2020年07月10日

1978年3月「ティファニーで朝食を」「おしゃれ泥棒」放映

追記:「ゴールデン洋画劇場」の「ティファニーで朝食を」の紹介記事(カラー写真)がもう一つ出てきましたので、最後に追加しました。

 「華麗なる相続人」の作曲家、エンニオ・モリコーネ氏が7月6日に亡くなったそうです。
 他に「荒野の用心棒」「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」「ニュー・シネマ・パラダイス」など。映画音楽の巨匠の一人でした。
 ご冥福をお祈りします。

1978年3月「ティファニーで朝食を」「おしゃれ泥棒」放映 今回は前回に引き続きテレビ放送時の新聞やテレビ雑誌の紹介。

 今回は、フジテレビ系列の関西テレビで放送された「ゴールデン洋画劇場」の1978年3月10日「ティファニーで朝食を」、17日「おしゃれ泥棒」のものです。

 ヘプバーンの魅力1・ヘプバーンの魅力2として連続放映されてました。

 まず、同じ「おしゃれ泥棒」でもこないだの「月曜ロードショー」のものに比べて、圧倒的に数が多いことにビックリ。同じゴールデンタイムの放送でも、「ゴールデン洋画劇場」の方がパワーがあったのでしょうかね。

 まあ僕の中でも「ゴールデン洋画劇場」と「日曜洋画劇場」は別格だったような気がします。
 後年わかりましたが、「ゴールデン洋画劇場」はオードリー作品の放送がめっちゃ多かったんですね。

 ただ、「ティファニーで朝食を」にはカラクリもあって、これはここに自分で書き留めていたことでわかったんですが、実は「ティファニーで朝食を」はすんなり放送されたのではなく、1977年10月28日、12月23日と2回予告されながら、放映作品が変更になったもの。

1978年3月「ティファニーで朝食を」「おしゃれ泥棒」放映 なので週刊TVガイドのカラーの予告で28日(金)って書いてあるものがありますよね?(→右の写真)
 それが変更前のものです。

 いったいどれくらい前に変更が決定されたのかはわかりませんが、まだ「ティファニーで朝食を」を見たことのなかった僕は、その度にがっかりしていたと思います。「やっと3度目の正直で放送してくれました」って書いてあって、待ち望んでいたことがわかります。

 まだオードリーのファンになってそんなに時間が経ってない頃なので、カラーの「ティファニーで朝食を」や「おしゃれ泥棒」の写真(ソファでペパードと写っているもの以外)は初めて見るもので、書いてあるのを読むと昔の僕がとても喜んでいるのがわかります。

 さて「おしゃれ泥棒」は77年4月の「月曜ロードショー」以来の1年未満での放送ですね。TBS版の吹替があったのかどうかはわかりませんが、今回は僕も印象に残っているし、今でもDVDなどに収録されているオードリー=池田昌子さん・オトゥール=中村正さんのもの。

1978年3月「ティファニーで朝食を」「おしゃれ泥棒」放映 これねー、「おしゃれ泥棒」はこの吹替版に慣れていたもので、このあとで神戸のさんちかタウンで「おしゃれ泥棒」の自主上映があった時に初めて字幕版を見た時にものすごく違和感がありました。字幕翻訳の口調が硬いんですよね。どう読んでも口語じゃない。と言っても文語調ってほどでもなかったんですけどね。

 オトゥールの口調なんかは、断然吹替の方が良い!って思ってました。

 それとさんちかで字幕で観た時に吹替で1つ気になってたことがあって、ホテルリッツでオードリーをタクシーに乗せてオトゥールがキスをするシーン、ぼーっとなってるオードリーの足をタクシーに入れるのに、「あんよちゃんも入れて」って吹替で言うんですけど、ここは英語で何と言ってるんだろうと気になってたので字幕と発音を注意して観てたんですが、なんと!そのシーンはセリフがなかったのがビックリでした。

 これって台本に書いてあったのか、それとも池田昌子さんのお話ではアドリブの多い中村正さんですから、アドリブで入れたのかわからないんですけれども、「あんよちゃんも入れて」というのはあった方がしっくりくるなーと思っていました。

