2019年05月26日
オードリー・ヘプバーン映画祭チラシ
今回は109シネマズ二子玉川で開かれる “オードリー・ヘプバーン映画祭”のチラシを紹介。
これ、東京にいる友達がここで映画を見るときにもらってきてもらいました。
神戸にいたら、たとえこの映画祭に行くにしてもチラシは無いかもしれませんしね(チラシは基本公開前だけに置くもののため)。
映画祭の日程は6月14日(金)〜16日(日)。
7月までオードリー特集を放送しているスター・チャンネルが主催です。
このチラシはB5の二つ折り。開いたらB4サイズになります。
まずはオードリー関連としては歴史に残る(残ってしまう)この映画祭の上映作品と時間です。
入場料は全て1000円になります。清藤秀人さんによる解説付き。
14日(金)
・17:00〜18:56「麗しのサブリナ」
・19:30〜20:51「若妻物語」※日本初上映
・21:15〜22:51「初恋」
15日(土)
・9:00〜10:57「ティファニーで朝食を」
・11:35〜13:20「パリの恋人」
・13:45〜15:57「昼下りの情事」
・16:35〜18:26「噂の二人」
・18:50〜20:56「おしゃれ泥棒」
・21:20〜22:43「ラベンダー・ヒル・モブ」※日本初上映ではないけど、劇場初上映なんですと
16日(日)
・10:00〜11:53「いつも2人で」
・15:00〜16:56「麗しのサブリナ」
以上です。「麗しのサブリナ」のみ2回上映しますね。そしてレイトショー並みに遅い上映時間も…。
こんなの東京の人しか見れないですよね。
そしてなぜこの映画祭がオードリー的に歴史に残ってしまうかというと、未公開映画の「若妻物語」を劇場上映するから!
これは日本のオードリー史上でどうしても特記事項になってしまうからですよね。
他には「初恋」は自主上映を除くと93年リバイバル以来、「噂の二人」は日本ヘラルドの権利が切れた93年くらい以来、「ラベンダー・ヒル・モブ」は1975年8月5日に東京のフィルムセンターで1日だけ上映されて以来になります。「いつも2人で」も貴重ですよね。
なお、このチラシにも前回紹介した雑誌「SCREEN」にも “映画館では出演作のパンフレットを販売”と書いてありますが、それはこの映画祭用に新たにパンフレットが制作されるわけではなく、過去のパンフレットを販売するだけみたいです。
販売業社は映通社かなあ…。そしたら相場よりもめっちゃ高そうなんですけどね。こういうときはオードリーに強いチネアルテだったら珍しいパンフとかも持ってそうですけど、スター・チャンネルさんにそこまで求めるのはまあ無理でしょうね。
さて映画の上映以外では、オードリーのパネル展が6月14日と15日が二子玉川ライズにて10:00〜19:00まで。16日は17:00クローズになっています。入場無料。
14日14:00からオープニングイベントとして(全然なぜかわかりませんが)トリンドル玲奈さんのトークイベント。
15日11::00からは加藤タキさんの「オードリー流ライフスタイルの秘密」というテーマでのトークイベント。
16日は12:00から石川三千花さんの「ファッションアイコンオードリー」というトークイベント。
トークイベントも全て無料になっています。
15日16:00からはミニ・コンサートとして弦楽四重奏の演奏。これ、伺ったんですが “ムーン・リバー”など4、5曲だそうです。
映画音楽なんて1曲3分くらいですから、5曲でもせいぜい15分くらいでしょうか。こちらも無料。
うーん、僕に頼んでくれたら15曲近く用意できたんですけどね。(^_^;;)
それ以外に、二子玉川エクセルホテル東急では16日15:00から「オードリー・アフタヌーン」という催しを開催。
参加費は5000円で要事前申し込みです。清藤秀人さんのトーク付き。
オードリーが好きだったチョコレートケーキのアレンジだそう。僕が2013年に行ってきた“オードリーのクリスマス”と同じオードリーのレシピによるチョコレートケーキでしょうね。
あとは二子玉川エクセルホテル東急で6月1日〜30日まで映画祭コラボメニューが提供されます。
ランチではオードリーが一番好きだった“スパゲッティ・アル・ポモドーロ”とサラダバー、コーヒーまたは紅茶で2008円(税・サービス料込み)
14時以降は単品1687円になるそうです。
もう少し豪華なものとして、ランチには4900円のコース、ディナーには9000円のコースもあるようです。
それと、どこにも書いていませんが問い合わせてみたところ、映画の上映にはパンフレットは作られませんが、パネル展用にオードリーの図録、というか写真集みたいなものが作られるかもしれないとのこと!もし作られたら嬉しいですね!
でも通販とかはしないそうなので、行かないと手に入らないという…。
以上です。僕は…行けるかどうか微妙なところです。
これ、東京にいる友達がここで映画を見るときにもらってきてもらいました。
神戸にいたら、たとえこの映画祭に行くにしてもチラシは無いかもしれませんしね(チラシは基本公開前だけに置くもののため)。
映画祭の日程は6月14日(金)〜16日(日)。
7月までオードリー特集を放送しているスター・チャンネルが主催です。
このチラシはB5の二つ折り。開いたらB4サイズになります。
まずはオードリー関連としては歴史に残る(残ってしまう)この映画祭の上映作品と時間です。
入場料は全て1000円になります。清藤秀人さんによる解説付き。
14日(金)
・17:00〜18:56「麗しのサブリナ」
・19:30〜20:51「若妻物語」※日本初上映
・21:15〜22:51「初恋」
15日(土)
・9:00〜10:57「ティファニーで朝食を」
・11:35〜13:20「パリの恋人」
・13:45〜15:57「昼下りの情事」
・16:35〜18:26「噂の二人」
・18:50〜20:56「おしゃれ泥棒」
・21:20〜22:43「ラベンダー・ヒル・モブ」※日本初上映ではないけど、劇場初上映なんですと
16日(日)
・10:00〜11:53「いつも2人で」
・15:00〜16:56「麗しのサブリナ」
以上です。「麗しのサブリナ」のみ2回上映しますね。そしてレイトショー並みに遅い上映時間も…。
こんなの東京の人しか見れないですよね。
そしてなぜこの映画祭がオードリー的に歴史に残ってしまうかというと、未公開映画の「若妻物語」を劇場上映するから!
これは日本のオードリー史上でどうしても特記事項になってしまうからですよね。
他には「初恋」は自主上映を除くと93年リバイバル以来、「噂の二人」は日本ヘラルドの権利が切れた93年くらい以来、「ラベンダー・ヒル・モブ」は1975年8月5日に東京のフィルムセンターで1日だけ上映されて以来になります。「いつも2人で」も貴重ですよね。
なお、このチラシにも前回紹介した雑誌「SCREEN」にも “映画館では出演作のパンフレットを販売”と書いてありますが、それはこの映画祭用に新たにパンフレットが制作されるわけではなく、過去のパンフレットを販売するだけみたいです。
販売業社は映通社かなあ…。そしたら相場よりもめっちゃ高そうなんですけどね。こういうときはオードリーに強いチネアルテだったら珍しいパンフとかも持ってそうですけど、スター・チャンネルさんにそこまで求めるのはまあ無理でしょうね。
さて映画の上映以外では、オードリーのパネル展が6月14日と15日が二子玉川ライズにて10:00〜19:00まで。16日は17:00クローズになっています。入場無料。
14日14:00からオープニングイベントとして(全然なぜかわかりませんが)トリンドル玲奈さんのトークイベント。
15日11::00からは加藤タキさんの「オードリー流ライフスタイルの秘密」というテーマでのトークイベント。
16日は12:00から石川三千花さんの「ファッションアイコンオードリー」というトークイベント。
トークイベントも全て無料になっています。
15日16:00からはミニ・コンサートとして弦楽四重奏の演奏。これ、伺ったんですが “ムーン・リバー”など4、5曲だそうです。
映画音楽なんて1曲3分くらいですから、5曲でもせいぜい15分くらいでしょうか。こちらも無料。
うーん、僕に頼んでくれたら15曲近く用意できたんですけどね。(^_^;;)
それ以外に、二子玉川エクセルホテル東急では16日15:00から「オードリー・アフタヌーン」という催しを開催。
参加費は5000円で要事前申し込みです。清藤秀人さんのトーク付き。
オードリーが好きだったチョコレートケーキのアレンジだそう。僕が2013年に行ってきた“オードリーのクリスマス”と同じオードリーのレシピによるチョコレートケーキでしょうね。
あとは二子玉川エクセルホテル東急で6月1日〜30日まで映画祭コラボメニューが提供されます。
ランチではオードリーが一番好きだった“スパゲッティ・アル・ポモドーロ”とサラダバー、コーヒーまたは紅茶で2008円(税・サービス料込み)
14時以降は単品1687円になるそうです。
もう少し豪華なものとして、ランチには4900円のコース、ディナーには9000円のコースもあるようです。
それと、どこにも書いていませんが問い合わせてみたところ、映画の上映にはパンフレットは作られませんが、パネル展用にオードリーの図録、というか写真集みたいなものが作られるかもしれないとのこと!もし作られたら嬉しいですね!
でも通販とかはしないそうなので、行かないと手に入らないという…。
以上です。僕は…行けるかどうか微妙なところです。
タグ :展示会
2018年11月07日
オードリーコレクション その2.販促ポスターB
さて今回は株式会社LASH DOLL JAPAN さんのアイコスメ、“オードリーコレクション”からの販促ポスターB-typeの紹介。
今回、サイズは前回のポスターと同じ大きさでアップしてますけど、実際のサイズはB3なので前回のよりも一回り小さいです。
そしてオードリーは載ってますけどかなり小さくて、これは家で飾る用ではなく、明らかに販売店用のもの。
商品の特徴が載っており、お客様が選ぶための指針となっています。
こちらもPP加工という表面をツルツルにする方法が採られており、水にも強くなっています。
この商品は全国のLOFTとかで売っているので、そちらでこのポスターも見ることが出来るかもしれません。
さて、お忙しいのかなと思いますが、その後株式会社LASH DOLL JAPAN さんから何もご連絡がなく書くことがないので、ちょっと前回のポスターで遊んでみます。
僕はオードリーの画像でもカラーの方が好きなので、前回のポスターのイメージだとどんな画像が合うかなあ?と思って考えてみました。
前回のポスターにはバラ?があしらわれているので、それならやっぱり「マイ・フェア・レディ」の最後のピンクの衣装かなぁ?と思ってはめ込んでみました。↓
これが意外と合わなくて、あれっ???っとなりました。
これだとオードリーだけのポスターになってしまうかも。
それなら家出の衣装なら合うかな?と思ってやってみたのが↓のもの。
…ムムム、ますます合わない…(´~`;)
じゃあ同じバラで50年代ならどうかな?と思ってやってみたのが↓のもの。
…まあまあ合ってる?
企業で50年代のオードリーを使いたかったらこんな感じかな。
それなら「パリの恋人」のピンクのはどうかな?と思ったのが↓
…合ってるけど…インパクト弱い?
もうじゃあ最後に自分の好きな「パリで一緒に」のオードリーの目力の強いやつで…と思ったのが↓のやつ。
あれ!これが一番合ってるかも!
