという企画。

 これが結構当たったのだと思いますが、1930年代〜1960年代の名作が日本ヘラルドによって次々にリバイバルされました。
 この時期、戦後すぐ(40年代後半〜50年代)に公開された作品の観客層がまだ50代〜60代で元気だった頃。往年の名作を懐かしもうと、劇場に訪れたのだろうと思います。

 その中でもちょっと変わっていたのがオードリーの諸作品。
 観客が、初公開時に見たお母さん方(40〜50代)とその娘さん(10〜20代)というパターンが多かったのだろうと思いますが、どうも他の作品群よりも興行収入が良かったのでしょうねー。やがて若い女性にも新たなオードリーファンがどんどん生産され、ついにはオードリーの作品のみが続々とリバイバルされていくようになります。

 やがてそれはオードリーの大ブームになっていき、多くの雑誌でオードリーの特集が組まれ、オードリーが載っていれば売り上げがグーンと伸びる、と言われるようになっていきます。そしてブームに気づいた大手各社が87年からCMでオードリーをバンバン使い始めるようになります。

 しかももうブーム最後の方には「パリで一緒に」までCMで使われるようになり、ああ、もうヘラルドにこれしか作品が残ってないんや〜!と驚嘆していたのを思い出します。
 90年代でのNHKの100万人アンケートでは、10代〜60代以上までの全世代でオードリーが好きな女優のトップ!という結果になっています。

 それまでオードリー作品はもう儲からないと見向きもしなかった本来の配給会社でも “儲かる” オードリー作品をリバイバルし始めるようになり、最終的には95年までに「尼僧物語」と「許されざる者」と「ロビンとマリアン」以降と初期未公開作品を除くなんと15作品が全部で19回もリバイバルされました!

 ホンと1975年〜1984年の暗黒期を知っている身からすると、85年〜93年くらいまでのオードリーの復権及び伝説化は目をみはるものがありました。
 関西でも、次から次へとあっちでもこっちでも間を置かずにオードリー映画が上映されていて、大阪や神戸をウロウロしていたものです。近畿でもそういう感じだったのですから、東京圏はもっと凄かったと思いますよー。

 「噂の二人」から始まったリバイバルは “えええ〜〜〜っ!” という驚きだったのを思い出しますが(なんせ絶対に劇場リバイバルは無いと思っていた「噂の二人」でしたしね)、もう既にあれから31年も経っているんですよねー。

 というわけで、これはまだ日本ヘラルドがオードリー作品をクラシック作品の一部と見なして公開していた時のリバイバルですけど、これがブームの前触れの最初期のチラシなんだなーとわかると感慨深いものがあります。

 裏面の解説ですが、ごく一部をちょっと抜粋。

「麗しのサブリナ」
 “第二次世界大戦の影響で若手男優が育たなかった為、オードリーの共演相手ももっぱら二十〜三十歳も年の違う中年ばかりであったわけだが、観る側にとっては『あの大スターまでもがオードリーに夢中になっている』という様な印象があっただろうし、またそのことがオードリーを大女優として成長させたとも言えるだろう。”

 「噂の二人」
 “テーマの上での本当の主役はむしろ共演のシャーリー・マクレーンであり、オードリーは作品の格調の高さを象徴する美しさと共に演技力で勝負させられ、そしてまた見事にその期待に応えたのである。”

 「ローマの休日」
 “オードリー以前のハリウッドの女優には常に美貌と共にグラマラスな肉体が要求されており、彼女の華奢であたかも妖精のような魅力は観る者に新鮮な驚きを与え、以後に登場した数多くの個性的な女優たちの魅力を認めさせる契機となったわけなのである。”

ということが書いてあります。

 表面の画像は「緑の館」の頃の宣伝写真のオードリー。メル・ファーラーとの仲がうまくいってたと思うのですが、オードリーにしてはちょっと太って、顔が丸くなっている時期のものですね(といっても充分細いですが)。
  


