2007年04月22日

「パリで一緒に」サントラ2 アステアの「THAT FACE」

 これは知り合いの家に遊びに行ったときに偶然見つけた「パリで一緒に」のオリジナル・サウンド・トラックその2です!
 見つけたときのお話は、エッセイのvol.21「パリで一緒に」で読んでください。
 現在は国内盤・輸入盤ともに廃盤で、プレミアがついてます。

 というか、「パリで一緒に」のことはこのCDのライナーノートでも全く触れられていません。おそらく「パリで一緒に」なんて見たことないんでしょうねー。

 「パリで一緒に」の中で、フレッド・アステアの曲が突然流れる、というお楽しみがあることは知られているんですが、はたしてその曲の題名がなんなのか、どういうレコードにもともと収録されているのか、というのは全然知られてません。
 題名が「THAT FACE(あの顔)」というのはリバイバルの「パリで一緒に」のパンフを持っていると書いていたりするんですが、じゃあ「パリで一緒に」のサントラアルバムに入っているのかというと、サントラには「THAT FACE」のインストゥルメンタルがあるだけ。フレッド・アステアの歌はありません。

 映画ではレコードをかけているのですが、これは映画だけのシーンで、アステアの「THAT FACE」は発売されてないのかな、って思ってましたが、このCDを見つけたことで現実にあったことが判明!
 踊ってる最中にブツッ!て切られてしまいますが、このCDで完全版が聴けます!

 もともとこのCDは「スリー・イブニング・ウィズ・フレッド・アステア」と「アステアラブル・フレッド」という2枚のレコードを同時収録したもの。
 映画での「パリで一緒に」の「THAT FACE」が入っているのは「スリー・イブニング・ウィズ・フレッド・アステア(Three Evenings with Fred Astaire)」の2曲目のメドレーの最後。
 この「スリー・イブニング・ウィズ・フレッド・アステア」は、テレビでアステアが歌って踊って語るという1時間番組(好評で58~60年まで毎年1本、計3本作られた)だったものから歌の部分だけを各回ごとのメドレーにしたものだそうです。
 テレビ番組自体はめちゃめちゃ評価が高くて、1回目はエミー賞を5部門受賞、3回目もエミー賞を取ったそうです。

 はじめはプロモ盤しか出てなくて、コレクターズアイテムだったらしいですが、何年も後にやっと市販されたそうです。ということは、「パリで一緒に」撮影中(1962年)はきっとまだプローモーション盤を流していたんでしょうねー。

 そうそう、このCDでは「THAT FACE」の作曲者-作詞者はLew spence-Alan Bergmanになってて、ネルソン・リドルは全く関係ないようなのですが、「パリで一緒に」サントラにはそんなこと一言も書いてないですけど…大きなお世話でしょうが、大丈夫なんですかね?著作権。

 なお「THAT FACE」でアステアと一緒に歌っているコーラスは、ザ・ビル・トンプソン・シンガーズという方達らしいです。全く知りませんけど。(^^;;;

 このCDでは他にオードリー関係のボーナス・トラック的な物として、3曲目のメドレーで別バージョン「ファニー・フェイス」が聴けるのと、「アステアラブル・フレッド」の方ではさらに別バージョン「THAT FACE」と、なんと!「パリの恋人」そのままの「ス・ワンダフル」が収録されていること!もちろんオードリーの歌も入ってます。

 国内盤には、訳詩はないけど全曲の歌詞が載っています。これであなたも「THAT FACE」が歌える!!

 あとはフランク・シナトラの歌う「エッフェル塔を盗んだ娘」ですね。また紹介します。

オススメ度:★★★★★(ただし入手は難しいかも…)





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この記事へのコメント
いいですね~。欲しいです。
でも、廃盤なんですねぇ。
海外で、THAT FACEというタイトルの
オードリィ・トリビュート・サイトがありまして、
このアステアの唄が流れているものを見たことがあります。

映画の中で使用されるシーンで、この歌をバックにした
オードリィのドアップが映しだされるところ・・・・
綺麗でしたよねぇ。しかも飽きない美しさ!
彼女の眼の色がわかるんですよね。
Posted by まる at 2007年04月22日 00:49
そうですよね!この歌の流れるところ、
まさにオードリーと歌の内容がピッタリで、
わざわざこの映画のために作られたのかと思ってました
歌に負けないオードリーの美しさがすごい!

このアルバム、輸入盤のほうなら
アマゾンで2枚ほど中古で出てるようです。
でも安くて6075円だそうです…高いっ!
Posted by みつお at 2007年04月22日 11:23
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