やっぱりオードリーは目が魅力なので、目力強いのは合いますよね。
<11.08 追記>
まるさんの希望で羽とオードリーの画像を追加しました。いかがですか?(^-^)
これは元々オードリーの眼にみんなの視線が行く画像なので、アイメイクの宣伝にはバッチリかも。
前回のカレンダーのお話の件で、この画像を使用していたので、あっという間に作れました。(^-^)v
ただ一つ問題があるとすれば、この画像の場合右下のバラはデザイン上、要らないのではないか?ということですかねー(シリーズ物としてなら必要ですけどね)。
今回、サイズは前回のポスターと同じ大きさでアップしてますけど、実際のサイズはB3なので前回のよりも一回り小さいです。
そしてオードリーは載ってますけどかなり小さくて、これは家で飾る用ではなく、明らかに販売店用のもの。
商品の特徴が載っており、お客様が選ぶための指針となっています。
こちらもPP加工という表面をツルツルにする方法が採られており、水にも強くなっています。
この商品は全国のLOFTとかで売っているので、そちらでこのポスターも見ることが出来るかもしれません。
さて、お忙しいのかなと思いますが、その後株式会社LASH DOLL JAPAN さんから何もご連絡がなく書くことがないので、ちょっと前回のポスターで遊んでみます。
僕はオードリーの画像でもカラーの方が好きなので、前回のポスターのイメージだとどんな画像が合うかなあ?と思って考えてみました。
前回のポスターにはバラ?があしらわれているので、それならやっぱり「マイ・フェア・レディ」の最後のピンクの衣装かなぁ?と思ってはめ込んでみました。↓
これが意外と合わなくて、あれっ???っとなりました。
これだとオードリーだけのポスターになってしまうかも。
それなら家出の衣装なら合うかな?と思ってやってみたのが↓のもの。
…ムムム、ますます合わない…(´~`;)
じゃあ同じバラで50年代ならどうかな?と思ってやってみたのが↓のもの。
…まあまあ合ってる?
企業で50年代のオードリーを使いたかったらこんな感じかな。
それなら「パリの恋人」のピンクのはどうかな?と思ったのが↓
…合ってるけど…インパクト弱い?
もうじゃあ最後に自分の好きな「パリで一緒に」のオードリーの目力の強いやつで…と思ったのが↓のやつ。
あれ!これが一番合ってるかも!
やっぱりオードリーは目が魅力なので、目力強いのは合いますよね。
<11.08 追記>
まるさんの希望で羽とオードリーの画像を追加しました。いかがですか?(^-^)
これは元々オードリーの眼にみんなの視線が行く画像なので、アイメイクの宣伝にはバッチリかも。
前回のカレンダーのお話の件で、この画像を使用していたので、あっという間に作れました。(^-^)v
ただ一つ問題があるとすれば、この画像の場合右下のバラはデザイン上、要らないのではないか?ということですかねー(シリーズ物としてなら必要ですけどね)。
タグ :オードリーを使った宣伝
2018年10月16日
オードリーコレクション その1.販促ポスターA
まずはべるりんさんから教えていただいた、クレヴィス社のオードリー・ヘプバーン展の続きから。(既に終了のものもあります)
そごう大宮店(終了):2018年9月26日(水)~10月2日(火)
そごう徳島店:2018年10月10日(水)~10月21日(日)
玉川タカシマヤ:2018年10月16日(火)~10月29日(月)
ながの東急百貨店:2018年11月9日(金)~11月21日(水)
「午前十時の映画祭」のリクエストも21日まで続いています!
オードリー作品にたくさんの投票をお願いします!
もしかしたら今まで1度もリバイバルのなかった「尼僧物語」が劇場で見れるかもしれませんよ!
既上映作品から3本と未上映作品2本を選べますが、ここでは未上映作品でリストアップされている4本のオススメポイントを紹介!(あいうえお順)
「いつも2人で」…6つの時間軸の交錯という、映画でしか描けない話術で進む12年間の愛の軌跡。作家の村上春樹さんが“私のこの1本”ということで挙げている作品。今でもオードリーの最高傑作に挙げる人も多く、オードリー自身も気に入っていたという。オードリーの魅力を一番巧く引き出すと批評家にもコアなファンにも定評のあるスタンリー・ドーネン監督作品。サン・セバスチャン映画祭グランプリ獲得作品。
「噂の二人」…「ローマの休日」「おしゃれ泥棒」の名匠ウィリアム・ワイラー監督の珠玉の傑作。1931年にも1度同じワイラー監督で映画化されていますが、当時の倫理観で骨子がねじ曲げられたため、1961年に原作通りに再映画化。「男はつらいよ」シリーズや「武士の一分」なども監督した山田洋次監督も絶賛。お堅い“キネマ旬報”でも批評家の選ぶ1962年度の第9位に入ったほどの名作です。
「暗くなるまで待って」…公開する度に劇場で老若男女問わず悲鳴が上がるサスペンスの大傑作!初期の007の監督でもあるテレンス・ヤングの最高傑作の1つでもあります。張り巡らされた伏線が素晴らしい!オードリーの華奢さが見事に活かされ、その演技力と相まって、オードリーはアカデミー主演女優賞に5度目のノミネート。
「尼僧物語」…来年は初公開からちょうど60年に当たります。初公開時ロードショーで見た最年少くらいの12才だった方でも、今や72才。名画座でかろうじて見れた1966年頃に12才だった方も今や66才。もう劇場で「尼僧物語」を見た人はほとんど居ません。傑作なのに地味だから埋もれてきた名作!アメリカでは初公開当時、その年のベスト10に入ったほどの大ヒット!オードリーは監督のフレッド・ジンネマンを生涯敬愛していました。
さて、今日はMKさんに教えていただいた株式会社LASH DOLL JAPAN さんのアイコスメ、“オードリーコレクション”からの販促ポスターの紹介。
MKさんに教えていただいたので、紹介させていただきたいと直接連絡を取ったところ、ご親切にこの販促ポスターやカタログ、それに商品そのものも一部送ってくださいましたので、少しずつ紹介していこうと思います。
まだ色々と質問させていただいてるところなので、知りたい&お伝えしたいことはあるのですが、それは次回以降ということで。
公式サイトはこちらとこちら。
販促ポスターは2種類送っていただきましたが、こちらはオードリーを前面に押し出した方。
サイズは420mm ☓ 594mmのA2サイズになります。劇場用ポスターのB2よりは一回り小さいサイズ。
まずは株式会社LASH DOLL JAPAN さんがこの写真を使うことになった経緯ですが、オードリーの画像の権利を日本で持っている東北新社さんから直接借りられた画像がこれだったそうです。
例えば「ティファニーで朝食を」の有名な画像とかだと、さらにパラマウントにも権利金が発生するそうです。
この画像、オードリーの長男のショーン・ヘプバーン・ファーラーの「母、オードリーのこと」という伝記の日本版p52に載っています。
p52用のキャプションはp54に書いてあって「パリの恋人」でのオードリーとされていますが、100%違います。
この当時ショーンは、母オードリーはともかく女優オードリーのことはほとんど知らないみたいで、キャプションにも間違いが多いのですがこれもその1つ。
「パリの恋人」と何が違うかって、眉毛が全然違うんですよね。「パリの恋人」の前後は眉頭から目の目尻の上あたりまでは太さが一緒の直線。そこから急激に眉尻に向かって三角に細くするんですけど、この眉は眉頭が真ん丸で、眉尻の方はずっと細いまま。
まあアイメイク自体も「パリの恋人」とは違うんですが、その辺はうまく説明できないので…。
じゃあこの写真はいつ頃かと言うと、たぶん舞台「ジジ」〜映画「ローマの休日」撮影中辺り(1951年〜52年)。「ローマの休日」撮影後の宣伝写真ではまた眉毛が変わるので、「ローマの休日」撮影中までの眉毛。
「ローマの休日」でも(宣伝写真ではなく)映画ではこんな眉毛してます。
まあ髪型から「ジジ」寄りだと思います。“ジジ眉”。
ただ、メイクは割とハッキリしたアメリカのメイクになってるので、「ジジ」を演じてる時のパラマウント映画の新人売り込み用宣伝写真、といったところかなぁと思います。
オードリーが後に宣伝写真では決して撮らせなくなる顔の右側からの写真、というのも初期を感じます。
もう一枚オードリー・コレクションで使われている画像もショーンがかつて撮影年を間違っていた画像なんですが、そちらはまた次に…。
ポスターはPP加工という表面をツルツルにする方法が採られており、水にも強くなっています。また真ん中あたりの“AUDREY Collection” の文字は金の箔押しで刷られていて高級感もあり、お金もかかってますね〜。
過去の “オードリーを使った宣伝” の記事
「エクスラン・ヴァリーエ」
「銀座リザ」
「プリンセス・クルーズ(こちらとこちら)」
「三井住友銀行(こちらとこちら)」
「大丸(こちらとこちら)」
「エニシル」
「JALPAK」
「白金タワー」
「PASONA」
「長銀」
「NICOSカード」
「LONGINES(ロンジン)」
「ヤマハ 」
「株式会社かれん」
「英国のギャラクシー」
そごう大宮店(終了):2018年9月26日(水)~10月2日(火)
そごう徳島店:2018年10月10日(水)~10月21日(日)
玉川タカシマヤ:2018年10月16日(火)~10月29日(月)
ながの東急百貨店:2018年11月9日(金)~11月21日(水)
「午前十時の映画祭」のリクエストも21日まで続いています!
オードリー作品にたくさんの投票をお願いします!
もしかしたら今まで1度もリバイバルのなかった「尼僧物語」が劇場で見れるかもしれませんよ!