Posted by みつお at 09:00Comments(4)麗しのサブリナ噂の二人

2014年01月21日

「麗しのサブリナ」オリジナル・サウンドトラック

 昨日はオードリーの命日だったんですが、それにふさわしい内容の物を書けそうもなくて、こちらは記事をアップしませんでした。
 その代わりに、もうひとつのブログ“おしゃれ泥棒、オードリー・ヘップバーン!”の方に「ホテル・ラファエルとオードリー」という記事をアップしてますので、よろしければそちらもご覧ください。

 さて、今日はそんなオードリーの命日である昨日に届いた「麗しのサブリナ」のオリジナル・サウンドトラック!
 うーん、なんてタイミングだっ!

 以前の発売予告の記事でも書いていたんですが、発売はKritzerland。全世界でたった1000枚だけの限定発売。
 これ、あっという間に売り切れ→入手困難になると思います。

 オードリー作品のサントラで3000枚くらいの限定盤の物って、大体発売後3年くらいで売り切れてそれ以降は入手困難ってことが多いので、1000枚限定のこれなんかは欲しい方は急いだ方がいいと思います。
 今なら、タワーレコードさんで手に入ります。アマゾンでは扱いがないようです。(追記:その後扱いが始まりました)

 以前はアマゾンで中古とかは安くなる傾向があったんですが、最近は販売終了、即価格が暴騰ってことが多いので、通常で入手出来る間に買っといた方が…。
 なんか最近はやたら暴利をむさぼる輩が多いと思います。

 「麗しのサブリナ」は今までホントのサントラって全く発売がなかったんです。かろうじてメインタイトルのみオリジナル・サウンドスコア盤での発売があっただけ。
 なので、この本当のサントラの発売は画期的なんですよ!

 で、音を聴くとかなりクリア!元々の録音が悪かった部分は仕方がないとしても、これだけ音がはっきりしているなんて!とても1954年の音には思えません。
 おそらくきちんとマスターテープからデジタル・リマスターされているんだろうな〜と。

 1950年代前半の曲でこれだけの音が再現出来るなら、本当に「戦争と平和」もリマスターやって欲しい!あれはヒドいっす!
 それに、「パリの恋人」は完全全曲(約72分)のリマスターが欲しいな〜。オードリーの声だけのボーナストラックなんかがあれば、なお良し!です。

 で、この「麗しのサブリナ」サントラ、めっちゃ嬉しい!嬉しいんですが、大いに不満アリ。

 というのも、「麗しのサブリナ」のテーマ曲とも言うべき“ラ・ヴィアン・ローズ(バラ色の人生)”が全く未収録!
 実際には何回も映画では使われてますよね。オードリーが初めて映画で歌うバージョンも含めて、サブリナがパリでお父さんに宛てて手紙を書くシーンのバックや、ライナスと食事の後で踊るシーンなど。全く入れませんかーっ!

 他にもサブリナとライナスが船上デートする時の、オードリーも口ずさむし印象にも強い、“バナナ(Yes, we have no bananas)”も未収録。
 これ、せめてレコードにかかっているバージョンだけでも見つからないかとmp3を調べましたけど、見つからないです。著作権の問題もあるので、きっと映画の為に録音されたものなんでしょうねー。

 なので嬉しい反面、“なんでやー!なんで入ってないんやー!”って不満の溜まる仕様(笑)。

 サブリナが変身してパーティーに来る場面の音楽や、デイヴィッドがテニスコートへ行く時のお決まりの曲“ロマンティック(Isn't It Romantic?)”なんかは収録されていますが、メインタイトルである“プレリュード”と“ララビービルディング”を除くと、メリハリのないダンスミュージックばっかりで、通して聴くと、“これだけ聴けるだけでもめっちゃ喜ばなアカンのや!”と思っても、ちょっと退屈してきます。

 「麗しのサブリナ」からは12曲なんですけど、12曲目の“サブリナ”って男性ボーカルの曲は何これ?こんなの映画に入ってないし、これじゃあ実質11曲やん!こんなの入れるなら、“バラ色の人生”や“バナナ”を入れてくれーっ!

