2016年03月02日

「華麗なる相続人」サントラ完全版発売!のお知らせ

 久々にオリジナル・サウンドトラックの発売のニュースが入りました!

 今回はVARESE CLUBから「華麗なる相続人(Bloodline)」の念願の完全版オリジナル・サウンドトラックの発売です!
 メーカーでの発売は2/29だったそうで、各所で注文受付が始まっています。

 「華麗なる相続人」の作曲者はエンニオ・モリコーネ。
 多作家なのですが、いずれも質の高い音楽を書くので、世界で大変人気のある映画音楽家の1人です。

 もちろんこの「華麗なる相続人」も大傑作!
 「華麗なる相続人」で一番いいのは、この音楽だと申し上げておきましょう!
 オードリー映画の中でも、音楽では僕の5大傑作に入ります。

 今までレコードでは完全版がありましたが、2度CDになったものはいずれも抜粋版。約半分の音楽しか入っていませんでした。

 今回の発売は限定2000枚です。
 今までの過去のオードリー映画のサントラでは約5年で完売→入手困難→値段高騰となってますので、買いたいと思う方はお早めに!

 公式サイトはこちら。今ならトップページにドーンと載っています。画像をクリックすると裏側のジャケットも見れますよ。
 また、Tracklist からは試聴もできます。傑作の“Main Title”と“Out Of The Past”を聴いてみてください。

 日本ではタワーレコード、ARK SQUARE などで入手が可能です。海外でのお買い物に不安な方に。


追記:実際にサントラCDを手に入れて聴いてみると、なんとレコードと内容が一部違いました!
 そちらも記事にしてありますので、こちらをお読みください。



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この記事へのコメント
ホント、この映画、全編に流れるモリコーネの曲の数々だけは、どこまでも美しく魅力的なんですよね。
こんな二時間サスペンスに毛が生えたような安っぽい作品で、このような格調高い曲を流しても意味ないと思いつつ、レコード(!)を買って、一時期毎日のように聴いてましたね。
後年、土曜ワイド劇場で浅野ゆう子主演でドラマ化されたものも観ています。
映画ではカットされていた、ノイローゼで被害妄想の人妻(田島令子)が登場する原作のエピソードが残っていたのが嬉しかったですねえ。
初公開当時、おすぎがあの毒舌で、「こんな老人の海みたいな映画!」と罵っていたのが、妙に懐かしいです。そんなオール・老優スター・キャストの出演者たちも、大半が亡くなってしまいましたね。
映画評論家の渡辺祥子が、「キネマ旬報」誌でこの映画のオードリーの事をあざ笑うような文章を書いていたのを、怒りと共に思い出します。
マキシムのシーンでオードリーが着ていたドレス、あまりジバンシーっぽくないゴテゴテしたデザインでしたが、素敵でしたね・・・・などなど、みつおさんの文章を読んで、色々な事を思い出してしまいました。
Posted by ヴェロニカ・ハメル at 2016年03月02日 19:46
ヴェロニカ・ハメルさん、こんばんは!

またまた公開当時の色々な思い出を話していただいてありがとうございます!
やはりそういう当時の知らないお話を伺うのはとても嬉しいです。

ヴェロニカ・ハメルさんもレコードをお持ちだったんですね!
輸入盤を扱ってるレコード店でないと手に入らなかったので、お持ちだと知ってビックリ&感激しました。

確かに音楽は素晴らしい出来ですよね。
ほとんど誰のキャリアにもプラスにはならなかった映画ですが、今改めて見直すと、お金の掛け方と音楽だけは一流と呼ぶにふさわしい映画に仕上がっています。

土曜ワイド劇場のお話も興味深かったです。
あの被害妄想の妻のエピソードは原作で一番好きな部分であるので、日本のドラマ化で残っていたのは素晴らしいですね!しかも懐かしい田島令子さん!
なぜ映画では外してしまったのか…。まあ本筋に関係ないからでしょうが。

おすぎさんの毒舌も当時だったら激怒りだったかもですが、今となったらクスりと笑ってしまいますね。
もうおすぎさん自体が当時の俳優さん以上にどっぷり老人の海に浸かってしまわれたかと…。
老人を悪く言うのはいつか自分にブーメランですよね。

渡辺祥子さんの件は、あの方は本当のオードリーファンではないですね。
もう15年ほど前、筋金入りのオードリーのファンでありコレクターでもある方と電話でお話した時に、映画評論家でオードリーファンである方の名前を持ち出した時に、“林冬子さん、小藤田千栄子さん、南俊子さん、小森のおばちゃま、渡辺祥子さん…”と名前を挙げていくと、“渡辺祥子さんは違うと思います。”って言われたのを思い出します。
当時はそんな辛辣な意見をオードリーに対して持っているとは知らなかったので、へ〜そうなんや〜くらいしか思わなかったのですが、その後色々と集めていくと、かなりヒドい言い草が多いですよね。カチンとくる文章がいくつも見つかりました。

それと「華麗なる相続人」はオードリーにしてはジバンシィが珍しく冒険的な衣装が多いなあ…と思います。
あのマキシムのもスケスケ部分が多かったですし、エレベーター事件の時の衣装もスカートはやっぱり透けていて、これってオードリーにはどうなの?って思っていました。
こういうのが70年代後半の流れだったのかなーと思っています。
Posted by みつおみつお at 2016年03月02日 23:50
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