既上映作品から3本と未上映作品2本を選べますが、ここでは未上映作品でリストアップされている4本のオススメポイントを紹介!(あいうえお順)
「いつも2人で」…6つの時間軸の交錯という、映画でしか描けない話術で進む12年間の愛の軌跡。作家の村上春樹さんが“私のこの1本”ということで挙げている作品。今でもオードリーの最高傑作に挙げる人も多く、オードリー自身も気に入っていたという。オードリーの魅力を一番巧く引き出すと批評家にもコアなファンにも定評のあるスタンリー・ドーネン監督作品。サン・セバスチャン映画祭グランプリ獲得作品。
「噂の二人」…「ローマの休日」「おしゃれ泥棒」の名匠ウィリアム・ワイラー監督の珠玉の傑作。1931年にも1度同じワイラー監督で映画化されていますが、当時の倫理観で骨子がねじ曲げられたため、1961年に原作通りに再映画化。「男はつらいよ」シリーズや「武士の一分」なども監督した山田洋次監督も絶賛。お堅い“キネマ旬報”でも批評家の選ぶ1962年度の第9位に入ったほどの名作です。
「暗くなるまで待って」…公開する度に劇場で老若男女問わず悲鳴が上がるサスペンスの大傑作!初期の007の監督でもあるテレンス・ヤングの最高傑作の1つでもあります。張り巡らされた伏線が素晴らしい!オードリーの華奢さが見事に活かされ、その演技力と相まって、オードリーはアカデミー主演女優賞に5度目のノミネート。
「尼僧物語」…来年は初公開からちょうど60年に当たります。初公開時ロードショーで見た最年少くらいの12才だった方でも、今や72才。名画座でかろうじて見れた1966年頃に12才だった方も今や66才。もう劇場で「尼僧物語」を見た人はほとんど居ません。傑作なのに地味だから埋もれてきた名作!アメリカでは初公開当時、その年のベスト10に入ったほどの大ヒット!オードリーは監督のフレッド・ジンネマンを生涯敬愛していました。
さて、今日はMKさんに教えていただいた株式会社LASH DOLL JAPAN さんのアイコスメ、“オードリーコレクション”からの販促ポスターの紹介。
MKさんに教えていただいたので、紹介させていただきたいと直接連絡を取ったところ、ご親切にこの販促ポスターやカタログ、それに商品そのものも一部送ってくださいましたので、少しずつ紹介していこうと思います。
まだ色々と質問させていただいてるところなので、知りたい&お伝えしたいことはあるのですが、それは次回以降ということで。
公式サイトはこちらとこちら。
販促ポスターは2種類送っていただきましたが、こちらはオードリーを前面に押し出した方。
サイズは420mm ☓ 594mmのA2サイズになります。劇場用ポスターのB2よりは一回り小さいサイズ。
まずは株式会社LASH DOLL JAPAN さんがこの写真を使うことになった経緯ですが、オードリーの画像の権利を日本で持っている東北新社さんから直接借りられた画像がこれだったそうです。
例えば「ティファニーで朝食を」の有名な画像とかだと、さらにパラマウントにも権利金が発生するそうです。
この画像、オードリーの長男のショーン・ヘプバーン・ファーラーの「母、オードリーのこと」という伝記の日本版p52に載っています。
p52用のキャプションはp54に書いてあって「パリの恋人」でのオードリーとされていますが、100%違います。
この当時ショーンは、母オードリーはともかく女優オードリーのことはほとんど知らないみたいで、キャプションにも間違いが多いのですがこれもその1つ。
「パリの恋人」と何が違うかって、眉毛が全然違うんですよね。「パリの恋人」の前後は眉頭から目の目尻の上あたりまでは太さが一緒の直線。そこから急激に眉尻に向かって三角に細くするんですけど、この眉は眉頭が真ん丸で、眉尻の方はずっと細いまま。
まあアイメイク自体も「パリの恋人」とは違うんですが、その辺はうまく説明できないので…。
じゃあこの写真はいつ頃かと言うと、たぶん舞台「ジジ」〜映画「ローマの休日」撮影中辺り(1951年〜52年)。「ローマの休日」撮影後の宣伝写真ではまた眉毛が変わるので、「ローマの休日」撮影中までの眉毛。
「ローマの休日」でも(宣伝写真ではなく)映画ではこんな眉毛してます。
まあ髪型から「ジジ」寄りだと思います。“ジジ眉”。
ただ、メイクは割とハッキリしたアメリカのメイクになってるので、「ジジ」を演じてる時のパラマウント映画の新人売り込み用宣伝写真、といったところかなぁと思います。
オードリーが後に宣伝写真では決して撮らせなくなる顔の右側からの写真、というのも初期を感じます。
もう一枚オードリー・コレクションで使われている画像もショーンがかつて撮影年を間違っていた画像なんですが、そちらはまた次に…。
ポスターはPP加工という表面をツルツルにする方法が採られており、水にも強くなっています。また真ん中あたりの“AUDREY Collection” の文字は金の箔押しで刷られていて高級感もあり、お金もかかってますね〜。
過去の “オードリーを使った宣伝” の記事
「エクスラン・ヴァリーエ」
「銀座リザ」
「プリンセス・クルーズ(こちらとこちら)」
「三井住友銀行(こちらとこちら)」
「大丸(こちらとこちら)」
「エニシル」
「JALPAK」
「白金タワー」
「PASONA」
「長銀」
「NICOSカード」
「LONGINES(ロンジン)」
「ヤマハ 」
「株式会社かれん」
「英国のギャラクシー」
タグ :オードリーを使った宣伝
2018年09月18日
友人にもらったロビーカード2種
もう一つのブログ、“おしゃれ泥棒、オードリー・ヘップバーン!”の方に「97.「マイヤーリング」パンフレット用オードリープロフィール(完全版)」という記事をアップしています。そちらもよろしかったらお読みください。
今日は10年ほど前だったかな?にイギリスに行った友人にお土産でもらったアメリカのロビーカードの紹介。
ロビーカードって、映画館の内外で飾ってお客さんを呼び込む宣伝材料。
日本ではこれに相当する物にキャビネ写真や四切写真がありますね。
日本のキャビネ写真もですけど、アメリカのロビーカードでも何枚か1組になって飾られているものなんですが、友人にもらったこれらのものは「緑の館」「噂の二人」各1枚ずつです。
サイズは27.94cm×35.56cm。というより10インチ×14インチ。
おそらくアメリカのロビーカードは12枚で1組くらいだと思うのですが、長年の間に失われたり、バラで売られたり…と散逸してしまいます。
これらは有名な写真で、オードリーの写真集などでもこのまま掲載されていますね。決してレアなものではないです。
友人は露店みたいなところで売っていたのを見つけて買ってくれたとのこと。
が、値段を聞いてびっくり!それぞれ3000円したんですと!
えーーーー!ぼったくりやーん!と思いましたが、こちらはいただく側なので、ありがたーくいただきました。
でもなんかこれらに6000円は申し訳ないな〜と思いました。
「緑の館」には4、「噂の二人」には3という番号が下部にあるので、それらが組の中での番号なんでしょうね。
(→退色していると思われるので、その分色補正してみました。もしかしたら最初はこのような発色だったのかもしれません。)
「緑の館」の方はカラー映画でカラーのロビーカードにもかかわらず、モノクロ写真に着色した着色カラー。
まあ見たらわかるような着色の仕方ですけど、ネットを見ると着色バレバレの「ローマの休日」DVDジャケットのアン王女のスカートを見て、“わあ!オードリーのスカートって赤かったんですね!”などと信じてる人もいらっしゃるようなので…。
オードリー演じるリーマの衣装は森の中ではグリーン、外に出ると茶色といった色です。こんなピンクではありません。
それと、木の茶色、葉っぱの緑があまりにもペタッと同じ色。濃淡はあっても、全く同じ系統の色っていうのが着色です。
現実のカラーでは、太陽光やライトの光が乱反射することによって、同じ緑でも青みがかった緑や黄色っぽい緑や紫や赤みがかった部分などが混在します。
このようなのっぺり同じ色には決してならないのです。
これはフォトショップなどで着色技術が向上した現在でも着色かどうか見分ける大きな指標になっています。
髪の毛などが全部同じ系統の色、背景が同じ茶色一色などは着色で間違いありません。
「ローマの休日」の最近の着色カラーでも、スカートがブルーのなどは、ベッタリ同じブルーで塗られています(本当のスカートの色はベージュ)。
こういうのがクリアできるようになると、本物のカラーと見分けがつかなくなってくるかもしれませんが、まだそこまでは行ってないので、見る人が見れば即行わかってしまいます。
でもなんでせっかくカラー写真もいっぱいあるのにモノクロ写真に着色などと面倒臭いことをしたんでしょうね?不思議〜。
「噂の二人」の方はもともとモノクロ映画ですし、ここでもモノクロ写真にチェリーピンクのような赤紫系統の色を乗せてるだけの2色刷り。
さすがにこれをカラー写真だと思うような人はいないと思いますが…。
さて、英国で買ったのにアメリカのロビーカード?と思いますか?
実はこれがアメリカ版だとはっきりわかるようになっています。
まあどちらにも “Printed by U.S.A” などと書いてはいるんですが、「噂の二人」に関しては題名がアメリカ本国とイギリスで全然違うんです!
アメリカではここでもわかるように原作通りの “The Children's Hour(子供の時間)” ですが、英国では “The Loudest Whisper(うるさい囁き)” という題名で封切られました。
これ、ビデオの時代にはビデオとLDで英国版が輸入されて製品化されていたんですよね。
なので、90年に発売されたビデオやLDでもジャケットの真ん中に大きく “The Loudest Whisper” と印字されています(↓下の写真)。
もちろん、映像でもオープニングで “The Loudest Whisper” と堂々と出てきます。
これ、テレビ放送で見た時は “The Children's Hour” という題名でオープニングになっているので、おおおおっ!と思ってたものです。
ファンになった頃から “The Children's Hour” として学習していたので、 “The Loudest Whisper” で出て来た時はかなり違和感がありましたが、今DVDではアメリカ版になってしまうと、英国版のDVDも欲しいなあ〜と思ったり…。
そういえば「昼下りの情事」にもアメリカ版とヨーロッパ版が存在するとオードリーの伝記では書かれています。
タイトルバックからして違うようなのですが、日本で見れたのは57年の初公開時と65年リバイバル時がヨーロッパ版、89年のリバイバル以降とビデオ・LD・DVDは全てアメリカ版となっているので、僕などはアメリカ版しか見たことがありません。
よく「昼下りの情事」のスクリーンサイズで議論が起こる(「午前十時の映画祭」など)のも、初公開時と65年リバイバル時はヨーロッパ版のビスタサイズ、89年以降はアメリカ版のシネマスコープサイズだったからなんでしょうねー。
「昼下りの情事」の実際の撮影では4:3のスタンダードサイズのフィルムで撮影されていて、構図はビスタサイズで考えられているそうです。
アメリカなどではそれを拡大映写してシネマスコープサイズで上映していたそうなのですが、日本ではビスタサイズという情報だったのに、フィルムが来るとスタンダードサイズだったので、中には律儀にスタンダードサイズで上映されたこともあったそうです。
この辺の事情はジェネオン(元パイオニアLDC)が出していた2回目の「昼下りの情事」DVD封入の解説に詳しく載っています(ブルーバックのジャケットのもの)。
今の20世紀フォックスが出しているDVDはビスタサイズ収録ですが、元々4:3で撮影されていたなんて、ぜひその大元のも見てみたいですね!
あ、大きく「緑の館」や「噂の二人」から話が逸れましたが、これらのロビーカードも全種類がいつか見てみたいなあ〜と思います。
今日は10年ほど前だったかな?にイギリスに行った友人にお土産でもらったアメリカのロビーカードの紹介。
ロビーカードって、映画館の内外で飾ってお客さんを呼び込む宣伝材料。
日本ではこれに相当する物にキャビネ写真や四切写真がありますね。
日本のキャビネ写真もですけど、アメリカのロビーカードでも何枚か1組になって飾られているものなんですが、友人にもらったこれらのものは「緑の館」「噂の二人」各1枚ずつです。
サイズは27.94cm×35.56cm。というより10インチ×14インチ。
おそらくアメリカのロビーカードは12枚で1組くらいだと思うのですが、長年の間に失われたり、バラで売られたり…と散逸してしまいます。
これらは有名な写真で、オードリーの写真集などでもこのまま掲載されていますね。決してレアなものではないです。
友人は露店みたいなところで売っていたのを見つけて買ってくれたとのこと。
が、値段を聞いてびっくり!それぞれ3000円したんですと!