 他には「俺たちは天使じゃない」「失恋4人男」「偉大なるマッギンティ」など全7作品(日本未公開作品もあるみたい)のフレデリック・ホランダーの曲ばかりが入っています。

 それにしても、このジャケットのオードリー、着色にしても顔色悪いなー(笑)。まさに土気色と言うのでしょうか。
 他にもCDや裏ジャケットやケースの内側からも「麗しのサブリナ」メインになってます。

オススメ度:★★(発売自体は画期的事件だけど、不完全版ってことでこの程度かな。でも欲しい人は急ごう!)
タワレコさんでは“Sabrina / We're No Angels”で検索してみてください。


  


Posted by みつお at 09:00Comments(16)麗しのサブリナサントラCD

2013年09月25日

いよいよ公開!「スクリーン・ビューティーズ」チラシ

 いよいよ今週末からリバイバルが始まる「スクリーン・ビューティーズVol.1 オードリー・ヘプバーン」!
 みなさん、ご覧になれそうですか?お近くの劇場でぜひぜひご覧になってくださいねー!
 もうネットでの座席指定が始まっている劇場もあります。

 ちなみに、3作品ともが9月28日〜10月18日にやっているのではなく、
「ティファニーで朝食を」9月28日〜10月4日
「パリの恋人」10月5日〜10月11日
「麗しのサブリナ」10月12日〜10月18日
の週替わりって劇場がほとんどですので、お間違えにならないように、です。

 東京の新宿ピカデリーさんでは3作品とも、時間別でやっていますので、みなさんのお近くの劇場での情報は公式HPからどうぞ。

 さて、今回はその「スクリーン・ビューティーズ」のチラシをご紹介。

 ちなみに、前も書きましたけど、残念ながら今回のリバイバルではプレスシートやパンフレットは制作されなかったそうです。
 なので、これが一般的に手に入る唯一の公式のもの、ということになりますね。

 表はこの「スクリーン・ビューティーズ」でのおなじみ、「ティファニーで朝食を」の画像で“ヘプバーンに恋して”。

 この「オードリーがティファニーでキセルを持って、テーブルに肘をついて」っていう画像は別ショットを含めて、61年初公開時、69年リバイバル時、85年リバイバル時、95年上映時、そして今回2013年リバイバル時、と全てで日本版ポスターを飾っています。
 それだけ「ティファニーで朝食を」のイメージが強い画像なんですよね。

 裏面は3作品のスクリーン・ショットの画像とともに。
 僕は新宿ピカデリーのと、関西バージョンのを手に入れました。
 関西版は、“なんばパークスにも、もらいに行かなあかんかなー…。”と思ってたら、尼崎で3劇場合同でのチラシだったのでホッとしたような、残念なような…。(^^;;;

 「パリの恋人」はもっと明るいイメージの画像でも良かったんじゃないかなー。もちろんこれも悪くないけど、撮影風景の凱旋門前で風船持つのとか、花市場のとかの方が、「パリの恋人」の作品イメージを伝えやすいかなーと。幸福そうなオードリーの方がいいです。

 でも、オードリーの作品って、周りの脇役や端役の出演者(特に女性のメイクや衣装や髪型)を見ると、やっぱりとっても時代が経ってるなーって実感するんですけど、その中でオードリーだけがいつまでたっても古くならない!ってのが驚異的!
 オードリーのキャッチコピーで“永遠の妖精”ってのは昔から言われてたんですけど、まさにそんな感じですね。
 当時オードリーを起用した慧眼な映画人がすごいなーって思います。

 とにかく、本当にこうしてリバイバルされることは嬉しいです!
 2003年に「ローマの休日」がリバイバルされて大ヒットだったのに、その後他の作品のリバイバルがなく残念だったので、「午前十時の映画祭」と「スクリーン・ビューティーズ」でこうして他の作品も劇場で見ることができて、ファンは大感激!ですよねー。

 今回のリバイバルがヒットして、また新しい若いファンを作ってくれたらなーと思います。
 そして、これ以降も続々とオードリーの映画が劇場で上映されるきっかけになれば、と思っています。

絵柄のお気に入り度:★★★
映画のオススメ度:★★★★★(もちろん最大限のお勧めに決まってます!)
  


