2023年03月31日

大阪松竹座にて「ローマの休日」上映

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 それと、27日にBSプレミアムで放映されていた「ローマの休日」ですが、デジタル・リマスター版でした。
 脚本がダルトン・トランボ、イアン・マクレラン・ハンター、ジョン・ダイトン3名になっていました。
 
 これまでNHKはオリジナルの「ローマの休日」を放映していたのですが、今後はデジタル・リマスター版で放映されていくのでしょうね。
 なんかもう2度とオリジナル版は放映されないのかと思うと、わけもなくちょっと寂しいですね。

 2021年8月に放映された時はオリジナル版だったので、それが最後の放映だったのかと。
 でも字幕は市販のものとは違う、今まで通りNHKオリジナルですから、今回の放映もそれはそれで価値があります。



 今年大阪の松竹座では開場100周年を記念して、ゴールデンウィークに映画の上映が行われます。

 松竹座、名前のとおり松竹株式会社直営の劇場ですよね。
 今は演劇などの劇場になっていますが、昔は映画劇場、しかも途中からは洋画劇場としていろんな映画を上映してきたようなんですよね。

 劇場は3階まである大劇場で、座席数は1033人!
 コンサートをするには小さいかもしれませんが、映画館としてみると、今や1000人越えの映画館は東京も入れて日本には1つもありませんから、日本で最大の劇場ということになりますよね!

 それが100周年に合わせて、久しぶりに映画を上映すると!
 「大阪松竹座開場100周年記念 道頓堀 松竹座 映画祭」と銘打たれてます。
 プログラムには「風と共に去りぬ」や「ローマの休日」が入っています。

 今や2階席まである映画館っていうのがほぼ絶滅状態(新宿ピカデリーのプラチナシートくらい?)ですけど、今でも3階席まであるとなると、これは凄いことですよね!

 もちろん松竹座も外見だけ残しつつ建て替えられているのですが、今は亡き往年の「東京劇場」や「日本劇場」などの3階まであった大劇場の雰囲気も味わえるかなーと思います。




 さて、松竹座、先ほども書いたとおり松竹直営の劇場なんですけど、映画は必ずしも松竹配給の映画ばかり上映してたわけでもないんですよね。
 1952年日本初公開の「風と共に去りぬ」なんかは東京は東宝系の「有楽座」なんですけど、大阪はこの松竹座で同時初公開。

 大阪の上映館はまだ全部調べてないんですけど、他は東宝系で上映された「ティファニーで朝食を」が大阪ではなぜか松竹座で初公開。
 他の松竹配給の「戦争と平和」「昼下りの情事」「噂の二人」「シャレード」「暗くなるまで待って」なんかはどうだったんでしょうね?

 松竹配給の「許されざる者」「いつも2人で」は1957年に開場した1285席の新しい松竹のチェーン・マスター館 “なんば大劇場”で上映されてるんで、「シャレード」「暗くなるまで待って」あたりはなんば大劇場で上映されてそうですけどね。

 さて今回上映する「ローマの休日」ですけど、実は松竹座とはなんの関係もないんじゃないかなーと。
 「ローマの休日」は1977年リバイバルまではずっと東宝の配給でしたし、1985年リバイバルは日本ヘラルド、2003年リバイバルはテアトル系と全く松竹とは縁がなかったんですよね。

 むしろ縁があった「ティファニーで朝食を」とかを上映してくれると “おおっ!”と思ったんでしょうがねー。
 なので今回は実際に松竹座で上映されたことのある「風と共に去りぬ」を見に行こうかな?などと考えたんですけど、「風と共に去りぬ」は5月8日やがな。

 他には「E.T.」「2001年宇宙の旅」「スティング」「燃えよドラゴン」や、今年の午前十時の映画祭13と被っている「アラビアのロレンス/完全版」などが上映されます。

 なお、直接劇場に伺いましたが、3階席まで解放してくださるとのこと。
 でも席数を売り切ると sold out になってそれ以上は売らない(立ち見無し)のだそうです。
 しかも今回は自由席なので、良い席で見たければ、開演前に劇場前に並ばないといけないようです。

 公式サイトはこちら



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