えーーーー!ぼったくりやーん!と思いましたが、こちらはいただく側なので、ありがたーくいただきました。
でもなんかこれらに6000円は申し訳ないな〜と思いました。
「緑の館」には4、「噂の二人」には3という番号が下部にあるので、それらが組の中での番号なんでしょうね。
(→退色していると思われるので、その分色補正してみました。もしかしたら最初はこのような発色だったのかもしれません。)
「緑の館」の方はカラー映画でカラーのロビーカードにもかかわらず、モノクロ写真に着色した着色カラー。
まあ見たらわかるような着色の仕方ですけど、ネットを見ると着色バレバレの「ローマの休日」DVDジャケットのアン王女のスカートを見て、“わあ!オードリーのスカートって赤かったんですね!”などと信じてる人もいらっしゃるようなので…。
オードリー演じるリーマの衣装は森の中ではグリーン、外に出ると茶色といった色です。こんなピンクではありません。
それと、木の茶色、葉っぱの緑があまりにもペタッと同じ色。濃淡はあっても、全く同じ系統の色っていうのが着色です。
現実のカラーでは、太陽光やライトの光が乱反射することによって、同じ緑でも青みがかった緑や黄色っぽい緑や紫や赤みがかった部分などが混在します。
このようなのっぺり同じ色には決してならないのです。
これはフォトショップなどで着色技術が向上した現在でも着色かどうか見分ける大きな指標になっています。
髪の毛などが全部同じ系統の色、背景が同じ茶色一色などは着色で間違いありません。
「ローマの休日」の最近の着色カラーでも、スカートがブルーのなどは、ベッタリ同じブルーで塗られています(本当のスカートの色はベージュ)。
こういうのがクリアできるようになると、本物のカラーと見分けがつかなくなってくるかもしれませんが、まだそこまでは行ってないので、見る人が見れば即行わかってしまいます。
でもなんでせっかくカラー写真もいっぱいあるのにモノクロ写真に着色などと面倒臭いことをしたんでしょうね?不思議〜。
「噂の二人」の方はもともとモノクロ映画ですし、ここでもモノクロ写真にチェリーピンクのような赤紫系統の色を乗せてるだけの2色刷り。
さすがにこれをカラー写真だと思うような人はいないと思いますが…。
さて、英国で買ったのにアメリカのロビーカード?と思いますか?
実はこれがアメリカ版だとはっきりわかるようになっています。
まあどちらにも “Printed by U.S.A” などと書いてはいるんですが、「噂の二人」に関しては題名がアメリカ本国とイギリスで全然違うんです!
アメリカではここでもわかるように原作通りの “The Children's Hour(子供の時間)” ですが、英国では “The Loudest Whisper(うるさい囁き)” という題名で封切られました。
これ、ビデオの時代にはビデオとLDで英国版が輸入されて製品化されていたんですよね。
なので、90年に発売されたビデオやLDでもジャケットの真ん中に大きく “The Loudest Whisper” と印字されています(↓下の写真)。
もちろん、映像でもオープニングで “The Loudest Whisper” と堂々と出てきます。
これ、テレビ放送で見た時は “The Children's Hour” という題名でオープニングになっているので、おおおおっ!と思ってたものです。
ファンになった頃から “The Children's Hour” として学習していたので、 “The Loudest Whisper” で出て来た時はかなり違和感がありましたが、今DVDではアメリカ版になってしまうと、英国版のDVDも欲しいなあ〜と思ったり…。
そういえば「昼下りの情事」にもアメリカ版とヨーロッパ版が存在するとオードリーの伝記では書かれています。
タイトルバックからして違うようなのですが、日本で見れたのは57年の初公開時と65年リバイバル時がヨーロッパ版、89年のリバイバル以降とビデオ・LD・DVDは全てアメリカ版となっているので、僕などはアメリカ版しか見たことがありません。
よく「昼下りの情事」のスクリーンサイズで議論が起こる(「午前十時の映画祭」など)のも、初公開時と65年リバイバル時はヨーロッパ版のビスタサイズ、89年以降はアメリカ版のシネマスコープサイズだったからなんでしょうねー。
「昼下りの情事」の実際の撮影では4:3のスタンダードサイズのフィルムで撮影されていて、構図はビスタサイズで考えられているそうです。
アメリカなどではそれを拡大映写してシネマスコープサイズで上映していたそうなのですが、日本ではビスタサイズという情報だったのに、フィルムが来るとスタンダードサイズだったので、中には律儀にスタンダードサイズで上映されたこともあったそうです。
この辺の事情はジェネオン(元パイオニアLDC)が出していた2回目の「昼下りの情事」DVD封入の解説に詳しく載っています(ブルーバックのジャケットのもの)。
今の20世紀フォックスが出しているDVDはビスタサイズ収録ですが、元々4:3で撮影されていたなんて、ぜひその大元のも見てみたいですね!
あ、大きく「緑の館」や「噂の二人」から話が逸れましたが、これらのロビーカードも全種類がいつか見てみたいなあ〜と思います。
2018年07月05日
コンサート “オードリー・ヘプバーンの思い出”
ひと月ほど前、僕がオードリーのファンだと知っている母の知り合いから「こんなのがあるわよ!」といただいたチラシとそれに載っていたコンサートの紹介。
まずはチラシを見て下さい。“オードリー・ヘプバーンの思い出” とデカデカと載っていますね。
大阪の新歌舞伎座で9月に催されるコンサートのようです。
さらに細かい文字を読んでいくと、“彼女の半生を貴重な写真でたどりながら朗読と音楽で綴るコンサート” “第一部:ヘプバーンの幼少期から大人になるまでの写真をスクリーンに映し出し、中井美穂さんの朗読と共に、吉田恭子さん・白石光隆さんが懐かしい映画のテーマ曲を演奏し、その半生を振り返ります。”
と書いてあります。
演奏はヴァイオリン:吉田恭子さん、ピアノ:白石光隆さんで、朗読が元アナウンサーの中井美穂さん。
ちょっと気になりますよね。予定曲目は第一部がムーン・リバー・君住む町で・オードリー・ヘプバーン映画メドレーほか となっていて、第二部は全てクラシック。
こんなにオードリーを前面に出して前半だけかい!と思いつつも、気になるのは“オードリー・ヘプバーン映画メドレー” と “ほか” というところ。
え?他の曲目はなんだろうと思って、上演される大阪の新歌舞伎座に問い合わせました。
数日経って帰ってきた答えですが、まずメドレーはムーン・リバー・昼下りの情事・マイ・フェア・レディ・シャレードの4曲だそうです。
で “ほか” の曲目は全部クラシック。
オードリーを冠してるのにめっちゃ少ないやん!しかもムーン・リバーとマイ・フェア・レディ2回!?なんじゃそれ!と言いたくなりました。
まあメドレーの方の「マイ・フェア・レディ」は“踊り明かそう”かもしれませんし違う曲かもしれませんが、“ムーン・リバー”は“ムーン・リバー”。曲が違うとは言えませんよね。
あえて言うならどちらかはチャチャのリズムかもしれない…と好意的に解釈も出来るのですが…。
うーん、悪いけどあえてお金お出して見に行きたいとは全然思わない…。
だって、最初のオードリー2曲でフルバージョンで演奏して約6分、メドレーが4曲だけならせいぜい5分。
コンサート約1時間半〜2時間でオードリー10分など、どう考えてもねぇ…。
コアなファンとしておおっ!と思わせる曲は1曲もなし。さらにオードリーでど定番の「麗しのサブリナ」からの “バラ色の人生” も無し。
クラシック畑の人なら入れても良さそうなガーシュウィンの「パリの恋人」も無し。
ごめんさない。見に行きたいと思える要素、1個も無かったです。残念です…。
例えば…僕がおおっ!と感嘆するとすれば、今や大巨匠ジョン・ウィリアムズの初期作品「おしゃれ泥棒」が入っているとか、映画音楽の巨匠たち…ティオムキンの「許されざる者」ニーノ・ロータの「戦争と平和」だったりとか、マンシーニ本人が一番気に入っている「いつも2人で」とか今年公開50周年の「暗くなるまで待って」とか、渋いところでは「緑の館」「尼僧物語」が入ってるとかならむしろ率先して行ってたでしょうね。
きっと演奏者の方もここで演奏する曲以外、オードリーの映画音楽が印象に無いのでしょうね。「いつも2人で」とか見てくれてるのかどうかも怪しいし。
手嶌葵さんが「緑の館」や「ボンジュール・パリ!」とか、楽譜を取り寄せるだけでも大変そうな曲をアルバムに入れてくれてたのとは大きな違い。最も安易で平凡な選曲。
それに正直言うと僕は自分でもヴィオラをやってましたけど、ヴァイオリンとピアノだけの2重奏って、音が薄すぎてあんまり好きじゃない。
「マイ・フェア・レディ」とかオーケストラでやってこそ真価が発揮できるようなのとか、きっと向いてないと思う。
かといってヴァイオリン・ソナタ風に映画とはかけ離れたアレンジとかはもっと好きじゃない。
それと、このチラシの裏とか新歌舞伎座の大判チラシとかにも載ってましたが、このコンサートの前日には “クラシック名画座” として「ローマの休日」「風と共に去りぬ」「ファンタジア」のオーケストラの演奏会もあります。
指揮者は竹本泰蔵さん、オケは日本センチュリー交響楽団だそうです。
僕としてはむしろこっちの方が興味あります。やっぱり大オーケストラで演奏されるのは壮大になります。
でも「ローマの休日」?