 今回紹介した中で「ティファニーで朝食を」に関して解説しているものを一部再録。

1978年3月「ティファニーで朝食を」「おしゃれ泥棒」放映

『ティファニーで朝食を』コールガールの夢
◆オードリー・ヘプバーンが最高のエレガンスを見せる、大都会ニューヨークでの恋物語。高級宝石店ティファニーの、ショーウインドーをのぞきながら、夜明けのコーヒーを飲むのが好きという女の子の話である。妖精のようなオードリーがやっているので、そうは見えないのだが、実は彼女の職業はコールガール。このちょっと変わったコールガールに、新進作家が恋をしてしまうのである。相手役はジョージ・ペパード。彼の女パトロンにパトリシア・ニール。ミッキー・ルーニーが日本人カメラマンの役で出演。監督はブレーク・エドワーズ。ジュリー・アンドリュースのダンナである。」「◆ヘンリー・マンシーニの『ムーン・リバー』も有名。オードリーがギターを弾きながら歌う。ホリーの飼っているネコがかわいい。“彼女”の演技指導は名犬ベンジーの育ての親フランク・イン。」(TVガイド)

「大都会のアワのような女の子がふと見つけた真実の愛。ヘプバーン映画の中でも、その妖精的な魅力が最高に生かされたロマンティックコメディーの秀作。」(神戸新聞)

「『ムーンリバー』の調べにのせて、シックなジバンシーの衣装に身を包んだヘプバーンの魅力があふれる…。ニューヨークに展開される、ちょっと小粋なロマンティック・コメディ!」(TVガイドに載った関西テレビの広告)

「不思議な女性をオードリー・ヘプバーンが演ずるロマンティック・ミステリー。」(週刊女性)

…え??最後のは「ティファニーで朝食を」のどこがミステリーなんでしょうね。

 同じように「おしゃれ泥棒」に関するものも集めてみました。

1978年3月「ティファニーで朝食を」「おしゃれ泥棒」放映

「ユーモアとウイットに富んだロマンチックスリラー。」(TVガイド)

「ウイリアム・ワイラー監督とヘプバーンのゴールデンコンビ」(掲載紙不明)

「つぎつぎにジバンシーの華麗なモードを見せるシーンは、ヘプバーンの独壇場!!彼女のエレガンスを鮮やかに謳いあげた、ロマンティックコメディの秀作。」(TVガイドの関西テレビの広告)

…これまた「おしゃれ泥棒」ってスリラーなのかな?という疑問。

 両方一緒に書いたものとして、

「一昨年『ロビンとマリアン』で、実に8年ぶりという映画出演に久々話題をまいたオードリー・ヘプバーン.。もう48歳だが、その若い頃の主演作『ティファニーで朝食を』『おしゃれ泥棒』の二本が今夜と次週金曜日の夜9時、関西テレビで放送される。今夜の『ティファニー…』は都会の妖精ヘプバーンがジバンシーのエレガントなドレスに身を包み、『ムーン・リバー』にのって展開するロマンチック・コメディーである。」(掲載紙不明)

 意外と載ってる割には解説無いですね。まあ褒められるのは嬉しいんですけれども。

1978年3月「ティファニーで朝食を」「おしゃれ泥棒」放映 今回は数が多かったので、細かい写真はまとめてみました。新聞の番組欄まで切り抜いています。そして池田昌子さんの名前には下線が引いてあります。なんででしょうねー。きっとよっぽど池田昌子さんの声が好きだったんでしょうね。今もそうですが。

 それとフジテレビの「ティファニーで朝食を」はジョージ・ペパードが金内吉男さん。僕はこのバージョンで慣れ親しんでいたので(昔カセットテープで録音していた)、野沢那智さんのバージョンを聞いてものすごい違和感がありました。ペパードの声や喋り方に近いのも金内吉男さんだと思います。

 なお、今回の記事に合わせて、以前紹介した1975年の「ゴールデン洋画劇場」パンフレットの中身の写真をアップしておきました。今までは表紙のみでしたが、これで中身も見ていただけます。

1978年3月「ティファニーで朝食を」「おしゃれ泥棒」放映(追記)別のオードリーのものを漁っていたら、もう1つ「ゴールデン洋画劇場」の「ティファニーで朝食を」に関する切り抜きが出てきました。

 こちらも3月10日放送予定時のものですが、これまで2回も放映が変更されていたので、この記事の最後にも “変更なしで上映を切望。”と書いてます。
 まあテレビで映画を放送するのは上映ではなくて、放映ですけどね。

 以前、どこかの洋服ショップだかブランドだかの女性がブログに書いたもので、「ローマの休日」のスカートのことを “当時、パンパンと呼ばれる人の間で流行った”って書いてたらしく、悪気はないとはいえ、パンパンとはどういう人で、その呼び名がどういうものかを調べずに書いてるのが丸わかりで、それを読んだ人にこっぴどく批判されたらしく、その後その部分を削除したものの、“「ローマの休日」放映当時”と書いてて、そこは放映じゃなくて、上映だと再び突っ込まれてましたが、それを思い出しました。