2013年09月03日

「スクリーン・ビューティーズ vol.1」オードリーの前売券




 さあ、いよいよ9月になりました。今月末にはいよいよ「スクリーン・ビューティーズ vol.1 オードリー・ヘプバーン」が始まりますね!
 というわけで、今回は「スクリーン・ビューティーズ vol.1 オードリー・ヘプバーン」の前売券とおまけのポストカードの紹介。

 僕は3回券を買いましたが、みなさんはどうですか?
 できれば、3作品のポートレートで行って欲しかったですが、どうもスチール写真で契約したのはこの「ティファニーで朝食を」だけみたいですし、仕方ないのかなーと。すんごい権利金高いらしいですし。(^^;

 ちなみに、前売券の下の方がシワになってるって?
 はい、ちょっと水を飛ばしてしまいました〜。オードリー、ゴメン!てへぺろ。

 これ、でも買ってから気づきましたけど、座席の指定が出来ませんよね。
 最近ネットで先に席を指定してから映画を見に行くことが多いので、これ、ちゃんと使えるかなー。(^^;;;

 さてさて、「スクリーン・ビューティーズ vol.1 オードリー・ヘプバーン」の公式HPへ行くと、さらに公開する劇場が増えてるじゃないですかーっ!!
 前の記事で、33劇場に増えてる!って書きましたけど、今はさらに増えて、全国44劇場!

 何県かは公開が無いみたいですけど、北海道から沖縄までホンと全国ですねー!
 全国の劇場さん、それに映画の配給会社の営業の方々、本当にありがとうございます!

 あ、それと最近またウィキペディアにどっさりオードリーの文章が追加されているみたいですけど、相変わらずちょっとこれは…。
 もともとwikiのオードリーに関しての内容はいまいち、というかいまさんぐらいかなと感じてるんですけど、今回も海外の文献ばかりに頼ったとても偏った(&一部誤った)内容ですね(単に英語版wikipediaの翻訳かもね)。

 またまたオードリー自身が生前に日本のためだけに出た、全世界的にも貴重な「エクスラン・ヴァリーエ」と「銀座リザ」CMのことが削除されて、死後の2次使用の午後の紅茶とか三井住友銀行とかGAPとか、単なるCGの英国のチョコのCMとかが載るって…どっちがオードリー的に本当に重要やねん!って感じです。

 日本でたいした話題にもならなかったジェニファー・ラブ・ヒューイットのテレビ映画のこととか。そんな記事がオードリーの欄に必要でしょうか?「エクスラン・ヴァリーエ」や「銀座リザ」の記事を削ってまで???

 あと、海外文献の参考だけだからなのか、「噂の二人」の評価が海外のだけで、日本では高評価だったとかっていう記述はないし、正直片手落ち的内容。

 日本とアメリカの評価が違う作品って、いくつかありますけど、たとえば日本ではオードリーの最高傑作の中の1本で有名な「昼下りの情事」とか、アメリカではなぜか評価がかなり低くって、日本の評価の方が正しいやん!って思うこともあります。
 なので、海外の批評だけを鵜呑みにしちゃダメ。

 「パリで一緒に」のルノワールの解雇に関しても、タイミングも解雇の理由も全然違いますね。
 1967年にオードリーは「暗くなるまで待って」しか出とらんわ!とか(「いつも2人で」は66年撮影)。