ちょっとこれが不安ですね。「ローマの休日」って音楽だけ聞かされてもきっと映画が浮かんでこない。よっぽど何十回と見直した人なら別ですけど、「ローマの休日」の音楽は全然有名じゃない。
なぜかって作曲家のジョルジュ・オーリックっていう元々クラシック畑の人が “映画では、音楽がでしゃばりすぎてはいけない” という考えの持ち主なもんで、目立たないように作られてる。
ヘンリー・マンシーニの“ムーン・リバー” のように “これでもかっ!” っていう風には出してこないんですよね。
それに「ローマの休日」ってどの曲をするのかとっても不安。昔ながらだと大使館のワルツをやっちゃうんですよね。グレゴリー・ペックもまだ出てこない最初のダンスシーンでのBGM曲。これが日本では採譜されて長い間 “ローマの休日テーマ曲” だとか “ローマの休日メインタイトル” として出回ってましたからねー。
最近は本当のメインタイトルが英国で録音されたりして、ちょっとはそちらが有名になってきましたけど…さあどちらでしょうね。
ちなみに指揮者の竹本泰蔵さん、僕が学生の頃指揮していただいたことがあります。
オーケストラのクラシック名画座の方が9/22、ちょっとだけ“オードリー・ヘプバーンの思い出”の方が9/23。
それぞれのS席が5500円、4500円ですが、両方通し券を買うと7000円になるようです。
なお、3枚目の写真はJ:COMのカタログですが、加入者はそれぞれS席が4000円、3000円で買えるそうです。
興味のある方は新歌舞伎座に問い合わせてみてください。
さて、もし朗読…というか解説が付けれるなら、僕なら各曲をどう紹介するか、を考えてみました。
「ローマの休日」…クラシック作曲家ジョルジュ・オーリックの作品です。目立たないように作られていますが、実は素晴らしい出来です。
「麗しのサブリナ」“バラ色の人生”…エディット・ピアフの超有名曲です。映画ではオードリーが歌うシーンもあります。
「麗しのサブリナ」“ロマンティック”…ウィリアム・ホールデンが女性を口説くシーンで使う音楽です。変身したオードリーのシーンでも出てきます。
「戦争と平和」…「ゴッドファーザー」「ロミオとジュリエット」「太陽がいっぱい」のニーノ・ロータの作曲です。自身も気に入っていて、来日時にはこの映画の組曲を演奏していました。
「パリの恋人」(ガーシュウィンの曲)…「ラプソディ・イン・ブルー」や「パリのアメリカ人」が有名なジョージ・ガーシュウィンの作曲です。元々は1927年のミュージカルの舞台「ファニー・フェイス」用の音楽。「パリの恋人」の原題も “ファニー・フェイス” ですが、舞台とは内容は全然違うそうです。映画の最初の原題は「結婚の日」でした。
「昼下りの情事」“魅惑のワルツ”…元々はこの映画のためのものではありませんでしたが、この映画のおかげで日本でもアメリカでもリバイバルヒットとなりました。
「尼僧物語」“ガブリエルのテーマ”…作曲家フランツ・ワックスマンが荘厳な曲をいっぱい作曲しましたが、重くて暗い曲が多かったため監督が気に入らず、このガブリエルのテーマが多用されました。
「緑の館」…クラシックの作曲家、ヴィラ=ロボスに依頼されましたが、ロマンティックでは無かったため、ブラニスラウ・ケイパーという別の作曲家にも依頼され、合作となりました。
「許されざる者」…映画音楽の巨匠ディミトリ・ティオムキンの作品です。西部劇らしく、壮大に仕上がっています。
「ティファニーで朝食を」…ヘンリー・マンシーニ最大のヒット曲です。この映画以降、主題歌を入れるのが定番になりました。
「噂の二人」“メインタイトル”…アレックス・ノースという作曲家の作品です。この穏やかな音楽で始まる映画が、一人の少女の嘘によりどんどん音楽も映画も緊張感を増して行きます。
「パリで一緒に」“THAT FACE”…映画界の内幕を描いた作品で、これはオードリーが起きてきたときにホールデンとミュージカル仕立てで踊るシーンで使われます。歌は「パリの恋人」でも共演したフレッド・アステアです。
「シャレード」…マンシーニのこれまた映画音楽のスタンダード。うまくオシャレ感とサスペンス感を醸し出しています。聴いていただいたら、きっとご存知だと思います。それほど有名な曲。
「マイ・フェア・レディ」…オードリー一世一代の名演技です。歌はほとんどが吹きかえられましたが、実はオードリー自身も録音しており、最近掘り出されてきました。
「おしゃれ泥棒」…誰でも知っている「スター・ウォーズ」「ジョーズ」「E.T.」「ハリー・ポッター」などの大作曲家ジョン・ウィリアムズの初期の傑作です。最初はマンシーニに依頼されましたが、スケジュールの都合がつかず、弟子のウィリアムズを紹介しました。オードリー最後の映画「オールウェイズ」でももう一度ジョン・ウィリアムズが担当します。
「いつも2人で」…これまたマンシーニに依頼されましたが、一旦断られました。それをこの作品の脚本を気に入ったオードリーが、どうしてもあなたでないと!とマンシーニ本人に直接お願いしてOKになりました。後にマンシーニ本人が自身の作で一番気に入っていると言った傑作です。明るさと悲しみが同時に織り込まれています。
「暗くなるまで待って」…これまたマンシーニの作品。純粋なるサスペンスなのに聴きやすいのは流石です。越路吹雪さんもシングル曲として発売しています。
「ロビンとマリアン」…007のテーマ曲で有名なジョン・バリーが作曲しました。舞台になるシャーウッドの森の木漏れ日を音に閉じ込めたようなキラキラした音楽が素晴らしいです。大傑作。
「華麗なる相続人」…多作家でファンも多い名匠のエンニオ・モリコーネの作曲です。映画よりも音楽の方が傑作です。
以上です。いかがでしょうか?
まずはチラシを見て下さい。“オードリー・ヘプバーンの思い出” とデカデカと載っていますね。
大阪の新歌舞伎座で9月に催されるコンサートのようです。
さらに細かい文字を読んでいくと、“彼女の半生を貴重な写真でたどりながら朗読と音楽で綴るコンサート” “第一部:ヘプバーンの幼少期から大人になるまでの写真をスクリーンに映し出し、中井美穂さんの朗読と共に、吉田恭子さん・白石光隆さんが懐かしい映画のテーマ曲を演奏し、その半生を振り返ります。”
と書いてあります。
演奏はヴァイオリン:吉田恭子さん、ピアノ:白石光隆さんで、朗読が元アナウンサーの中井美穂さん。
ちょっと気になりますよね。予定曲目は第一部がムーン・リバー・君住む町で・オードリー・ヘプバーン映画メドレーほか となっていて、第二部は全てクラシック。
こんなにオードリーを前面に出して前半だけかい!と思いつつも、気になるのは“オードリー・ヘプバーン映画メドレー” と “ほか” というところ。
え?他の曲目はなんだろうと思って、上演される大阪の新歌舞伎座に問い合わせました。
数日経って帰ってきた答えですが、まずメドレーはムーン・リバー・昼下りの情事・マイ・フェア・レディ・シャレードの4曲だそうです。
で “ほか” の曲目は全部クラシック。
オードリーを冠してるのにめっちゃ少ないやん!しかもムーン・リバーとマイ・フェア・レディ2回!?なんじゃそれ!と言いたくなりました。
まあメドレーの方の「マイ・フェア・レディ」は“踊り明かそう”かもしれませんし違う曲かもしれませんが、“ムーン・リバー”は“ムーン・リバー”。曲が違うとは言えませんよね。
あえて言うならどちらかはチャチャのリズムかもしれない…と好意的に解釈も出来るのですが…。
うーん、悪いけどあえてお金お出して見に行きたいとは全然思わない…。
だって、最初のオードリー2曲でフルバージョンで演奏して約6分、メドレーが4曲だけならせいぜい5分。
コンサート約1時間半〜2時間でオードリー10分など、どう考えてもねぇ…。
コアなファンとしておおっ!と思わせる曲は1曲もなし。さらにオードリーでど定番の「麗しのサブリナ」からの “バラ色の人生” も無し。
クラシック畑の人なら入れても良さそうなガーシュウィンの「パリの恋人」も無し。
ごめんさない。見に行きたいと思える要素、1個も無かったです。残念です…。
例えば…僕がおおっ!と感嘆するとすれば、今や大巨匠ジョン・ウィリアムズの初期作品「おしゃれ泥棒」が入っているとか、映画音楽の巨匠たち…ティオムキンの「許されざる者」ニーノ・ロータの「戦争と平和」だったりとか、マンシーニ本人が一番気に入っている「いつも2人で」とか今年公開50周年の「暗くなるまで待って」とか、渋いところでは「緑の館」「尼僧物語」が入ってるとかならむしろ率先して行ってたでしょうね。
きっと演奏者の方もここで演奏する曲以外、オードリーの映画音楽が印象に無いのでしょうね。「いつも2人で」とか見てくれてるのかどうかも怪しいし。
手嶌葵さんが「緑の館」や「ボンジュール・パリ!」とか、楽譜を取り寄せるだけでも大変そうな曲をアルバムに入れてくれてたのとは大きな違い。最も安易で平凡な選曲。
それに正直言うと僕は自分でもヴィオラをやってましたけど、ヴァイオリンとピアノだけの2重奏って、音が薄すぎてあんまり好きじゃない。
「マイ・フェア・レディ」とかオーケストラでやってこそ真価が発揮できるようなのとか、きっと向いてないと思う。
かといってヴァイオリン・ソナタ風に映画とはかけ離れたアレンジとかはもっと好きじゃない。
それと、このチラシの裏とか新歌舞伎座の大判チラシとかにも載ってましたが、このコンサートの前日には “クラシック名画座” として「ローマの休日」「風と共に去りぬ」「ファンタジア」のオーケストラの演奏会もあります。
指揮者は竹本泰蔵さん、オケは日本センチュリー交響楽団だそうです。
僕としてはむしろこっちの方が興味あります。やっぱり大オーケストラで演奏されるのは壮大になります。
でも「ローマの休日」?