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この記事へのコメント
「ティファニー~」の初オンエア、以前お話ししましたが「ムーン・リヴァー」だけは何としてもとオープンリールデッキのラインにTVのイヤホンジャックから落として録音したものです。当時βもVHSも30万近かったでしょうか。

「ティファニー~」は'72年くらいに名画座で観て、何故か龍口直太郎氏訳の新潮文庫版で原作も読みました。「冷血」も同時期に原作ともども知ったかも。まあ皆さんおっしゃるように安直なハッピーエンドは不満で、やはり原作通りまたは名刺に"travelling"とあるように、ホリーは果てしない流浪の旅に出るのが相応しかったのではと思うのですが。

ところで留学していた兄が持ち帰ったLPにアンディ・ウィリアムズのベスト盤があったので「ムーン・リヴァー」は映画を観る以前から馴染んでいたのです。また兄に「原語で歌えるようになれ」と焚き付けられ、結果ほとんど唯一のカラオケレパートリーになりました(笑)。

金内吉男氏については全く同感です。「マグマ大使」「W3」や大河ドラマでもお馴染みでしたが、パトリシア・ニールのヒモ同然ながらどこか生真面目なジョージ・ペパードにはピッタリかと。野沢那智氏だとどうしてもドロンや「ナポレオン・ソロ」のイリヤのイメージが強すぎで薄っぺらな感じが。

また別の想い出ですが15年前のある日、母の車椅子を押して銀ブラの途中山野楽器に立ち寄りDVDの大人買いをしたのでした。本人のリクエストでこの「ティファニー~」も買ったのですが、それから半年ほどでTVも観られない状態になったので再見の機会はあったかどうか。ただパトリシア・ニールはゲーリー・クーパーと共演の「摩天楼」を知っていたので…。
Posted by Edipo Re at 2020年07月11日 12:08
こんにちは
モリコーネ氏、お悔やみ申し上げます。
追悼としてこのところ、脳内に「華麗なる相続人」のテーマ
(あるいはOUT OF PAST)がしきりに流れています。

確かにオードリィ映画はゴールデン洋画劇場が多かったような気がします。
僕が「シャレード」を初めて観たのもそうでした。
で何かの予定作品の代替だったと記憶しています。
元の予定作を楽しみにしていたのですが、かえってよかった。

「おしゃれ泥棒」の中村正さん吹き替え
あんよの件、なんとなく覚えていますね。
他にもマキシムのシーンで別れ際にシモンが離れていくニコルに何かつぶやくのですが、そこも言語にはなかったので、日本版独自でした。
昔の吹き替えってそういうの多かったって聞きます。

記事紹介のティファニーのホリー画像、初めて見ました。
昔の映画雑誌のグラビアはレアもの多しですね~
Posted by まる at 2020年07月11日 12:55
>Edipo Reさん

これが「ティファニーで朝食を」の初オンエアだったのですね!
ゴールデン洋画劇場ではだいたいオードリーものは1975年に放送したように思っていました。

でも確かに当時はベータもVHSも出たばっかりで、きっとデッキは高かったのでしょうね。一部の金持ち用みたいな感じで。
特に、うちは両親ともあんまり映画に興味がなかったので、LDは大学に入ってからバイト代で、ビデオに至ってはなんと阪神大震災の後にやっと買いました。

そんな中、「ムーン・リバー」だけは!というEdipo Reさんのお気持ちは痛いほどわかります!当時はオードリーの歌のバージョンはどのれコードにも収録されていませんでしたもんね。次の放送はいつになるかもわかりませんでしたし。

映画は原作と比べるとほとんど別物と言っていいほどに違いますよね。原作を膨らませた、というわけでもなく、違う次元に行ってしまったような感じ。
もちろん今のままでもオードリーの代表作ですし、アカデミー賞にノミネートもされていますので、これはこれでありなのでしょうが、もし原作に忠実にだとどうなっていたのでしょうね。
僕は新旧どちらの翻訳も読んでいますが、村上春樹さんの方はそのままオードリーで問題なくいけそうな感じでした。
方向性は違っても、オードリーだからこそ古臭くならずに現代でも通用する作品になったと思ってます。
そう考えると、全く個性の合わなさそうなオードリーに依頼したプロデューサーって凄いですよね。