 「マイヤーリング」はヨーロッパのどこで劇場公開したのか、本当のことならそれもちゃんと説明して欲しいですね。これって伝記だけで載っている、誰もこれまで確かめてない、ただの都市伝説じゃん!みたいな。

 それに「いつも2人で」が「いつも“二人”で」とか「昼下りの情事」が「昼下“が”りの情事」とか、表記がまた何年も前の間違った状態に後退してるし。

 とにかく、なんでもかんでも海外の文献に頼るのは大間違い!その文献も取捨選択しないと、確認もせず根拠無く書いてたり、伝記や文献自体が間違ってるときがありますしね(エッダが本名とか、ショーンの誕生日とか)。

 関連文献では嘘で固めたダイアナ・メイチックの伝記とか、トンデモ本まで未だに混じってるもんなー。
 また、翻訳の仕方でも大きく意味も変わってしまうし。

 あと、「ローマの休日」のウィキペディアもヒドいですね。“ダブル・ミーニングこそが本作に通底するテーマである。”って、なんで誰かの感想が堂々と載ってるねん!みたいな。こんなの聞いたこと無いし!みたいな。
 これこそ「ローマの休日」ファンは怒らなアカンでー。三井住友銀行の宣伝なんかで怒ってる場合ちゃうで!
 要、書き換え!ですね。

 ということで、知らないことでは利用させてもらうウィキですけど、オードリーに関してはいっつもイライラさせられてて、改善の余地が大いにあり!と僕は思ってます。
  


2013年07月28日

スクリーン・ビューティーズ オードリー・ヘプバーン ポスター

 画質悪くてすみません。(^^;;;
 今回紹介するのは、「スクリーン・ビューティーズ Vol.1オードリー・へプバーン」のB2ポスター。
 なんとか手に入りました。(^^;A

 ここでのメインの画像は「ティファニーで朝食を」。
 今回のリバイバルでスチール写真を使っているのはこれだけだと思われます。
 あとは「パリの恋人」にしろ、「麗しのサブリナ」にしろ映画のシーンそのまま。

 スチール画像って、使用権が高額なんでしょうか。
 経費をかけたくない500円くらいのパブリックドメインDVDなんかもジャケットは全て映画のシーンを使用してますもんね。

 さて、この「スクリーン・ビューティーズ Vol.1オードリー・へプバーン」の上映館って、ネットで見ると最初は全国で10劇場だったみたいなんですけど、今の公式サイトを見に行くと、上映館は33館になってますよね。
 これって、「スクリーン・ビューティーズ Vol.1」の営業の方が頑張ったのか、それともオードリーなら上映したい!って賛同してくれた劇場があったからなのか。どっちもかもしれないですね。

 さて、このポスターを見ると、コピーは“オードリーに恋して”。
 本当に、オードリーに恋してしまった人のなんと多いことか!

 オードリー自身は“私がスターになれたのは、運がよかっただけ。”的発言をしてましたが、いえいえ、それだけではないでしょう。

 なにせ、まず映画に出ることが大変!そこから主演を張れる人はほんの一握り。
 さらに名前でお客を呼べるスターになるのはそこからさらに一握り。
 そして時間の洗礼を受けて名前が残るスターはさらに少なく、製作後50年以上も経っているのに、いまだにこうして劇場でそのスターの名前でリバイバルが組まれ続ける、なんてことがどれほど稀少なことか!!

 僕がオードリーを知った頃の70年代後半〜80年代に、その50年くらい前の作品が、そのスターの名前で特集上映されている、なんてことはチャプリンのみでしたね。

 それを考えたとき、オードリーが、いかに希有な存在であったのか、ということかがわかりますよね。
 そして、これは日本だけのことではなく、世界の劇場でのリバイバルがなされていることを考えると、本当にオードリーって大スターの頂点にいるんだなー、と。

 そんなことを改めて気づかされた今回のリバイバルなのでした。