ちょっとこれが不安ですね。「ローマの休日」って音楽だけ聞かされてもきっと映画が浮かんでこない。よっぽど何十回と見直した人なら別ですけど、「ローマの休日」の音楽は全然有名じゃない。
なぜかって作曲家のジョルジュ・オーリックっていう元々クラシック畑の人が “映画では、音楽がでしゃばりすぎてはいけない” という考えの持ち主なもんで、目立たないように作られてる。
ヘンリー・マンシーニの“ムーン・リバー” のように “これでもかっ!” っていう風には出してこないんですよね。
それに「ローマの休日」ってどの曲をするのかとっても不安。昔ながらだと大使館のワルツをやっちゃうんですよね。グレゴリー・ペックもまだ出てこない最初のダンスシーンでのBGM曲。これが日本では採譜されて長い間 “ローマの休日テーマ曲” だとか “ローマの休日メインタイトル” として出回ってましたからねー。
最近は本当のメインタイトルが英国で録音されたりして、ちょっとはそちらが有名になってきましたけど…さあどちらでしょうね。
ちなみに指揮者の竹本泰蔵さん、僕が学生の頃指揮していただいたことがあります。
オーケストラのクラシック名画座の方が9/22、ちょっとだけ“オードリー・ヘプバーンの思い出”の方が9/23。
それぞれのS席が5500円、4500円ですが、両方通し券を買うと7000円になるようです。
なお、3枚目の写真はJ:COMのカタログですが、加入者はそれぞれS席が4000円、3000円で買えるそうです。
興味のある方は新歌舞伎座に問い合わせてみてください。
さて、もし朗読…というか解説が付けれるなら、僕なら各曲をどう紹介するか、を考えてみました。
「ローマの休日」…クラシック作曲家ジョルジュ・オーリックの作品です。目立たないように作られていますが、実は素晴らしい出来です。
「麗しのサブリナ」“バラ色の人生”…エディット・ピアフの超有名曲です。映画ではオードリーが歌うシーンもあります。
「麗しのサブリナ」“ロマンティック”…ウィリアム・ホールデンが女性を口説くシーンで使う音楽です。変身したオードリーのシーンでも出てきます。
「戦争と平和」…「ゴッドファーザー」「ロミオとジュリエット」「太陽がいっぱい」のニーノ・ロータの作曲です。自身も気に入っていて、来日時にはこの映画の組曲を演奏していました。
「パリの恋人」(ガーシュウィンの曲)…「ラプソディ・イン・ブルー」や「パリのアメリカ人」が有名なジョージ・ガーシュウィンの作曲です。元々は1927年のミュージカルの舞台「ファニー・フェイス」用の音楽。「パリの恋人」の原題も “ファニー・フェイス” ですが、舞台とは内容は全然違うそうです。映画の最初の原題は「結婚の日」でした。
「昼下りの情事」“魅惑のワルツ”…元々はこの映画のためのものではありませんでしたが、この映画のおかげで日本でもアメリカでもリバイバルヒットとなりました。
「尼僧物語」“ガブリエルのテーマ”…作曲家フランツ・ワックスマンが荘厳な曲をいっぱい作曲しましたが、重くて暗い曲が多かったため監督が気に入らず、このガブリエルのテーマが多用されました。
「緑の館」…クラシックの作曲家、ヴィラ=ロボスに依頼されましたが、ロマンティックでは無かったため、ブラニスラウ・ケイパーという別の作曲家にも依頼され、合作となりました。
「許されざる者」…映画音楽の巨匠ディミトリ・ティオムキンの作品です。西部劇らしく、壮大に仕上がっています。
「ティファニーで朝食を」…ヘンリー・マンシーニ最大のヒット曲です。この映画以降、主題歌を入れるのが定番になりました。
「噂の二人」“メインタイトル”…アレックス・ノースという作曲家の作品です。この穏やかな音楽で始まる映画が、一人の少女の嘘によりどんどん音楽も映画も緊張感を増して行きます。
「パリで一緒に」“THAT FACE”…映画界の内幕を描いた作品で、これはオードリーが起きてきたときにホールデンとミュージカル仕立てで踊るシーンで使われます。歌は「パリの恋人」でも共演したフレッド・アステアです。
「シャレード」…マンシーニのこれまた映画音楽のスタンダード。うまくオシャレ感とサスペンス感を醸し出しています。聴いていただいたら、きっとご存知だと思います。それほど有名な曲。
「マイ・フェア・レディ」…オードリー一世一代の名演技です。歌はほとんどが吹きかえられましたが、実はオードリー自身も録音しており、最近掘り出されてきました。
「おしゃれ泥棒」…誰でも知っている「スター・ウォーズ」「ジョーズ」「E.T.」「ハリー・ポッター」などの大作曲家ジョン・ウィリアムズの初期の傑作です。最初はマンシーニに依頼されましたが、スケジュールの都合がつかず、弟子のウィリアムズを紹介しました。オードリー最後の映画「オールウェイズ」でももう一度ジョン・ウィリアムズが担当します。
「いつも2人で」…これまたマンシーニに依頼されましたが、一旦断られました。それをこの作品の脚本を気に入ったオードリーが、どうしてもあなたでないと!とマンシーニ本人に直接お願いしてOKになりました。後にマンシーニ本人が自身の作で一番気に入っていると言った傑作です。明るさと悲しみが同時に織り込まれています。
「暗くなるまで待って」…これまたマンシーニの作品。純粋なるサスペンスなのに聴きやすいのは流石です。越路吹雪さんもシングル曲として発売しています。
「ロビンとマリアン」…007のテーマ曲で有名なジョン・バリーが作曲しました。舞台になるシャーウッドの森の木漏れ日を音に閉じ込めたようなキラキラした音楽が素晴らしいです。大傑作。
「華麗なる相続人」…多作家でファンも多い名匠のエンニオ・モリコーネの作曲です。映画よりも音楽の方が傑作です。
以上です。いかがでしょうか?
2018年04月17日
さよなら日劇ラストショウ パンフレット
今日は今年の2018年2月4日で閉館になったTOHOシネマズ日劇の “さよなら日劇ラストショウ” というパンフレットの紹介。
日劇は日本劇場(日劇)→TOHOプレックス日劇→TOHOシネマズ日劇 と名を変え、続いてきた映画館でした。
歴史は大変古く、1929年(昭和4年)9月3日に着工、1933年(昭和8年)12月24日開業。
実演と封切りを兼ねた劇場として開場したそうです。
当初は1階席1060人、2階席540人、3階席463人の座席数2063人、定員は2920人だったそうです。
それ以外にも当時は立ち見もありましたから、混んでる時には4000人収容が可能だったそうです!
今では東京ですら1000人収容の映画館は存在しませんから、すごい規模だったんですね!
写真でも当時の劇場の様子が窺えますが、内装も豪華です!
戦争でも消失を免れ、再び実演と映画の封切りを再開。
ただし戦後しばらくして邦画の専門として活躍。洋画は1978年の「スター・ウォーズ」から再開されます。
そんな旧日劇も1981年2月15日で閉館。建て替えが行われ、有楽町マリオンが生まれます。
1984年10月6日に日本劇場(1008席)、日劇東宝(708席)、日劇プラザ(554席)として開場。
同年11月11日にオードリーともゆかりの深い「有楽座」と「日比谷映劇」という東宝のチェーンマスターの大劇場2館が閉館になり、東宝のチェーンマスター機能を担うようになったそうです。
この時期の大ヒットでは「タイタニック」や「ジュラシック・パーク」がなどがあるそうです。
特に「タイタニック」は日本劇場→日劇プラザ→日本劇場(再)と劇場を変えながら50週ものロングランだったとのこと。
2002年に1カ月かけて改装、日劇PLEXとして3月2日に日劇1(946席)、日劇2(667席)、日劇3(523席)にリニューアル。
2004年には全席指定に、2006年にはシネコン的な編成になったそうです。
2009年2月17日には最後のTOHOシネマズ日劇に改称。サービスがTOHOシネマズと統一化されたそうです。
さて、長々と日本劇場の歴史を書いてきましたけど、この日本劇場とオードリーとの接点があったのは1回だけ!
1990年公開のオードリー映画の遺作「オールウェイズ」!
もちろんチェーンマスターの映画館での封切りなので、同時期公開の作品の中では最も期待されていたのでしょう。
神戸でも1番の劇場だった阪急会館で公開されています。
公開日は1990年4月6日から5月11日まで。5週上映していますから、まあそこそこヒットはしたのでしょうね。
(この当時は4週くらいが普通。それ以下だとヒットしていなくて、それ以上だとヒット。)
「オールウェイズ」公開時のパンフレットには“日本劇場”と館名入りのパンフレットが存在します。
あと、1986年には日劇プラザ(日劇3)でオードリーにオファーが行った「愛と哀しみの果て」も上映されています。
「愛と哀しみの果て」は「華麗なる相続人」と同時期にオードリーにオファーが行ったのですが、オードリーのエージェントカート・フリングスが“オードリーを馬鹿げた冒険映画なんかに出演させられるか!”ということでオードリーの意向を無視して蹴ってしまった映画。
プロデューサーはオードリーに直接会っていて、オードリー自身はぜひやりたい!と言っていたようで、そのプロデューサーに「尼僧物語」のフレッド・ジンネマン監督に会いに行くように勧めています。
そこまでトントン拍子で、最後にカート・フリングスに会いに行って全てが駄目になったそうです。
「愛と哀しみの果て」と「愛と喝采の日々」はオードリーが出なかった後期のオファーの中では本当に残念な2大傑作。
これらに出ていれば、後期のオードリー映画ももっと高く評価されていたと思います。
今では「暗くなるまで待って」の後はユニセフの話になることが多いですもんね。
そして箱(劇場)自体は「オールウェイズ」よりも小さな日劇プラザですが、「愛と哀しみの果て」は3月8日〜7月4日まで4か月のロングランになっています。
この当時はまだシネコン的な運営ではなく、一日中同じ作品を上映していたので、4か月は相当なヒットだったとわかります。
「愛と哀しみの果て」はアカデミー作品賞などの賞を30個も取っていますし、他にもノミネートが27個あります(日本アカデミー賞も)。
その中にはアカデミー主演女優賞やゴールデングローブ賞の主演女優賞のノミネートも含まれています。
本当にオードリーが主演していれば…と思います。残念ですね。
TOHOシネマズ日比谷と入れ替わりに閉館となったのですが、チェーンマスターもそちらに移行したのでしょうね。
日劇はスロープが緩かったみたいなので、もしかしたら前の人の頭で見えにくかったかも…と思います。
日劇は日本劇場(日劇)→TOHOプレックス日劇→TOHOシネマズ日劇 と名を変え、続いてきた映画館でした。
歴史は大変古く、1929年(昭和4年)9月3日に着工、1933年(昭和8年)12月24日開業。
実演と封切りを兼ねた劇場として開場したそうです。
当初は1階席1060人、2階席540人、3階席463人の座席数2063人、定員は2920人だったそうです。
それ以外にも当時は立ち見もありましたから、混んでる時には4000人収容が可能だったそうです!
今では東京ですら1000人収容の映画館は存在しませんから、すごい規模だったんですね!
写真でも当時の劇場の様子が窺えますが、内装も豪華です!
戦争でも消失を免れ、再び実演と映画の封切りを再開。
ただし戦後しばらくして邦画の専門として活躍。洋画は1978年の「スター・ウォーズ」から再開されます。
そんな旧日劇も1981年2月15日で閉館。建て替えが行われ、有楽町マリオンが生まれます。
1984年10月6日に日本劇場(1008席)、日劇東宝(708席)、日劇プラザ(554席)として開場。
同年11月11日にオードリーともゆかりの深い「有楽座」と「日比谷映劇」という東宝のチェーンマスターの大劇場2館が閉館になり、東宝のチェーンマスター機能を担うようになったそうです。
この時期の大ヒットでは「タイタニック」や「ジュラシック・パーク」がなどがあるそうです。
特に「タイタニック」は日本劇場→日劇プラザ→日本劇場(再)と劇場を変えながら50週ものロングランだったとのこと。
2002年に1カ月かけて改装、日劇PLEXとして3月2日に日劇1(946席)、日劇2(667席)、日劇3(523席)にリニューアル。
2004年には全席指定に、2006年にはシネコン的な編成になったそうです。
2009年2月17日には最後のTOHOシネマズ日劇に改称。サービスがTOHOシネマズと統一化されたそうです。
さて、長々と日本劇場の歴史を書いてきましたけど、この日本劇場とオードリーとの接点があったのは1回だけ!
1990年公開のオードリー映画の遺作「オールウェイズ」!
