2019年06月25日
スター・チャンネル オードリー・ヘプバーン映画祭パンフレット
今日は、行けなかった僕の代わりに行ってくれた友達が送ってくれた“スター・チャンネル”主催の“オードリー・ヘプバーン映画祭”のパンフレットの紹介。
まあ売っていたのではなく、無料で置いてあったものなのでプログラム、というのが正しいかもしれませんが。
この映画祭でパンフレットを売る、というのは“オードリー・ヘプバーン映画祭”の公式サイトに書いてあったんですが、それは問い合わせをしたところ新たに作るものではなく、過去の映画パンフレットを売るだけとのこと。
新しいパンフレットは作らない、ということだったのですが、無料で配布する冊子は作るとのことだったので、めっちゃ気になってました。
実際届いてみると全20ページで、しっかりオードリーや作品の解説が載っており、中身はもう完全に映画パンフレット!これを無料で配るとは!
まあこれを映画パンフレットとして売ると、売上を各オードリー作品の映画会社に分配しないといけないので、却って赤字になるからかもしれませんが。
なので建前上は“無料で配る映画祭の宣伝の為の販促物”なのかもしれませんが、これは新しいオードリー・ヘプバーン映画のパンフレット!と言っていいと思います。それくらいの内容。
iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズでのパネル展で置いてあったのは最初の↑の画像のような感じだそうです。
“えっ!4種類も!?”と思いますが、友人が“4種類に見えるけど、2種類やでー”と言ってました。
表と裏と両方をそれぞれ見せているだけで、実際は2種類しかないとのこと。
表紙がブルーの「ティファニーで朝食を」版(裏表紙はピンクの「昼下りの情事」)と、グレーの“自称”「麗しのサブリナ」版(裏表紙黄土色の「ローマの休日」)。
でもこの自称:「麗しのサブリナ」っていう画像、「麗しのサブリナ」じゃないですよね。
メイクも髪型も全然違うし、これは「ローマの休日」撮影後で「麗しのサブリナ」撮影前の間に撮影されたオードリー本人の宣伝写真。
むしろ「ローマの休日」寄り。この撮影の時に「ローマの休日」のネグリジェの衣装で宣伝写真を撮っているのがボブ・ウィロビーの写真とかで残ってますよね。
著作権者はパラマウントになってますけど、まあパラマウントは過去にニコスカードの提携で明らかに「パリの恋人」の画像も「麗しのサブリナ」ということにしてましたし、「パリの恋人」DVDで「麗しのサブリナ」画像を使ってジャケットを製作したりしてましたから、権利者でも実は写真の扱いはちょっといい加減。
さて最初のページを開いてみると “あれっっ??”…。
ティファニー版の表2(表紙の裏側にあたるページ)は自称「麗しのサブリナ」版の表4(裏表紙)だった「ローマの休日」。
もしかして…と思って表3(裏表紙の裏にあたるページ)を見ると、そこには“自称”「麗しのサブリナ」が!
“自称”「麗しのサブリナ」版の方も確かめると、表2が「昼下りの情事」、表3が「ティファニーで朝食を」!
ということは結局表紙だけ裏表を替えて2種作っただけで、実際の中身は1種類だけ、ということになりますね。
さて、本文の1ページめに当たるところはこの映画祭で上映する作品の画像集になってますね。え?なんでこんなに見え難いのか?ですか?
これ、実際にこんな薄い感じなんです。モノクロ写真を特色グレー(あるいはシルバー)と色の掛け合わせで載せてるので、元々がグレーなので薄いんですよね。
紙は表紙も本文も同じです。上質系の紙で、お安いけど写真には向いてない。表紙も元々モノクロ画像の「ローマの休日」・自称「麗しのサブリナ」・「昼下りの情事」とかは大丈夫だけど、スター・チャンネルが手に入れたのがカラーかモノクロかは知りませんが、本来カラーだったはずの「ティファニーで朝食を」は肌に陰影があるぶん紙目が見えて汚くなってますもん。
2ページ目はオードリー生誕90年の序文と映画上映のスケジュール。
以前のチラシの紹介でスケジュールは載せたので、ここでは割愛。
3ページ目からは上映作品のストーリーと解説が始まります。上映順でもなく、制作順でもないこの並び方はどういう基準?
まさかとは思いますけど、「初恋」「若妻物語」「ラベンダー・ヒル・モブ」の順に並んでるこれを制作順だと思ったんじゃないでしょうね?
