2022年06月07日

「いつも2人で」の画像(“ロードショー”のスター・ナウより)

 こないだねとらぼでオードリーの好きな作品の投票をやっていました。投票期間が短かったのですが、結果は

1.ローマの休日(149票)
2.マイ・フェア・レディ(39票)
3.ティファニーで朝食を(38票)
4.シャレード(20票)
5.麗しのサブリナ(16票)
6.おしゃれ泥棒(13票)
7.昼下りの情事、パリの恋人(11票)
9.いつも2人で(10票)
10.暗くなるまで待って(9票)
11.緑の館、尼僧物語、噂の二人(4票)
14.戦争と平和(3票)
15.パリで一緒に、オールウェイズ、オランダの七つの教訓(2票)
18.許されざる者、ロビンとマリアン、華麗なる相続人、ニューヨークの恋人たち、若妻物語(1票)

となってました。「ローマの休日」は予想通りですけど、意外と圧倒的ではなくって、「ローマの休日」<それ以外の作品のトータル、だったのがうれしいです!どの作品も素敵なオードリーですもんね。もっと満遍なくどの作品も愛してあげてほしいです。

 「いつも2人で」も午前十時の映画祭でリバイバル公開されたばかりだったので、9位に来てるのが嬉しいですね!「シャレード」も定番3作品に次いでて感激!「おしゃれ泥棒」もよく頑張った!と褒めたいですね。「緑の館」も4票も入るなんて!

 それにオードリー全盛期以降の映画作品が全部1票以上入っているのがほっこりしました。
 映画作品だけみたいで、「マイヤーリング」と「おしゃれ泥棒2」は“その他”しか選択肢がなかったので、まあ仕方ないですね。

 でも「オランダの七つの教訓」に入れたのは誰や!と思いますね。全部を通して見たこともないと思うんですけどね。だってどこからも発売されてませんし。

 1人1票だけだったので、僕は「いつも2人で」にしましたけど、代わりに「パリで一緒に」に入れてくださった方、感謝です!
 「ロビンとマリアン」に入れてくださった方もありがとうございます!です。

「いつも2人で」の画像(“ロードショー”のスター・ナウより) 今回は、午前十時の映画祭12の「いつも2人で」上映期間の終わりの方に、最後の応援記事としてアップしようと思ってて画像の処理も終わってたのに、結局ゴールデン・ウィークで出歩いてしまったため、アップ出来なかった写真を紹介。

 さあ、「いつも2人で」の上映も終わりましたけど、興行成績はどうだったんでしょうねー。
 オードリーだからもちろん人は来るでしょうが、「ローマの休日」「ティファニーで朝食を」「マイ・フェア・レディ」なんかに比べると当然減るでしょうし、ちょっと心配です。

 きっとこの「いつも2人で」の成績如何で今後「暗くなるまで待って」「尼僧物語」「噂の二人」のリバイバルもあるのか、それとも無難な「ローマの休日」など有名どころのリピートに戻ってしまうのかが決まるような気がするんですよねー。

 午前十時の映画祭も慈善事業じゃないので、ヒットしなければ次は無いのです。
 一旦10で終わりそうだったのもそういうこと。その後復活して12まで来ましたが、いつまで続くかはわかりません。

 そろそろ「シャレード」「マイ・フェア・レディ」もリピートが来てもおかしくない年数が経ってますからねー。(「シャレード」は2014年、「マイ・フェア・レディ」は2016年に上映)

 今回の結果はYouTubeの事務局オフタイムの新春スペシャルとかで話されるのかなーと思っています。

 さて、今回紹介するこの写真は、雑誌“ロードショー”の1976年のどの号かの“スター・ナウ”というページに載ったもの。
 もちろんこないだ午前十時の映画祭12を見てたらすぐにわかるでしょうけど、これは「いつも2人で」撮影中のオードリー。

 でもここに書いている文章を読むと、

 “「ロビンとマリアン」で8年ぶりに映画にお目見えしたオードリー・ヘプバーンだったが、いまはまたスイスのレマン湖畔にあるわが家でくつろいだ日々を送っている。彼女のお得意はピンポンで、シェーク・ハンドのグリップから繰り出す白球はなかなかの威力。「ピンポンは私の最高の美容法なの」というオードリー、秋の日ざしに心地よさそうだ。”

って書いてます。明らかにこの写真は1976年の最近撮ったオードリーだぞ、というキャプションになっていますね。
 しかもこの場所はオードリーのスイスの家であるかのような書き方。