「ムーン・リバー」は僕も英語で歌えるようにしましたよ。ただし発音が正しいかどうかはわかりません笑。

金内吉男さんに関しても同意見で嬉しいです!野沢那智さんはこの役に限っては確かに薄っぺらく聞こえてしまいますね。ちょっと優男が入ってしまうというか…。ブレーク・エドワーズやオードリーやパトリシア・ニールを困らせてまで自分の演じ方を貫いたジョージ・ペパードの演技には金内吉男さんの方が合ってました。

それと、最後にお母様のお話…。ほっこりするお話かと思いきや、“半年ほどでTVも観られない状態になったので”というところで息が苦しいような思いになりました。
今大事な友人のお母さんが余命1ヶ月と宣告されて、東京からこちらに戻ってきているのですが、その友人はお母さんが亡くなると天涯孤独になってしまうので、その友人の状況に重なってしまいました。
僕の母ももう高齢なので、それも重なってしまって悲しいです。
Posted by みつおみつお at 2020年07月11日 17:31
>まるさん

僕も昨日今日と「華麗なる相続人」を選抜13曲で聴いてました。
テーマを使った各曲と薬のパレード、マキシム、ボブスル、無分別などです。

でもまるさんのお話を伺ってると、「ゴールデン洋画劇場」って他にも作品の差し替えを行っていたんですね。いったいどういう理由なんでしょうね。
まるさんがご覧になった「シャレード」は1976年11月19日の回でしょうか?それ以降はオードリーの暗黒時代に入るからか放映が無いみたいですね。オードリーの再ブームが来た時には今度はビデオソフトが普及して、レンタルビデオ屋もありましたしね。
1976年11月19日だったら僕もギリギリ見てそうなんですが、何も残って無いですねー。

まるさんのおっしゃるマキシムのシーン、これはまた見直さないと!ですね。しかしブルーレイが安くならない!
こういう円盤ものを買うのってもう年齢層高めの人ばかりなんでしょうかね?若者とかはダウンロードで見そうだし。
でも高齢者はブルーレイなんてハイカラなものは買わなさそうだし、もう売れないのかもしれないですね。

でもまるさんは最初の写真のピンクティファニーは初めてですか!
確かに写真集には入ってなさそうですもんね。
こんなに綺麗に写ってるオードリーなのに、どこにも収録されてないって勿体無いですね。そしてやっぱり昔の雑誌は珍しい画像の宝庫ですね。
Posted by みつおみつお at 2020年07月11日 18:10
みつお様。当方の想い出話で悲しい気持ちをかきたててしまい、本当に申し訳ありません。今月で母を送って丸五年経つのですが、未だに引きずっているのかも。

意思疎通の出来なくなった時点で転院か在宅介護の選択を迫られ、出来るところまではと思い引き取ったのですがまさか十年弱とは。その間訪問看護は受けていましたが日常のケアはほとんど単身でやりましたので。

ご友人のこと、くれぐれも悔いの無いようお母様との残された日々をお過ごし下さるよう念じております。まあ当方もですがどのような形で送ってもああしておけばという思いは残るでしょうが、未だに無為な時間を過ごさせてしまったのではないかという悔恨は感じてはいます。

ところで「おしゃれ~」のオトゥール=広川太一郎氏バージョン(テレ東系)はご覧になったことがおありでしょうか。生憎未見なのですが、ロジャー・ムーアのボンドを一手に引き受けていた広川氏ですから打ってつけだったかも。駄洒落連発だったらいささか?ですが。

またよろしくお願いいたします…。
Posted by Edipo Re at 2020年07月11日 20:52
今回も貴重な資料ありがとうございました。
「ティファニーで朝食を」の放映が2度も延期になっていたとは知りませんでした。
「ゴールデン洋画劇場」に限らずテレビ洋画劇場で放映プログラムが編成上の都合で変更になることはしょっちゅうでしたが、短期間で2度ともなるとただごとでないですね。

池田昌子さんはこの収録で「ムーン・リバー」オードリーの歌声から池田さんの吹替の声へのつなぎ目ではとても神経を使ったそうです。

ちなみに私の「ティファニーで朝食を」初見は80年の再放映でした。
この時の吹替も勿論金内さんのジョージ・ペパードでしたから、
やはりみなさんおっしゃるように、後年の野沢那智さんの吹替には違和感ありました。
特に那智さんは年を経るにつれてもってまわった"大物芝居"の台詞回しが鼻つくようになってしまいましたので、この映画のペパードには全く以って合っていませんでしたよね。
Posted by hayamin at 2020年07月11日 21:54
>Edipo Reさん

