2024年02月24日

“午前十時の映画祭14” 今年は「ティファニーで朝食を」

 “午前十時の映画祭14”のラインナップが発表されました。

 「暗くなるまで待って」「尼僧物語」「噂の二人」がよかった僕としては残念ながら今年も「ティファニーで朝食を」になりました、とご報告させていただきます。


 90秒の予告では、サムネがオードリーになってます。

 ちょっとねー、2016年度の“午前十時の映画祭7”で「ティファニーで朝食を」がめちゃめちゃヒットしたからって、こすりすぎなんですよ!
 2021年度の“午前十時の映画祭11”に続いて、またですか!?という感じ。

 さすがに昨年に4Kで正式リバイバル来たばかりの「ローマの休日」は無いだろうとシメシメと思ってましたが、その代わりに「ティファニーで朝食を」!?
 いくらオードリーは儲け頭だからといって、オードリーで全部の損を埋めようとしすぎでしょー!

 おんなじのを2年や3年でリバイバルせずに、最低でも5年はインターバルを開けてほしいです。
 どうせなら2014年度以降劇場にかかっていない「シャレード」の方が良かったです。

 …とまあ、愚痴っててもやっぱり観に行くんですけどね。今回は4K版だしね。

 さて、今年もオードリーはゴールデン・ウィークに充てられています。
 全館4/26(金)〜5/09(木)まで。劇場ラインナップは以下の通り。

北海道 札幌シネマフロンティア
岩手 中央映画劇場
宮城 TOHOシネマズ 仙台
宮城 イオンシネマ新利府
山形 MOVIE ON やまがた
栃木 ユナイテッド・シネマ アシコタウンあしかが
栃木 TOHOシネマズ 宇都宮
茨城 シネプレックスつくば埼玉MOVIX三郷
埼玉 ユナイテッド・シネマ ウニクス秩父
埼玉 こうのすシネマ
埼玉 TOHOシネマズ ららぽーと富士見
千葉 TOHOシネマズ 市原
千葉 シネマサンシャインユーカリが丘
千葉 TOHOシネマズ 市川コルトンプラザ
千葉 京成ローザ10
東京 TOHOシネマズ 日本橋
東京 TOHOシネマズ 新宿
東京 グランドシネマサンシャイン 池袋
東京 TOHOシネマズ 錦糸町 オリナス
東京 TOHOシネマズ 立川立飛
東京 TOHOシネマズ 南大沢
東京 イオンシネマ多摩センター
神奈川 TOHOシネマズ ららぽーと横浜
神奈川 TOHOシネマズ 海老名
神奈川 TOHOシネマズ 小田原
神奈川 TOHOシネマズ 上大岡
山梨 TOHOシネマズ 甲府
長野 長野グランドシネマズ
長野 松本シネマライツ
静岡 シネマサンシャインららぽーと沼津
静岡 静岡東宝会館
静岡 TOHOシネマズ 浜松
岐阜 TOHOシネマズ 岐阜
愛知 ミッドランドスクエア シネマ
愛知 ユナイテッド・シネマ 豊橋18
愛知 ミッドランドシネマ 名古屋空港
富山 TOHOシネマズ ファボーレ富山
石川 イオンシネマ金沢
三重 イオンシネマ津
京都 京都シネマ
大阪 高槻アレックスシネマ
大阪 TOHOシネマズ くずはモール
大阪 大阪ステーションシティシネマ
大阪 TOHOシネマズ なんば
大阪 TOHOシネマズ 泉北
大阪 TOHOシネマズ ららぽーと門真
兵庫 TOHOシネマズ 西宮OS
兵庫 OSシネマズ神戸ハーバーランド
和歌山 ジストシネマ和歌山
岡山 TOHOシネマズ 岡南
島根 T・ジョイ出雲
広島 福山駅前シネマモード
香川 イオンシネマ宇多津
愛媛 シネマサンシャイン重信
福岡 小倉コロナシネマワールド
福岡 kino cinéma天神
福岡 ユナイテッド・シネマ なかま16
福岡 TOHOシネマズ ららぽーと福岡
佐賀 イオンシネマ佐賀大和
長崎 TOHOシネマズ 長崎
熊本 TOHOシネマズ はません
大分 TOHOシネマズ 大分わさだ
宮崎 宮崎キネマ館
鹿児島 天文館シネマパラダイス

