2009年12月10日

「オードリー玉手箱」 オードリーの宣伝材料が一堂に!

 オードリー生誕80周年も終わりに近づいたこの時期に、嬉しいオードリーの傑作写真集が登場しました!

 なんと、日本でのオードリー映画のポスター・パンフレット・プレスシート・半券などの宣伝材料(宣材)のほとんどが載った、「オードリー玉手箱」という写真集!
 チラシや試写状も相当数収録されています。

 これこれ!こういうのを待っていました!って感じです。
 もうもう全ページ紹介したいくらいの出来の良さなんですよ!

 子供の頃、「カタログ オードリー・ヘプバーン」を手に入れたときに思った、 “他のポスターやパンフレットにはどんなのがあるんやろ?” って思いが、ここでやっと満たされた!という感じですね!

 製作は、映画グッズのお店のチネアルテさんと映画堂さんの合同作業。
 ちょっと表紙が「ティファニーで朝食を」の立看に合わせたために “オードリー” という概念からは遠い、黄土色という重い色使いなのと、ちょっと口に出すのは恥ずかしい「オードリー玉手箱」という題名が昭和ちっくな感じもしますが…。これは載っている宣材の時代に合わせたんでしょうね。(^^;A

 サイズはB5で、本文96ページ。表紙まわりを入れてちょうど100ページになっています。

 今まで、こういうオードリーだけの宣材の本はありそうでなかった!わずかに前述の「カタログ オードリー・ヘプバーン」と、アサヒグラフ別冊の「オードリー・ヘプバーン 妖精」という写真集、および過去に近代映画社が発行した「シネマエクスプレス vol.2」でごく一部が見れただけでした。

 それが、ビックリするほどの収録点数で今回のこの写真集に!ようやく全貌が明らかに!って感じでしょうか。
 宣材という性格上、オードリーの作品の初公開順に載っているのもめちゃめちゃ納得できます。作り手さんがしっかりしているからですよね。

 美しく、とっても貴重なポスターやパンフの数々。

 パンフの見せ方も、昔のコレクターが妙にこだわる “本命版” ではなく、本当に貴重なパンフを大きく載せてくれているのがウレシイところ。

 今までチラシ本に誤って載せられていたため、いまだにチラシ扱いで出品されたりする横浜国際劇場版の「ローマの休日」や「麗しのサブリナ」パンフも、きちんとパンフの欄に収録。

 今では超高価な「ローマの休日」の初公開時のポスターも色々見れますし、1963年リバイバルではやたらセンスがよかったりします。
 「戦争と平和」の立看は、初公開時の方が64年リバイバルの時よりずっと感覚が新しいやん!とか面白いですしね。
 「マイ・フェア・レディ」は初公開の64年と69年リバイバルの立看がページの両端に掲載されててホンと壮観!
 「シャレード」は68年リバイバルの立看が雰囲気ええなあ~とか。
 本当に見ていて楽しい!です。(^-^

 見たところ、掲載されていない主な物は、「昼下りの情事」「尼僧物語」の初公開時の立看、「パリで一緒に」72年リバイバル時の立看、そして関西のOSチェーン版のパンフレット全種でしょうか。チラシとかはよくわかりませんが…。ポスター類は大判のものとかは集めるのが難しいですよね。
 少し誤植だと思われるものもありますが、些細なことです。

 集めるといえば、これらを今全て集めるとなると、相当な財力と運がいると思うので、ここで見れるだけでも充分満足!

 別にコレクターでなくても、こういう素敵な宣材を見るだけでも、この写真集はオードリーのファンにとって一級の価値を持っていると断言できます!

 こういうポスターを駅や街角で見かけて、それで映画館へ観に行こう!とかってみんなが思ってた時代があったんだなーとかって想像するのも面白いですよね。

 入手は本屋とかではムリなので、チネアルテさんや、ヤフーオークションなどで買ってください。定価が書いてあって、3800円となっていますが、充分値段に見合う内容だと思いますよ!

オススメ度:★★★★★(オードリーの全く新しいタイプの写真集の登場!)



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この記事へのコメント
これは最高!に楽しい。嬉しいニャー(^^)
教えてくれてありがとう。
ファンの作った本って本当にイイですね~。

初めて見るポスターもあるし(麗しのサブリナP13、噂の二人P55)
おなじみのもあるし、もうワクワクしながら頁をめくりましたよ。
個人的に日本版ポスター史上傑作と思っている「パリの恋人」P32左
も載ってるし、これ印刷のせいか黒くくすんでいるけど、
別のポスター集で見て以来気に入っていて、斬新でかっこよくて、
いつか観たいと思っていたあの頃を思い出します。
今回、ちょっと扱いが小さいですけどね(^^)^
お互いに大好きな「パリで一緒に」72年Rポスター
(ちゃんと正しくオレンジ色のドレス、当然でしょ)も扱い小さいけど、
これと「ローマの休日」ティアラでフルカラーのR版が、
僕のオードリィ・イメージを決定づけた記念作ですから、
なんか70~80年代の自分にかえった気がします。
でも本当にいろいろあるんですね。
「シャレード」袋とか「許されざる者」劇画イラストとか。

あとがきも超嬉しいです。
藤井さんて方の書かれたベスト5の記事には大いにうなづきました。
それに日本独自デザイン、万歳!ですね。

ところで、「マイ・フェア・レディ」のタイトルって
オリジナルでは花に蝿がとまっていたんですね。
昔聞いたことがあったけど、リバイバル時に修正処理されていたとは。
Posted by まる at 2009年12月14日 23:11
まるさん、こんばんは!

これ、いいですよねー。
ホンとに知らないポスターとかグッズがいろいろ見れて、
現物を持ってなくても知ることが出来る!ってのが嬉しいです。

それと、ファンが入る、ってのが重要ですよね。
単に生活のため、というか仕事としてやるだけだと、
どーも情報が不正確になりがちだし、画像の選び方もヘタ。
なので出来た本からは愛情が感じられないことが多いです。

日本のポスターって、基本、画像に着色、ってのが多いので、
これだけでもれっきとした写真集なのが僕は嬉しいです!
海外のポスターだと、単なる似顔絵集になるので僕はイマイチ…。(^^;

それと、まるさんは「パリの恋人」初公開のコラージュ版がお好きですか~。
僕は66年リバイバルの方が好きなんですけど。
僕の感性では、60年代後半~70年代前半のに一番惹かれるようです。
でもどっちもさすが「パリの恋人」!ですよね。
やっぱり「パリの恋人」は全体に華やかに仕上がりますもんね!

それで、やはり僕も日本独自のデザインが好きです!
50年代はとにかく味がありますし、
60年代後半からは明らかに全世界を凌駕するデザインが生まれてますもんね。
今のDVDジャケットでも言えることですけど、
アメリカお仕着せのデザインがどんなにショボイか!
とてもとてもそのまま劇場ポスターに出来るようなレベルじゃないですもんね。
日本のデザインのほうが、繊細でオシャレで、
遥かに優れているのにな~。

「マイ・フェア・レディ」のハエは、
昔の技術ではすっごい難しかったでしょうに、よく変えましたよね。
やっぱいきなりタイトルバックにハエはないですよね(笑)。
Posted by みつおみつお at 2009年12月17日 23:24
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