2017年06月04日

オードリー・ヘプバーンのジグソーパズル その4

オードリー・ヘプバーンのジグソーパズル その4 さて、引き続きオードリーのジグソーパズルの紹介。

 今回も前回と同じ252ピースのもの。今回のは完全に「ローマの休日」のものです。
 有名なスペイン階段のもの。

 もちろんもともとモノクロの写真なんですが、ボンパズルのオードリーシリーズではこの画像に着色されたものが売ってました。
 これだけ着色で他の物から浮いてたので、それだけ買いませんでしたねー。

 その時の着色はスカートの色が水色に塗られてましたねー。
 もちろん僕のブログを読んでくださっている方なら、本当にオードリーがはいていたスカートの色はベージュだとご存知のはず。

 でもオードリーの衣装はわかってますけど、グレゴリー・ペックの衣装の色は何色だったんでしょうね〜。

 こちらはオードリーの大ブーム時のもので、オードリー=モノクロ女優のレッテルが貼られ始めているころ。

オードリー・ヘプバーンのジグソーパズル その4 実際には全然そんな事はなくて、オードリーの映画の中でモノクロはごく一部。
 同時代に活躍したマリリン・モンローはカラーで、オードリーはモノクロイメージってなんででしょうねー。

 1990年頃は全世界でオードリーの再評価が行なわれ始めてた頃ですけど、まだ世界でのオードリーのイメージはカラーで、髪型は「シャレード」や「パリで一緒に」の頃のイメージ。
 日本だけが先行で一般人にモノクロイメージを植え付けてた頃ですね。

 日本から始まったオードリー=モノクロのイメージは、今や全世界で広がってしまいました。

 まあ各国のオードリーファンがオードリーのものを集め始めると、どうしてもオードリー大国ニッポンのものが多くなるのでそうなるのかなーと。
 これは僕的にはとても残念です。なので、カラーの画像とかで掲載されるとめっちゃ貴重で嬉しくなりますよね。

オードリー・ヘプバーンのジグソーパズル その4 まあオードリー=モノクロのイメージは1980年代後半に企業などが高級なイメージを出そうとCMなどで植え付けていった勝手なイメージなので、もう30年経ってますからいい加減新しいイメージを押し出して欲しいですよね。
 オードリー自身のイメージはモノクロではありません。むしろピンクとかカラーでの白とか華やかな感じですよね。

 さてだいぶ脱線しましたけど、これももちろん発売元は GALLERY ELLE LIMITED ってとこ。
 ここは同じく90年代頃にオードリーのカセット・インデックスも売ってました。記事はこちら

 なので、この時期この会社は映画のグッズを色々と作ってたんですね。

 



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この記事へのコメント
お久しぶりです。
オードリーがモノクロイメージなのは、やはり最高傑作であり、出世作である「ローマの休日」が白黒映画だからでしょうね。
「カラライゼーション」という、モノクロ映画をカラー化する技法があるらしいですが、「ローマ・・」は、やはり白黒のままで観たい作品ですよね。
私はパズルと塗り絵が苦手なので(やっててむなしい気持ちになってしまうのです。)、この手の物を購入したいとはまったく思わないのですが、好きな人は好きなんでしょうね、こういう物。
でも、「噂の二人」「尼僧物語」「許されざる者」「マイヤーリング」のジグソーパズルが発売されたら、私も買ってしまうかもしれないなあ(笑)。
私はヴィヴィアン・リーとグレタ・ガルボの着せ替え人形ブック(洋書です
)を持ってますが、オードリーのも出ないかなあといつも思ってます。
この手のグッズの権利をめぐって、またショーンとルカが醜い争いをくりひろげるんでしょうねえ。
Posted by ヴェロニカ・ハメル at 2017年06月06日 02:08
ヴェロニカ・ハメルさん、こんにちは!

「ローマの休日」、確かにオードリーの出世作ですし、映画としては最高傑作だというのには全く同意なんですが、“オードリーの”という観点で見た場合、僕は「ローマの休日」はまだ萌芽を見せたに過ぎないと思ってるんですよ〜。
そういえば、ヴェロニカ・ハメルさんの一番お好きなのは「ロビンとマリアン」でしたね。

やっててむなしい気持ち…わかります!
僕もパズルだとあまりにも時間つぶし的な感じがして、たまに我に返ってハッとします。
まあ娯楽ってどこまで自分がそこに入り込めるかですよね。(^^;;;

それとヴェロニカ・ハメルさんのラインナップ!素敵です!
僕もそれなら全部買ってしまいますね、絶対!
なんか写真を想像してしまいます。

「噂の二人」…主演3人が横向きで写ってる写真かなー。

「尼僧物語」…これ、難しいですね。もともとあんまりこの作品のカラー画像がないので…。あまりに平凡なのは選びたくないので、オードリーが撮影合間に木の上に座ってスケッチしている(だったかな?)のカラーにします。あのカンカン帽をかぶってるようなのです。

「許されざる者」…これまたカラーがあんまり思い浮かばない作品ですね。あえて言うなら映画の友の“オードリイ・ヘップバーン全集”に載ってたカラーかなあ。あるいは“デラックス・カラーシネアルバム”のもの。

「マイヤーリング」…これはもうショーンから送ってもらったカラー写真でしょうか。あるいは“デラックス・カラーシネアルバム”のでもワクワクします!

僕的には「パリで一緒に」や「いつも2人で」の物が欲しいです!(^-^

ヴィヴィアン・リーの着せ替えブック!知ってます知ってます!
昔神戸にあった洋書店の丸善で見た覚えがあります。
マイナーだけど「シーザーとクレオパトラ」や「セント・マーティンの小径」などの衣装もちゃんとあるのが嬉しかったです。
ネット時代になっても生き残ってたのが驚きでした。

ファッションならまかしとき!のオードリーのも当然あってもいいと思いますが…確かにヴェロニカ・ハメルさんの最後の言葉…そうだった…orz
今はオードリーに関して何をするにも難しそうで、権利を取るのが大変そうですね。
そうこうしてるうちにオードリーの物が発売しにくくなって、一般の人から忘れ去られるようなことがあったら…。
ホントに兄弟なんですから、そんなことで争わないで欲しいです。(;_;)
Posted by みつおみつお at 2017年06月06日 15:41
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