 公式サイトはこちら

 予告編30秒のは、「ティファニーで朝食を」が締めで使われています。

  


2024年02月09日

「ローマの休日」公開前夜 月刊「パラマウント」1954年3月号

 今回は日本初公開70周年を迎える「ローマの休日」「麗しのサブリナ」を記念して、パラマウント友の会発行の月刊「パラマウント」1954年3月号の紹介。
 表紙はジャネット・リー。僕はこの人の作品を有名な「サイコ」も含めて1本も見たことないです。

 初期の3号5号の頃は15日発行だったのですが、1954年からは1日発行に切り替わっています。

 3月号の頃にはアメリカではもうアカデミー賞のノミネートが発表されています。
 そこでは「ローマの休日」が10部門もノミネートされて、さらに前評判を煽ることになっていますね。

 この号でもアカデミー賞のことが載っているのですが、この年の有力候補は「シェーン」と「地上より永遠に」。それに「ローマの休日」「第十七捕虜収容所」「ジュリアス・シーザー」「聖衣」「リリー」「モガンボ」が追っているという状況。

 まあ「ジュリアス・シーザー」と「聖衣」は大作でおおっ!と言わせただけで、出来の方は “?”って感じだったようなので、やっぱり「シェーン」と「地上より永遠に」が本命だと見られていたようです。

 それらの中で、「シェーン」「ローマの休日」「第十七捕虜収容所」はパラマウント社の作品なので、うまくいけば主要な部門は全部パラマウントになるかも!と期待されていたようです。

 ところが実際に発表されると、「地上より永遠に」が8部門を独占して、主要な賞でパラマウントが取れたのはオードリーの主演女優賞と、「第十七捕虜収容所」のウィリアム・ホールデンの主演男優賞のみでしたね。

 本命とみられていた「シェーン」は撮影賞のみ、助演男優賞は「地上より永遠に」のフランク・シナトラ以外は全員パラマウント映画からだったので、“これでシナトラにさらわれたらよくよく運がないとみてよろしい” なんて書かれてましたが、見事シナトラに取られてしまっています。

 それでも主演女優賞では “予断を許さないが、ヘップバーンとの声が高い” と書かれていて、やっぱりアメリカでもオードリーだと言われてたんやなーと、当時の様子が知れて興味深いです。

 さて、先にアカデミー賞のことを書きましたが、まず最初に出てくるのは、グラビアページの「麗しのサブリナ」撮影中のビリー・ワイルダー監督とウィリアム・ホールデン。ここでは「サブリナ・フェア」と書かれています。完成後は「サブリナ」だけになってしまう原題ですが、まだ公開前の段階では戯曲と同じ「サブリナ・フェア」だったのですね。

 そしてこの当時はウィリアム・ホールデンの全盛期でしたよね。日本の映画雑誌の人気投票でも1位あたりにいた時期ですし、この年のアカデミー主演男優賞も受賞します。

 そんなダブル受賞となった人気絶頂のホールデンとオードリーの共演の「麗しのサブリナ」ですから、パラマウントはおいしかったでしょうねー。
 鉄は熱いうちに打て!とばかりに当時は珍しかった日米同時公開に向けてパラマウント日本支社の人は奔走し、結局アメリカよりも先に日本で公開しました。

 さて、まだ「ローマの休日」は公開してませんが、その前評判は凄く、ここでもグラビアページの次には牧和子さんという方の絵と、田中映一って人の文章が最初に載せられています。

 イラストを描いた牧さんは、編集後記で“パラマウント宣伝部に来る度にオードリー・ヘップバーンの名前と写真を見ない日はない位、オードリー旋風が吹き巻くっている。私なんか夢に迄彼女の顔が浮かんでくる。早く実物を見ないと” と書いています。
 もうすでに世の中はオードリーの大旋風が始まっていたんですね。