もちろんチェーンマスターの映画館での封切りなので、同時期公開の作品の中では最も期待されていたのでしょう。
神戸でも1番の劇場だった阪急会館で公開されています。
公開日は1990年4月6日から5月11日まで。5週上映していますから、まあそこそこヒットはしたのでしょうね。
(この当時は4週くらいが普通。それ以下だとヒットしていなくて、それ以上だとヒット。)
「オールウェイズ」公開時のパンフレットには“日本劇場”と館名入りのパンフレットが存在します。
あと、1986年には日劇プラザ(日劇3)でオードリーにオファーが行った「愛と哀しみの果て」も上映されています。
「愛と哀しみの果て」は「華麗なる相続人」と同時期にオードリーにオファーが行ったのですが、オードリーのエージェントカート・フリングスが“オードリーを馬鹿げた冒険映画なんかに出演させられるか!”ということでオードリーの意向を無視して蹴ってしまった映画。
プロデューサーはオードリーに直接会っていて、オードリー自身はぜひやりたい!と言っていたようで、そのプロデューサーに「尼僧物語」のフレッド・ジンネマン監督に会いに行くように勧めています。
そこまでトントン拍子で、最後にカート・フリングスに会いに行って全てが駄目になったそうです。
「愛と哀しみの果て」と「愛と喝采の日々」はオードリーが出なかった後期のオファーの中では本当に残念な2大傑作。
これらに出ていれば、後期のオードリー映画ももっと高く評価されていたと思います。
今では「暗くなるまで待って」の後はユニセフの話になることが多いですもんね。
そして箱(劇場)自体は「オールウェイズ」よりも小さな日劇プラザですが、「愛と哀しみの果て」は3月8日〜7月4日まで4か月のロングランになっています。
この当時はまだシネコン的な運営ではなく、一日中同じ作品を上映していたので、4か月は相当なヒットだったとわかります。
「愛と哀しみの果て」はアカデミー作品賞などの賞を30個も取っていますし、他にもノミネートが27個あります(日本アカデミー賞も)。
その中にはアカデミー主演女優賞やゴールデングローブ賞の主演女優賞のノミネートも含まれています。
本当にオードリーが主演していれば…と思います。残念ですね。
TOHOシネマズ日比谷と入れ替わりに閉館となったのですが、チェーンマスターもそちらに移行したのでしょうね。
日劇はスロープが緩かったみたいなので、もしかしたら前の人の頭で見えにくかったかも…と思います。
2018年04月10日
横浜そごうの“SOGO PRESS”、SNSの紹介チラシ、映通社のチラシ
今日は横浜そごうのオードリー・ヘプバーン展に置いてあったオードリー関連のチラシなどをバタバタっと紹介。
まずは横浜そごうの“SOGO PRESS”。
おもて面は3/23から開かれるオードリー・ヘプバーン展の紹介で、裏面はそれに合わせた各階の商品の案内で、「ローマの休日」ふうスタイリングの写真。
実際展示会の入り口横で、オードリーのような細いマネキンに「ローマの休日」のオードリーふうのカツラを付けて、この衣装で展示してありましたが…。
もちろんここに来ていただいている方は本当にオードリーが「ローマの休日」ではいていたスカートはベージュだった事をご存知でしょうし、これを見てきちんと担当者は調べてないと言うのがわかってしまったのでちょっと嫌な気持ちになりました。
そしてこの衣装では絶対に合わないであろう帽子(カンカン帽)はマネキンの手に持たせていました。うーん…。
あと、ここにはジバンシィのランテルディが載っていますね!ただオードリーが愛したランテルディはその後調合が変わったと読んだことがあるような…。
ここでも“B.ランテルディ”と書いてあるので、もしかしたらオードリーの使っていたランテルディとは違うかもしれませんね。
それと下の方にはオードリー展と同時開催されるリカちゃんキャッスルと映画パンフレット・ポスターフェアの事も載っています。
その映画パンフレット・ポスターフェアを行う映通社だけのチラシもオードリー展を出たところに置いてありました。それが黄色いチラシ。
展示会場の物販コーナーを出たところにもいくつか飾ってありましたが、1階下のエレベーター前で販売してるというのでそちらも行って来ましたが、欲しいのは「戦争と平和」の初版ポスターだけでした。
でもそれも超高くて買えません。13万円くらいでした。
もともと映通社は物凄く高い値段で販売しているイメージがあって、僕ならここでは買わないかなあ〜。
「マイヤーリング」のパンフレット(1000円)も1300円で売ってました。
それに映通社には中学時代の苦い想い出もあるので、あんまりいいイメージは持っていません。
僕の持っているポスターやパンフレットも軒並み高い値段で売ってましたね。
それと、横浜そごうのオードリー展の撮影スポット横に置いてあったのがオードリー展に関するSNSを紹介するチラシ。
展示会公式のものなので、社名はないものの、おそらくクレヴィス社のものなのでしょう。
あ、それと物販コーナー横には“スイス・レマン湖畔でシネマと花の休日8日間” のパンフレットも飾ってありましたよ。目立たなかったけど…。
まずは横浜そごうの“SOGO PRESS”。
おもて面は3/23から開かれるオードリー・ヘプバーン展の紹介で、裏面はそれに合わせた各階の商品の案内で、「ローマの休日」ふうスタイリングの写真。
実際展示会の入り口横で、オードリーのような細いマネキンに「ローマの休日」のオードリーふうのカツラを付けて、この衣装で展示してありましたが…。
もちろんここに来ていただいている方は本当にオードリーが「ローマの休日」ではいていたスカートはベージュだった事をご存知でしょうし、これを見てきちんと担当者は調べてないと言うのがわかってしまったのでちょっと嫌な気持ちになりました。
そしてこの衣装では絶対に合わないであろう帽子(カンカン帽)はマネキンの手に持たせていました。うーん…。
あと、ここにはジバンシィのランテルディが載っていますね!ただオードリーが愛したランテルディはその後調合が変わったと読んだことがあるような…。
ここでも“B.ランテルディ”と書いてあるので、もしかしたらオードリーの使っていたランテルディとは違うかもしれませんね。
それと下の方にはオードリー展と同時開催されるリカちゃんキャッスルと映画パンフレット・ポスターフェアの事も載っています。
その映画パンフレット・ポスターフェアを行う映通社だけのチラシもオードリー展を出たところに置いてありました。それが黄色いチラシ。
展示会場の物販コーナーを出たところにもいくつか飾ってありましたが、1階下のエレベーター前で販売してるというのでそちらも行って来ましたが、欲しいのは「戦争と平和」の初版ポスターだけでした。
でもそれも超高くて買えません。13万円くらいでした。
もともと映通社は物凄く高い値段で販売しているイメージがあって、僕ならここでは買わないかなあ〜。
「マイヤーリング」のパンフレット(1000円)も1300円で売ってました。
それに映通社には中学時代の苦い想い出もあるので、あんまりいいイメージは持っていません。
僕の持っているポスターやパンフレットも軒並み高い値段で売ってましたね。
それと、横浜そごうのオードリー展の撮影スポット横に置いてあったのがオードリー展に関するSNSを紹介するチラシ。
展示会公式のものなので、社名はないものの、おそらくクレヴィス社のものなのでしょう。
あ、それと物販コーナー横には“スイス・レマン湖畔でシネマと花の休日8日間” のパンフレットも飾ってありましたよ。目立たなかったけど…。
タグ :展示会
2018年04月06日
そごう横浜店 オードリー・ヘプバーン展チラシ
写真展 “オードリー・ヘプバーン 〜今よみがえる、永遠の妖精〜” の今後の予定です。
・岡山天満屋
4月11日(水)~ 4月23日(月)
・高知大丸
4月25日(水)~ 5月6日(日)
・高崎タカシマヤ
4月25日(水)~ 5月7日(月)
・西武所沢店
5月9日(水)~ 5月21日(月)
・静岡伊勢丹
5月9日(水)~ 5月21日(月)
なんか全国展開になってますね。それと神戸と横浜で同時開催したので写真パネルが2セットできたからか、高知と群馬、埼玉と静岡が同時開催になってますね。
さて、今日はオードリー・ヘプバーン展のそごう横浜店でのチラシを紹介。
神戸大丸と同じ写真をメインで使ってますが、イメージカラーが違いますね。神戸はオードリーのイメージに近いピンク、横浜はオードリーというよりティファニーのイメージカラーに近いターコイズグリーンですね。
これ、横浜に「エクスラン・ヴァリーエ」を見に行くついでに横浜そごうで前売り券を買おうと思ったんですが、インフォメーションでこのチラシと“SOGO PRESS”なるものでオードリーの画像を見つけたので、それを貰いつつ “オードリー展の前売り券はどこで買えますか?”と訊くと、それまでの心斎橋大丸や神戸大丸とは違って、受付のお姉さんがあたふたして他の方に伺っている状態。
“あれ?おかしいな…”と思っていると、お姉さんが戻って来て言うには前売り券は無いとのこと。
えっ!と思ってこのチラシを見ると、入場料は540円(税込)。今までの京都・大阪・神戸大丸の入場料と違って格段に安い!
そっかー、安いから前売り券は無いんだねーと納得。
でもそれって今までの大丸さんがちょっとぼったくりってこと?アワワ…。
それと横浜そごうは会期中各日先着200名様にオリジナルポストカード(7種から1枚)をプレゼントだったそうです。
神戸大丸で有った5000円以上お買い上げで各日先着100名様にオリジナルショッピングバッグをプレゼント!は横浜そごうにも有ったみたいですね。ただし、横浜そごうはオリジナル紙バッグになってます。神戸のは紙だっったのかな?もらってないのでわかりません。
さて、横浜そごうでのオードリー展、事前にクレヴィス社に問い合わせてほぼ同数が展示される神戸とほとんど同じ、と聞いていたのですが、実際に横浜そごうと神戸大丸に行って見て来ましたけど、画像はかなり違いました。
神戸は「永遠のオードリーファッション」「女優オードリー・ヘプバーン」「大事にした時間」の三部構成だったのですが、横浜はァッション・映画・プライベートの三部構成。
うーん、似てると思うけど、かなり違うかったよ。神戸にはあった「戦争と平和」や「許されざる者」の写真は横浜には無かったしね。
そのかわり神戸に無かったレア画像が横浜にあったり。もちろんダブっているのも多かったけどね。
横浜では一緒に行った僕の友達に、神戸では一緒に行った母親と叔母さんとそのお友達にオードリーの写真の展示には書いてないことの解説をしてたんですが、内容が違うので臨機応変に話す内容も変えてました。
なお、「エクスラン・ヴァリーエ」を見に行った日に前売り券の事を尋ねた時にもらったチラシと、実際展示会に行った日にもらったチラシとではターコイズの発色が違いました。結構大部が掃けて、再刷したのかなーと思います。
ネットではわかりにくいかもしれませんが、1つはグリーンぽく、もう1つはブルーっぽいです。
なお、次回も横浜そごうで見つけたものを紹介します!
・岡山天満屋
4月11日(水)~ 4月23日(月)
・高知大丸
4月25日(水)~ 5月6日(日)
・高崎タカシマヤ
4月25日(水)~ 5月7日(月)
・西武所沢店
5月9日(水)~ 5月21日(月)
・静岡伊勢丹
5月9日(水)~ 5月21日(月)
なんか全国展開になってますね。それと神戸と横浜で同時開催したので写真パネルが2セットできたからか、高知と群馬、埼玉と静岡が同時開催になってますね。
さて、今日はオードリー・ヘプバーン展のそごう横浜店でのチラシを紹介。
神戸大丸と同じ写真をメインで使ってますが、イメージカラーが違いますね。神戸はオードリーのイメージに近いピンク、横浜はオードリーというよりティファニーのイメージカラーに近いターコイズグリーンですね。
これ、横浜に「エクスラン・ヴァリーエ」を見に行くついでに横浜そごうで前売り券を買おうと思ったんですが、インフォメーションでこのチラシと“SOGO PRESS”なるものでオードリーの画像を見つけたので、それを貰いつつ “オードリー展の前売り券はどこで買えますか?”と訊くと、それまでの心斎橋大丸や神戸大丸とは違って、受付のお姉さんがあたふたして他の方に伺っている状態。
“あれ?おかしいな…”と思っていると、お姉さんが戻って来て言うには前売り券は無いとのこと。
えっ!と思ってこのチラシを見ると、入場料は540円(税込)。今までの京都・大阪・神戸大丸の入場料と違って格段に安い!