意思疎通のほとんどできなかった中でのお母様の「ティファニーで朝食を」の選択だったのですね。よっぽど思い入れがあったのかもしれませんね。せっかく選んでいただいたのに、再見できなかったのかもと思うと残念です…。
しかも約10年も介護なされてたんですか!それはきっと大変だったことでしょうね。
うちの母もあちこちガタが来始めているとはいえ、昨年年末での検査ではどこも悪いところがないようで、元々の片耳が聞こえないのと、物覚えが悪くなってる以外は、何も悪くなかったのがありがたいことでした。

友人ですが、このコロナのせいで病院全体が面会時間は15分に制限されているみたいで、せっかくこちらで在宅勤務なのですが、あまり会えないみたいです。

「おしゃれ泥棒」のテレビ東京版というのは全く見たことがないです。
まあ元々テレビ東京が関西では見れなかったというのもありますし、よく映画雑誌で見たいものが載っていても、関西では見れない、というものも多かったです。昔はサンテレビが一部のテレビ東京の番組を放送していましたが、本当にごく一部だけだったので…。
広川太一郎さんというと、「ローマの休日」で美容院のちょっとなよなよした喋りで印象に残っています。字幕で見るとゲイっぽくないのに、なんであの吹替になったんでしょうね笑。
Posted by みつおみつお at 2020年07月12日 15:12
連投すみません。
77年に「ティファニーで朝食を」の放映が2度延期になった理由がおおよそわかりました。

まず1度目の10/28ですが、C.ヘストン主演の「ハイジャック」に差し変わっています。
これはどうやら9月のダッカ事件(日本赤軍による日航機ハイジャック)に続いて10月に西ドイツのルフトハンザ航空機ハイジャック事件が起きたのを受けて、変更したようです。
西独と日本政府の対照的な解決策が物議をかもしたので、タイムリーな映画「ハイジャック」を放映したんでしょうね。 。

2度目の12/23のほうですが、特番で「朴大統領アジアの平和を語る」が入ってゴールデン洋画劇場が休止になっていました。
ネットを調べたら昔の2ちゃんねるに書き込みがありましたが、これも当時はちょっとした問題になったようです。

と言うわけで、変更にはその時々それなりの理由があったんですね。
では。
Posted by hayamin at 2020年07月12日 16:29
>hayaminさん

まさかこんな新聞の切れ端みたいなものがどなたかの興味を惹くとは思いませんでした!こちらこそありがとうございました!

「ティファニーで朝食を」の放送延期の件、僕も見返すまでは忘れていました。なんで2回も延期になったんでしょうね。しかも10月28日放送前に紹介しているからか、TVガイドでは12月23日の時は紹介すらなかったんですね。3月の時はオードリーの魅力という括りで放送したので、再度紹介されたみたいですが。
なんか意外なエピソードがわかって、こんな切れ端でも面白いものですね。

池田昌子さん、「ティファニーで朝食を」ではそうおっしゃってましたね。僕も聞いたことがあります。
僕はこのフジテレビのバージョンでは、ホリーが捕まったときにインタビューされるシーンで、「あなたたちみたいに不躾にものを尋ねたりしないし」っていう感じで言い方を変えて言うシーンが特にお気に入りでした。

それとみなさんが金内吉男さんバージョンの方が良いと思っているとは!そしたら今のブルーレイにも入ってないのは残念ですよね。
両方入れてもらいたいものです。
Posted by みつおみつお at 2020年07月12日 18:50
>hayaminさん

再度ありがとうございます!
さっき途中まで書いて、そのまま用事をしていたので、後の方のを今読ませていただきました。

変更された理由まで調べていただいてありがとうございます!
「ハイジャック」の前の週は「エアポート75」だったみたいなので、連続で空のチャールトン・ヘストンだったんですね。
12/23の方ですが、別のサイトでその日は「お茶と同情」が放映されたことになってたんですが、どうなんでしょうね。これは当時の新聞を見れたらいいのになーと思います。
でもその2チャンネルも読んでみたいですねー。
またまたhayaminさん、情報ありがとうございました!
Posted by みつおみつお at 2020年07月12日 19:00
地方紙(夕刊紙)ですが昔のテレビ欄が少し見られます。
https://library.city.iwaki.fukushima.jp/viewer/genre2.html?idSubTop=2&id=259
ただ1981年までしかないし、
しかも地方なんで、76年までは民放をネットしてないんです(泣)
なので実質5年分ですが…まあご参考までに
Posted by hayamin at 2020年07月12日 20:23
おー!hayaminさん、ありがとうございます!
確かにここでは「お茶と同情」じゃないですね。
系列局の関西テレビでは何をやってたのか、今度調べてみますね。(^○^)
Posted by みつおみつお at 2020年07月13日 21:37
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