 次のページはビリー・ワイルダー監督の作品目録となっているのですが、そこには (“サブリナ・フェア”のスナップより)ってオードリーとハンフリー・ボガートの写真が載っています。

 でも、キャプションでは「サブリナ・フェア」でしたが、この目録の最新作のところでは「サブリナ祭」って書いてある!
 “フェア”を“祭り”の意と訳したんですね。いや、本当は “麗しの”の意味の “フェア”だったんですけどね。

 そのまま次にはさっきのアカデミー賞のことが書いてあるんですが、その次は「パラマウント・スタジオ・ニュース」ってページで、「ローマの休日」の公開が4月27日に日比谷映劇で公開されることが書かれています。

 普通なら東京の銀座地区の日比谷映劇での公開が日本で最初の公開になって、次に大阪などの大都市、そして地方都市へと順繰りにロードショーするのでしょうが、この作品に関しては21日に佐世保富士劇場、23日に名古屋ミリオン座と四日市の三重劇場、25日には新潟の大竹座、26日には広島宝塚劇場と東京よりも早く公開した劇場が5つもあって、日比谷映劇の公開日の27日には甲府と浜松でも公開されるなど、かなりイレギュラーな公開順となっています。

 次のオードリーは、“明日のスター 昨日のスター”というコーナーで、2000万人のファンを持つというアメリカの映画批評家(今でいうインフルエンサーですね)によって “牝鹿の如き妖精 オードリー・ヘップバーン”ということで紹介されています。

 そこでは「銀幕に未だ曽つてみなかった新しい魅力」「ヘップバーンを見た人はどんな素人でも彼女こそが生まれ乍らのスター、世にも稀な銀幕の奇跡だと気がつくに違いない。」「オードリー・ヘップバーンの如き女優は過去十年間その類をみない。」「全米の男性を魅了し、若い女性達は彼女の髪型を真似、眼の使い方を真似、子供達は童話の世界のヒロインを愛するようにヘップバーンを愛するであろう。」とベタ褒めです。

 ここでは淀川長治氏がオードリーに比較できるような往年のサイレント映画の女優ということで、ルイズ・ブルックスという女優を挙げています。
 ただ、近代的なオードリー、若々しいオードリーに比較できる無声映画のスタアは見当たらない、と述べています。それでもパラマウント映画登場の鮮やかさで今日のオードリーのそれと似ている、と書いています。

 さらには公開直前の次号用に “「ローマの休日」に期待するもの”というテーマで文章の募集が呼びかけられていますし、裏表紙の裏(表3)ではオードリーのモノクロ写真が4枚組100円(送料込み)で頒布されています。
 100円つっても、当時の物価を考えると今の2500円くらいなんですけどね。


 他のパラマウントの新人女優さんが4人1組で写真頒布されているのに比べると、いかにオードリーが特別扱いかがわかりますよね。

 とにかく、まだ「ローマの休日」公開には1か月以上あるにもかかわらず、当時の世の中がオードリーで盛り上がっているのが実感できます。

 僕などはもう物心ついてオードリーを好きになったときには、すでに日本では大スターであることが当然でしたから、この新星を迎える日本のワクワク感が伝わってくるのが新鮮です。
  


2024年02月04日

MBSテレビ “知っとこ!”2012年5月5日放送「世界の朝ごはん〜スイス レマン湖地方」


(今回もゲッティイメージズ さんの、無料でブログに埋め込める画像を2点お借りしました。)

 今から55年前の1969年1月18日、オードリーはアンドレア・ドッティと2度目の結婚をしました。
 前夫メル・ファーラーと1967年8月に別居、68年12月に正式に離婚してからすぐのことでした。

 別居中の1968年6月に傷心のオードリーを見かねた友人のお誘いの旅行でアンドレア・ドッティと知り合い、急速に接近。結婚に至ったようです。

 前の夫のメル・ファーラーは、まるで初期のオードリー映画の相手役のようにずっと年上であったことから、父の愛に飢えていたオードリーは庇護される自分というものを求め、それが嬉しかったのだと思うのですが、だんだん独善的で高圧的なメル・ファーラーとのズレが生じて離婚に至ります。

