2007年06月10日

「尼僧物語」フランツ・ワックスマン オリジナル・サントラ1

 今日は、公開は「緑の館」よりも遅くなったけど、実際の撮影は1958年1月~6月でこっちのほうが早かった「尼僧物語」(オードリー28~29才)です。

 これは「尼僧物語」のオリジナル・サウンド・トラックCDです。作曲はフランツ・ワックスマン。1991年に発売されました。

 現在は廃盤のようで、各国アマゾンを見ても、プレミアが付いています。アメリカのアマゾンが一番安価で中古を入手可能。

 これ、ジャケットは初公開時に発売されたレコードジャケットと同じなんですが、内容は22曲も入っているし、レコードとは違うんじゃないでしょうか。再発売されたジャケット違いのレコードとは曲数違うし。

 さて、この「尼僧物語」の音楽は公開当時高く評価されて、アカデミー賞やグラミー賞のノミネートをはじめ、ゴールデン・ローレル賞の第3位にもなっています。

 でも監督のフレッド・ジンネマンはこのワックスマンの音楽を気に入ってなかったことが自伝に書かれており、相当数の曲を不使用にしたそうです。
 ここで収録されている22曲の中にも、“フィルムでカットされた”ということが書かれている曲がいくつもあります。

 実はワックスマンはカトリックが嫌いだったそうで、そのつもりがなくても、ついつい音には正直にそういう響きが出てしまって、ジンネマン監督の不興を買ったのかもしれません。

 というのも、別にフレッド・ジンネマン監督は修道院はつらくて嫌なところ、として見せたいがためにこの映画を作ったわけじゃないらしいので、いくら名曲だろうと当然映画には不向き。

 確かにメインタイトルはキャッチーでいいけど、他の曲は暗い曲が多いです。重厚な響きだけに、通して聴くのはちょっとしんどいかな。

 さて、この「尼僧物語」には2枚組のサントラCDも存在しています。それはまたいつか。

曲のオススメ度:★★★





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この記事へのコメント
そうそう、このジャケ写真、大好きなんですよ。
これこそがふさわしいと思いません?
撮影中、ジンネマン監督はほとんどスッピンを要求したそうですよね。
Posted by まる at 2007年06月11日 00:08
まるさん、お久しぶりです!
どうなさったかと思って、心配しましたよ~。(T-T

たしかにこのオードリー、ナチュラルですよね!(^^
眉毛は描いてそうですが…。
ふっくらほっぺがこの時期のオードリーらしいです。

スクリーンの写真集で「尼僧物語」用のすっぴん画像が
載ってましたよね。

「尼僧物語」は、再発売のレコードジャケットのオードリーも
好きなんですが、まるさんはいかがですか?
Posted by みつお at 2007年06月11日 17:19
げげつ、眉毛描いてる?
う~ん、きれいにそろえてるだけかなとも思っていましたが・・・

この作品、DVDに手が伸びないのは、
現在のちょっとどぎついイラスト・ジャケのせいなんです。
本編を見たらわかるように、尼僧が化粧するわけない。
あれじゃぁミス・ユニバースが僧衣まとってるみたい。

再発売のジャケってどんなんでしたっけ?
凛としていていいけど、妙に綺麗な僧衣姿じゃぁありませんでした?
Posted by まる at 2007年06月14日 20:44
まるさん!(笑)
眉毛は確かに描いてるようです。

DVDは確かにエグいイラストですよね!
最近海外のジャケットそのままが多くて、
しかもそれが悪い方に転んでることが多いので、残念ですね。
日本のほうがよっぽどいい素材を持っているのに…。

でもDVD自体は池田昌子さんの吹き替えもあるし、
気に入ってますけど。(^-^
Posted by みつお at 2007年06月15日 16:40
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