そっかー、安いから前売り券は無いんだねーと納得。
でもそれって今までの大丸さんがちょっとぼったくりってこと?アワワ…。
それと横浜そごうは会期中各日先着200名様にオリジナルポストカード(7種から1枚)をプレゼントだったそうです。
神戸大丸で有った5000円以上お買い上げで各日先着100名様にオリジナルショッピングバッグをプレゼント!は横浜そごうにも有ったみたいですね。ただし、横浜そごうはオリジナル紙バッグになってます。神戸のは紙だっったのかな?もらってないのでわかりません。
さて、横浜そごうでのオードリー展、事前にクレヴィス社に問い合わせてほぼ同数が展示される神戸とほとんど同じ、と聞いていたのですが、実際に横浜そごうと神戸大丸に行って見て来ましたけど、画像はかなり違いました。
神戸は「永遠のオードリーファッション」「女優オードリー・ヘプバーン」「大事にした時間」の三部構成だったのですが、横浜はァッション・映画・プライベートの三部構成。
うーん、似てると思うけど、かなり違うかったよ。神戸にはあった「戦争と平和」や「許されざる者」の写真は横浜には無かったしね。
そのかわり神戸に無かったレア画像が横浜にあったり。もちろんダブっているのも多かったけどね。
横浜では一緒に行った僕の友達に、神戸では一緒に行った母親と叔母さんとそのお友達にオードリーの写真の展示には書いてないことの解説をしてたんですが、内容が違うので臨機応変に話す内容も変えてました。
なお、「エクスラン・ヴァリーエ」を見に行った日に前売り券の事を尋ねた時にもらったチラシと、実際展示会に行った日にもらったチラシとではターコイズの発色が違いました。結構大部が掃けて、再刷したのかなーと思います。
ネットではわかりにくいかもしれませんが、1つはグリーンぽく、もう1つはブルーっぽいです。
なお、次回も横浜そごうで見つけたものを紹介します!
タグ :展示会
2018年03月23日
スイス、モルジュ&トロシュナのオードリー観光案内
こちらも今度のオードリーツアーを企画した津屋さんにいただいたもの。
現地で置いてあるモルジュ&トロシュナのオードリー観光ガイドです。
オードリーが存命中にトロシュナもモルジュも行きましたが、その時は全くオードリーを観光に使おうなどとは考えてもいなかったトロシュナとモルジュですが、今は思いっきりオードリーを観光に使ってますね。
まあでも存命中ならそんな失礼なことは出来ないでしょうし、今となっては天国のオードリーも、愛したモルジュとトロシュナの為になるなら…と思っているかもしれませんよね。
体裁は観光地によく置いてあるパタパタと折られている蛇腹折りです。
そして表紙に当たる「シャレード」の画像が載っている部分を見ると…
ここはフランス語圏スイスなので、当然トップはフランス語。次が英語。そしてスイスならもう一つの言語であるドイツ語。
そして最後に日本語!で “オードリー・ヘプバーンの軌跡” と表記されています。
それだけ日本人のオードリーファンが訪れるんでしょうねー。
書いてある日本語はちゃんと日本語として成り立っています。迷惑メールなどで変な日本語になっているものがありますが、そういう怪しい日本語ではありません。きちんと日本人が校正したんでしょうねー。
ここで日本語では代表作として「ローマの休日」「戦争と平和」「ティファニーで朝食を」「マイ・フェア・レディ」が挙げられています。
「戦争と平和」に違和感を覚える人もいるかもしれませんが、公開当時オードリーの「戦争と平和」はきちんと高い評価を得ています。
そして日本でも海外でも大ヒット!アメリカでもオードリーの作品でその年のアメリカの興行収入ベスト10内に入っているくらい大ヒットしています。
オードリー作品でアメリカの公開年でベスト10に入ったのは、他には「尼僧物語」「シャレード」「マイ・フェア・レディ」だけなので、「戦争と平和」がここで入っていてもなんら不思議はありません。
4ヶ国語でのオードリーの略歴の紹介の他には、モルジュとトロシュナの地図が載っていて、オードリーにゆかりのある場所を紹介。
モルジュはメインの通り、オードリー展の開催場所、結婚式を挙げた場所など。
トロシュナはオードリーのお葬式があった教会、お墓の場所、家、オードリー広場が書いてあります。
現地で置いてあるモルジュ&トロシュナのオードリー観光ガイドです。
オードリーが存命中にトロシュナもモルジュも行きましたが、その時は全くオードリーを観光に使おうなどとは考えてもいなかったトロシュナとモルジュですが、今は思いっきりオードリーを観光に使ってますね。
まあでも存命中ならそんな失礼なことは出来ないでしょうし、今となっては天国のオードリーも、愛したモルジュとトロシュナの為になるなら…と思っているかもしれませんよね。
体裁は観光地によく置いてあるパタパタと折られている蛇腹折りです。
そして表紙に当たる「シャレード」の画像が載っている部分を見ると…
ここはフランス語圏スイスなので、当然トップはフランス語。次が英語。そしてスイスならもう一つの言語であるドイツ語。
そして最後に日本語!で “オードリー・ヘプバーンの軌跡” と表記されています。
それだけ日本人のオードリーファンが訪れるんでしょうねー。
書いてある日本語はちゃんと日本語として成り立っています。迷惑メールなどで変な日本語になっているものがありますが、そういう怪しい日本語ではありません。きちんと日本人が校正したんでしょうねー。
ここで日本語では代表作として「ローマの休日」「戦争と平和」「ティファニーで朝食を」「マイ・フェア・レディ」が挙げられています。
「戦争と平和」に違和感を覚える人もいるかもしれませんが、公開当時オードリーの「戦争と平和」はきちんと高い評価を得ています。
そして日本でも海外でも大ヒット!アメリカでもオードリーの作品でその年のアメリカの興行収入ベスト10内に入っているくらい大ヒットしています。
オードリー作品でアメリカの公開年でベスト10に入ったのは、他には「尼僧物語」「シャレード」「マイ・フェア・レディ」だけなので、「戦争と平和」がここで入っていてもなんら不思議はありません。
4ヶ国語でのオードリーの略歴の紹介の他には、モルジュとトロシュナの地図が載っていて、オードリーにゆかりのある場所を紹介。
モルジュはメインの通り、オードリー展の開催場所、結婚式を挙げた場所など。
トロシュナはオードリーのお葬式があった教会、お墓の場所、家、オードリー広場が書いてあります。
2018年03月18日
大丸神戸店 オードリー・ヘプバーン展チラシ&チケット
写真展 “オードリー・ヘプバーン 〜今よみがえる、永遠の妖精〜” の今後の予定です。
・大丸札幌店 <約150点>開催中!
期間:2018年3月7日(水)~ 3月19日(月)
場所:7階ホール
・大丸神戸店<約150点>
期間:2018年3月21日(水)~ 4月3日(火)
場所:9階大丸ミュージアム
・そごう横浜店<約150点>
期間:2018年3月23日(金)~ 4月2日(月)
公式サイトはこちら
今回はいよいよ始まる神戸大丸での写真展 “オードリー・ヘプバーン 〜今よみがえる、永遠の妖精〜” のチラシとチケットの紹介です。
期間は2018年3月21日(水)~ 4月3日(火)、場所は9階大丸ミュージアム。
実は大丸神戸店さんとオードリーというのは縁が深くて、2000年のフェラガモ主催のオードリー展もやってましたし、2007年にはオードリーをイメージに店内が展開されていました(こちらとこちら)。
そしてその2007年には「華麗なるハリウッド映画衣装展」という展示会もあって、オードリーが実際に着た「マイ・フェア・レディ」の家出シーンでの本物のサーモンオレンジの衣装と、ちょっと貧乏くさいレプリカでしたがアスコット競馬場での衣装も展示してありました。
神戸でのメインイメージは京都や大阪での写真とまた違いますね!こんな風に各会場で違う方が面白いです。
裏面も京都大丸や大阪大丸のものとは全く違うもの。
“プライベート編” “映画編” と分けていた京都と大阪と違って、神戸では全部の中から150点の抜粋版。
文章も変わるのは当然ですよね。
ただ…珍しい画像がことごとくカットされた写真集が約160点の掲載だったので、同じように珍しいものがカットされてしまうのでは…というのがとても不安ではあります。
それと!大丸神戸店では他店に無いことがあります!
開催期間中、オードリーの物販品を5000円以上お買い上げの方、各日先着100名様にオリジナルショッピングバックをプレゼント!だそうです。
僕は東京に行っているので、まあ貰えないでしょうけどねー…( ̄〜 ̄;)
それと…実は神戸店でのオードリー展開催の為に、エマ・ファーラーが再来日、大丸神戸店に来店する予定があったそうなんです!
諸事情で流れたそうですが、残念ですねー!
それなら代わりにルカ・ドッティ氏を呼んで欲しかったなぁ〜なんつって。
・大丸札幌店 <約150点>開催中!
期間:2018年3月7日(水)~ 3月19日(月)
場所:7階ホール
・大丸神戸店<約150点>
期間:2018年3月21日(水)~ 4月3日(火)
場所:9階大丸ミュージアム
・そごう横浜店<約150点>
期間:2018年3月23日(金)~ 4月2日(月)
公式サイトはこちら
今回はいよいよ始まる神戸大丸での写真展 “オードリー・ヘプバーン 〜今よみがえる、永遠の妖精〜” のチラシとチケットの紹介です。
期間は2018年3月21日(水)~ 4月3日(火)、場所は9階大丸ミュージアム。
実は大丸神戸店さんとオードリーというのは縁が深くて、2000年のフェラガモ主催のオードリー展もやってましたし、2007年にはオードリーをイメージに店内が展開されていました(こちらとこちら)。
そしてその2007年には「華麗なるハリウッド映画衣装展」という展示会もあって、オードリーが実際に着た「マイ・フェア・レディ」の家出シーンでの本物のサーモンオレンジの衣装と、ちょっと貧乏くさいレプリカでしたがアスコット競馬場での衣装も展示してありました。
神戸でのメインイメージは京都や大阪での写真とまた違いますね!こんな風に各会場で違う方が面白いです。
裏面も京都大丸や大阪大丸のものとは全く違うもの。
“プライベート編” “映画編” と分けていた京都と大阪と違って、神戸では全部の中から150点の抜粋版。
文章も変わるのは当然ですよね。
ただ…珍しい画像がことごとくカットされた写真集が約160点の掲載だったので、同じように珍しいものがカットされてしまうのでは…というのがとても不安ではあります。
それと!大丸神戸店では他店に無いことがあります!
開催期間中、オードリーの物販品を5000円以上お買い上げの方、各日先着100名様にオリジナルショッピングバックをプレゼント!だそうです。
僕は東京に行っているので、まあ貰えないでしょうけどねー…( ̄〜 ̄;)
それと…実は神戸店でのオードリー展開催の為に、エマ・ファーラーが再来日、大丸神戸店に来店する予定があったそうなんです!
諸事情で流れたそうですが、残念ですねー!
それなら代わりにルカ・ドッティ氏を呼んで欲しかったなぁ〜なんつって。
タグ :展示会