 メル・ファーラーの浮気も大きいと離婚当時は書かれていましたが、実は海外の伝記ではあまりメル・ファーラー側の浮気というのには触れられていないので、そこは本当かどうかはわかりません。

 年上の夫に守ってもらって、一生愛し合って過ごす、という幻想が崩れたオードリーが次に選んだ夫は逆の年下の夫でした。

 実は相手が年下というのはオードリーの年齢が上がるとともに映画でも増えており、第4期作品の「おしゃれ泥棒」「いつも2人で」「暗くなるまで待って」は設定こそオードリーが年下でしたけど、実際にはオードリーの方が年上でした。

 特に「おしゃれ泥棒」と「いつも2人で」の相手役のピーター・オトゥールとアルバート・フィニーとはウマが合ったこともあり、年下に惹かれたのかもしれません。

 でもオードリーの母エッラや、友人にはドッティとの結婚はめっちゃ反対されたそうですね。
 せっかくメルと別れられたのに、また同じ間違いをしようとしている!と思われていたそうですが、オードリーは突っ走ってしまいます。

 結婚してからもドッティは浮気三昧で、結婚の翌年にはもう浮気がバレています。その時には謝り倒してオードリーと和解しますが、1976年にはルカがモントリオールオリンピックを見ている時に、ドッティは “もしパパとママが別れたらどうする?”と訊いて、幼かったルカを泣かせていますし、すでに離婚の話し合いは始まっていたのでしょうね。

 結局1982年に離婚していますが、実質1976年にはもう2人の関係は終わっていたのでしょう。

 離婚後、メル・ファーラーとは極力会わなかったオードリーですけど、ドッティとは何度も会ってルカのことで話し合っていたそうですから、既に夫と結婚に対してオードリーが持っていた理想は崩れてしまっており、傷も深くなかったのでしょう。

 さて、前置きが長くなりましたが、今回はそんなドッティと結婚当時の逸話が聞ける2012年5月5日放映と、もう12年も経った関西のMBSテレビの“知っとこ!”の紹介。



 この番組は関西の製作ですけど、TBS系列で全国放送されていました。
 このときのMCは柳原可奈子さん、松嶋尚美さん、富岡佳子さんでした。

 オードリーが登場するのは「世界の朝ごはん」というコーナー。
 毎週ロケで世界を回って朝ごはんを紹介するなんて、なんてお金がかかってるんだろう!とも思いますね。予算が潤沢だったのでしょうか?

 普段は本当に各国の朝ごはんを紹介する内容だったらしいのですが、この週はスイスのレマン湖地方ということで、モルジュの町からオードリーのことが紹介されています。
 なので、朝ごはんはあまり関係ありません。

 まずはモルジュの朝市を歩いていると、2013年に没後20年を迎えるオードリーの展示を期間限定でやっている店に当たり、そこを取材。

 80年代以降の日本みたいに、初期のオードリーばっかりの展示ではなく、60年代やユニセフでの写真も同等に展示してあるのが、いろんなオードリーを見れて嬉しい!
 一番奥に大きく幕を張って展示してるのは「パリで一緒に」の撮影スナップではありませんか!

 この年はモルジュではオードリー関連の行事が行われているとのことで、他の美術館でもオードリーの展示をやっているのを紹介。
 こちらでは「ローマの休日」でのベスパ(映画で実際に使われたのとは違う)も展示していたみたいですね。

 期間限定での展示会だったので、当時はめっちゃ行きたかったものです。

 それと、街中では割と年齢の高めの人たちにインタビューをして、実際に生きていた当時のオードリーの様子を聞いています。
 そこでは、「オードリーはよく散歩に来ていた」「愛想が良くてナチュラルだった」「歳をとってからも美しかった」と語られています。

 さらにオードリーがよく行った食料品店としてドゥマという店が紹介されているのですが(ここはオードリーゆかりの店として他の番組でも頻繁に取り上げられる)、そこではオードリーの逸話を聞くことができます。