 でもこのメインの写真は1974年に初版が発売された芳賀書店の「デラックス・カラー・シネアルバム」にも収録されていましたし、その写真の載った雑誌を持って笑顔のメル・ファーラーも載ってるので、明らかにまだメルと別居もしていない1967年以前の写真だと証明できますよね。

 まあ衣装が「いつも2人で」のものだし、髪型も「ロビンとマリアン」とは全然違うじゃないですか。
 子供の僕でもこれって「いつも2人で」やん!ってわかりましたし、ずっと「いつも2人で」のグループのクリアファイルに入れていました。

 でもそんな10年も前の写真を新しいオードリーの写真だぜぃとコロッと騙されてどこかの海外の所から買ってしまう“ロードショー”って…。
 しかもこんなキャプション…。

 オードリー、「ピンポンは私の美容法なの」なんて絶対言ってない!
 しかも「いつも2人で」の撮影って夏なので、「秋の日ざし」とかもう全くの嘘っぱち!

 オードリーだから写真自体は嬉しいんだけど、“ロードショー”の編集者への疑問が浮かんだのでした。
 まあ「ロビンとマリアン」が終わると、“ロードショー”はほとんどオードリーをフル無視とでも言いたくなるほど載せなくなっていくんですけどね。



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この記事へのコメント
私が弁護士妄想している間に、完全無視ですね。8年間の氷河期。港区麻布古川橋に住み着いてから、ロードショー創刊前に副編集長にオードリーヘプバーンは部数伸ばせると言ったのに。今の状況を見て、失敗だったと悔しい思いでしょう。
私の妄想は長女が引き継ぎ、裁判所書記官になっております。
Posted by 明智常楽 at 2022年06月10日 09:39
明智常楽さん、こんばんは!

ホント“ロードショー”は70年代終わりからはオードリーの扱いがヒドかったですよねー。
80年代後半からの大ブームを思うと、需要はあったのに「ローマの休日」と「マイ・フェア・レディ」ばっかり3年ごとにリバイバルしてたから飽きられてしまったんですよね。
その上“ロードショー”は写真すら載せてくれなくなりましたし、オードリーファンが買うわけないですよね。それで人気投票で票数が下がったと言われても…って感じでした。
娘さんは凄いですね!明智常楽さんも優秀だったんですね!
Posted by みつおみつお at 2022年06月10日 17:40
ねとらぽでこんな投票があったのですね。
知っていたら投票して、「いつも2人で」が7位になったかも。
でもこの結果を知っていたら、「許されざる者」へ一票入れるかな?
「許されざる者」といえば、主題歌(?)を発見したので、
過去ログ(同作のサントラ紹介)を掘り起こしてしまいました。
ずいぶん昔の記事にコメントしてすみません。
Posted by まる at 2022年06月14日 12:38
僕が投票した時は、「昼下りの情事」と「パリの恋人」に並んだんですよ。
でもそのあと「昼下りの情事」「パリの恋人」が2票、「いつも2人で」が1票増えたので、この順位になりました。
この投票では「昼下りの情事」「パリの恋人」「いつも2人で」「暗くなるまで待って」が四つ巴の争いだったのが嬉しいですね!
「いつも2人で」が他の有名どころ3作品と対等に争えるなんて!
あと、「許されざる者」に1票入れようかなっていうのが全盛期16本を同じ扱いにしてあげようという、まるさんのオードリー愛の表れですね!ホッコリ。

でも昔の記事にコメントしていただいたんですか!??
え、どこどこ??
まるさん、見つからないんですけど…(;_;)
Posted by みつおみつお at 2022年06月14日 18:01
「許されざる者」ってなんか思い入れがあるんですよね。
まぁそれを言うなら、ほとんどの作品に対してですがw
少なくとも主演作で嫌いなものってないですね。

で昔の記事とは下記です。
「許されざる者」のサントラ記事を探したら、結構遡りました。
2011年の1月です。
https://audreyhepburn.ko-co.jp/e128474.html#comments

曲名は Need for Love
愛に必要なこと ってな感じでしょうかね。
Posted by まる at 2022年06月14日 19:01
おおお、まるさんが連続投稿してくださってたところがあるんですね!
それに気づかず、失礼しました。
普段はすぐ気付きますので、これからも大昔の記事でも気にせず書いてくださいねー。

まるさんの「緑の館」の再見時の反応が…だったので、ちょっと心配してましたが、主演作で嫌いなものが無いと伺ってホッとしました。
Posted by みつおみつお at 2022年06月15日 12:25
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