「パリの恋人」と「昼下りの情事」も順番が逆ですけど…。
「初恋」の解説はバレエのことに焦点を当てて書いてますね。「若妻物語」は劇場初上映とのこと。まあ日本初上映ですよね。
次のページの「ラベンダー・ヒル・モブ」も劇場初上映ってなってますけど、日本初上映ではないですよね。東京のフィルムセンターで既に上映済み。
それと「麗しのサブリナ」の紹介。
次は「昼下りの情事」「パリの恋人」、その次は「ティファニーで朝食を」と「噂の二人」、さらにその次は「おしゃれ泥棒」と「いつも2人で」です。
うーんと「いつも2人で」の解説ですけど、“バーバリーのトレンチコートなどを披露”って書いてますけど、映画の中で披露してましたっけ?撮影スナップでは確かに着てましたけど、1回目の旅の衣装の上から羽織ってたんですが、1回目の旅だとバーバリーなんて絶対買えませんよね?
その次は「女優として、そして一人の女性としてのオードリーをさらに知るためのトピックスをご紹介します」とのことですが、ここも割と知ってる事のみで構成されているので割愛。
ちなみにオードリーが楽屋のナンバー55を所望、というのは一体どこから出てきた話なんですか?なんか最近当たり前のように話されるんですが、出典を見つけることが出来ません。
だいたいトレーラーを使うことの多いスターが、楽屋って使うのかな…。しかも55ってどこにでもあるものなのかな?あったとしても、主演女優の使う物としてどこでも十分な広さがあるものなのかな?
などとかなり眉唾モノじゃないかと疑ってるんですが…。もしwikiやそれを元にした話以外の出典をご存知でしたら、教えてください。m(_ _)m
次のページからは今回の映画祭で上映されない残りの作品に触れています。が、「オランダの7つの教訓」「若気のいたり」「ニューヨークの恋人たち」は載っていません(英語版「モンテカルロ・ベイビー」も)。これはスター・チャンネルで放送されないものは全て省かれた、ということですね。
p14には「オールウェイズ」と共に、ショーンが語るオードリーの思い出とユニセフのことが載っています。
p15はオードリー映画祭の案内。パネル展やトークショー、ミニコンサートなどの案内。
p16は二子玉川エクセルホテル東急でのコラボメニューと清藤秀人さんの紹介。書いてないのでわかりませんが、このパンフレットの文章は清藤さんが書いたのかな?
内容的には可も無く不可も無くなんですが、こうして新しいパンフレットが作られたことが嬉しい!
オススメ度:★★★
なお、映画祭では他にも色々とチラシがあったみたいなので、それらを次々と紹介して行きますね。
Posted by みつお at 20:00│Comments(4)
│麗しのサブリナ│パリの恋人│昼下りの情事│ティファニーで朝食を│噂の二人│おしゃれ泥棒│いつも2人で│ラベンダー・ヒル・モブ│初恋│その他のパンフ・ポスター・チラシ
この記事へのコメント
持つべきは良い友達ですね。
Posted by 明智常楽 at 2019年06月26日 16:13
そうですね。僕も大変感謝しています。(*^ ^*)
それと、このサイトがhttpからhttpsに変わっていて、それ自体は嬉しいことなのですが、せっかく明智常楽さんに今まで付けて頂いていた「いいね!」が全部リセットされてしまいました。
せっかく付けて頂いたのに、申し訳ありません…。(T T)
僕も悲しいです。
それと、このサイトがhttpからhttpsに変わっていて、それ自体は嬉しいことなのですが、せっかく明智常楽さんに今まで付けて頂いていた「いいね!」が全部リセットされてしまいました。
せっかく付けて頂いたのに、申し訳ありません…。(T T)
僕も悲しいです。
Posted by みつお at 2019年06月27日 01:01
世界一のオードリーのサイトと、認められたのです!
幾度も読み返して、face book でも拡散させていますよ。
幾度も読み返して、face book でも拡散させていますよ。
Posted by 明智常楽 at 2019年06月27日 04:35
いやいや明智常楽さん、ただ単にko-coのブログ全体がhttpsになっただけなんですよ〜(^_^;)
でもなんども読み直してくださってるんですか?ありがとうございます!
それにFacebookでも、ありがとうございます!僕は、やってないんですよー。
でもなんども読み直してくださってるんですか?ありがとうございます!
それにFacebookでも、ありがとうございます!僕は、やってないんですよー。
Posted by みつお at 2019年06月27日 20:06