 オードリーはトワイニングのアールグレイがお気に入りだった、息子(この段階ではおそらく長男ショーン)が好きだったのでクランベリーのジュースを取り寄せてもらっていた、そして結婚式の日、オードリーはパパラッチに追われており、助けを求めて来たから、裏口から逃がしてあげたこと、その2日後にはお礼を言いにわざわざ店にきてくれたこと。

 パパラッチの件は、ゲッティイメージズ さんの画像を見ればわかるように、いっぱい芸能カメラマンみたいな人がいますが、まあ結婚式が終わっても追いかけてきてたら、オードリーとドッティも逃げたくなりますよね。

 そしてオードリーが結婚式を挙げた市庁舎の外観と内部が紹介されるのですが、実はここは今は内部は公開していないと別の番組で紹介されていました。
 内装は当時とは変わっているにしても、貴重な映像ですね。

 さらにはモルジュのお土産として、オードリーの顔(2種類あって、どちらも見ると「パリの恋人」のもの)が印刷された箱に入った“Audrey”と金箔で名が入ったチョコレートが紹介されています。

 ここではそのパティシエさんが、子供の頃にオードリーに頭を撫でてもらったという思い出も語ります。
 さて、ここで思い出すのは以前オードリーツアーを考えていた知り合いの旅行社の方の話。

 この方と2018年に喋っている時に、“僕も行けるならここでお土産にチョコレート欲しいんですよ!”って言ってたら、そのチョコレート店もう無いんちゃうかな?って言われてしまって、ええ〜〜〜!!って言ってたんですよね。

 本当にお店は無くなってしまったんでしょうかね?
 これは未だに未解決のままです。僕はまだあると思うんですけどね、どなたかご存知ですか?

 それと、ここで今見ると愕然とするのがこのチョコレートの値段。

 この放送当時は当然その時の物価なので、なんとも思わなかったんですが、この当時24個入りは17スイスフラン で約1500円、と紹介されています。
 お土産には手頃な値段ですよね?会社や学校で配っても良さげな値段。

 でも今の為替レートで考えるといくらやねん?と計算すると、いまは1スイスフラン≒171円。
 171円×17フランで約3000円!うおおお、2012年の倍になってるやん!!

 しかもスイスでは普通に物価に合わせて価格が上昇してたとすると、今やこのオードリーチョコレートは4000円〜5000円ほどするのではないかと…。

 今や他の国から取り残されつつあり、超円安になってしまったのが悲しくなってしまいますね。
 この番組放送当時は1スイスフラン は85円〜90円ほどだったということですよね。ショック!

 そして次にはオードリーの友人だったクリスタ・ロットさんが紹介されます。
 ユニセフで働いていた縁でオードリーと知り合った方ですね。オードリー担当の方でした。

 そのロットさんからは、オードリーが笑顔を絶やさずいつも自然体だった、またオードリーはスイスで安らぎを求めていた、と語られます。

 次にオードリーの愛した家、ラ・ペジブルが紹介され、トロシュナの共同墓地でのオードリーのお墓も紹介されます。

 90分枠の中の25分ほどの単なるコーナーの間に、この内容の濃さ!
 さすがオードリーを愛した日本ならではの番組!

 海外だとなかなかこんな濃い内容は無くて、せっかくオードリーだけで番組を作ってもわりと上滑り気味なんですけど(「マジック・オブ・オードリー」とか2022年に劇場公開された映画「オードリー・ヘプバーン」など)、こんな時は日本人で良かったなーと思います。

 2012年〜2013年はオードリーの没後20年でいろんな局でオードリーが多く取り上げられました。

 他にもWOWOWの「ノンフィクションW ヘプバーンが本当に伝えたかったこと」、NHK「松下奈緒 永遠のオードリー前後編」、TBS「世界ふしぎ発見!」などと優秀なオードリーの番組がいくつも日本で放映されました。

オススメ度:★★★★(この短い時間でこの内容をありがとうございます!)
  
タグ :テレビ


Posted by みつお at 18:00Comments(0)テレビ番組